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Yamareco

記録ID: 1742122
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無雪期ピークハント/縦走
蔵王・面白山・船形山

泉ヶ岳

2010年05月03日(月) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
3.3km
登り
578m
下り
567m
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車

感想

泉ガ岳は言わずと知れた?仙台市民憩いの山。
スキー場、野外活動センターなど設備が充実しており、訪れる人も多いため案内標識の類は充実しており、道路も広く立派なので、なんの迷いもなく麓までたどり着く事ができます。

…というか、人多すぎ!

なんですか、麓の駐車場には車と人が溢れています!
天気がいいからなぁ…。人でごったがえす野外活動センターはスルーして、表コースの登山口へと向かいます。

泉ガ岳には、他にもいくつか登山コースがあるようですが、最短で山頂に着ける(…であろう)表コースをチョイスしました。
麓のにぎわいを見た後で、登山口の駐車場が心配でしたが無事に駐車できました。

登山口から5分ほど歩くと「薬師水」と書かれた水場…というか沢があります。
地図には水場標記されていましたが…飲めるの? これ…。道は、この沢を渡って先に続いていますが、水量も少なく浅いので難なく通過できます。

薬師水を過ぎると、登山道の傾斜が徐々に増していきます。
途中からは、急斜面の岩場となり、意外と登り甲斐がある道になってきました。
日光に熱せられた岩が、ジリジリと輻射熱を送ってきます。

心配したとおり、私は速攻でバテモードに突入してしまいました。
今年は冬の間も山に登って、体力がついたと思っていたのですが…やはり暑さに弱いのは体質的に変わらないようです。
毎年この時期、暑いのに体が慣れてくるまで苦労するんですよね…。

岩のぼりの途中に「胎内くぐり」という、大岩の下をくぐり抜ける場所があります。
引っかかりました…。
ザックを降ろせば何とかなりそうな気もしましたが、めんどくさいので諦めました。

細かいところが得意なツートンは難なくクリア…。
なんかちょっと悔しい…。
無駄にでかいとダメなのか…。
まぁ、迂回路があるので、ここを通れなくても山頂は目指せます(笑

この岩場地帯の上部でカタクリが群落を作っていました。
かなり広範囲に渡って斜面を彩っているので、なかなか見応えがありました。
踏み荒らし防止のためか、立入禁止のロープが張ってあります。
ショウジョウバカマも小さな群落を作っていました。

岩場の急傾斜を登り切ったところが少し広めの広場となっていて「ドーダン林」の標柱が立っていました。休憩するにはもってこいの広場です。我々も水分補給しながら休憩します。

ドーダン林の広場を出発し、もう一登りすると尾根筋にあがります。
この尾根沿いに、まだ大量の雪が残っていました。

時刻は昼過ぎ。気温も上がっています。
かなり腐れた雪を覚悟して一歩踏み出しましたが、まだ締まっていました。
尾根筋とはいえ、わりと急傾斜の残雪歩きとなります。

キックステップで進むのに丁度良い堅さの雪ではありましたが、たまにスリップしてずり落ちたり…3歩進んで1歩下がる…くらいでしたか。ここでもジワジワと体力を削られました。

山頂直下には、わりと新しめのお堂が建てられていました。中に安置されているのは薬師石像。最近になって、山頂近くの土の中から発見されたのだとか。こんなたくさんの人が訪れるであろう山で、長らく埋もれて見つからなかったなんて、なんだかミステリアスですね〜。

登山口から1時間40分ほどで山頂に着きました。
ここまで出会った登山者は、わずかに4〜5人。
静かな山頂を想像していたのですが、なにこの人の多さ…。

そうかそうか、みんなリフトがあるコースとかから登ってきたんだな…。
表コースは、名前に反して裏道なんだね、きっと。

山頂で軽くお昼御飯を食べ、景色を眺めて下山します。
眺望の方は、やっぱり霞がかってしまってぼんやりとしか見えません。
きっと空気が澄んでいれば、仙台の町並みまで見えるのでしょう。

帰りは、往路と同じ道を戻ります。
登りでだいぶ苦しめられましたが、下りはサクサクっと下ってしまいました。
残雪地帯なんて、登りは20分を要しましたが、くだりなんて5分未満ですよ。
思わず、登りの苦労はなんだったんだって思ってしまいます。

泉ガ岳表コースは、岩場あり、林間歩きありと変化に富んでいて登山者も他のコースと比べて少なく、静かな山歩きが楽しめるコースでした。
ハイキングではなく、少し登山っぽい感じで歩きたい人向けのコースですね。

胎内くぐりをくぐれなかったのが若干ショックではありますが…
楽しい山でした♪

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