伊予富士（送別登山で美しい霧氷と少し苦い思い出を）

2019年03月09日(土) [日帰り]

• GPS: 06:29
• 距離: 13.3km
• 登り: 941m
• 下り: 937m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:01
• 休憩: 0:37
• 合計: 7:38

8:38 寒風山(伊予富士)登山口
9:34 9:41 桑瀬峠
10:46 10:47 鷹ノ巣尾根分岐（仮称）
11:20 11:28 鞍部
12:05 12:11 伊予富士
13:31 13:33 鞍部分岐
13:59 14:12 伊予富士登山口
16:16 寒風山(伊予富士)登山口

予定より大幅にタイムオーバ。伊予富士ピストン（あわよくば寒風山に寄る）のつもりが、ピストンは危険と判断し、伊予富士よりUFOラインへ下り、UFOラインで戻った。

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

寒風山トンネル登山口まで車で移動

コース状況／危険箇所等

登山口までの車道は一部雪が残っておりスタッドレスタイヤ要
登山口から雪が積もっており軽アイゼン装着。途中急な斜面等では滑る箇所が多々ありアイゼン装着した方が安全

その他周辺情報

国道に出て道の駅で木の香温泉

写真

3/9 5:57

朝4:40頃車で迎えにきてもらいました。
6:00に瀬戸サービスエリアで休憩

3/9 6:38

6:38瀬戸大橋を渡ると日の出が見えました。

3/9 8:16

8:15寒風山トンネル登山口の駐車場に到着
UFOラインは3月まで冬季通行止めです。

3/9 8:34

準備をして8:37出発。登山口から雪が積もっており軽アイゼン装着。

3/9 8:42

木々の中雪道を進んでいきますが今回の主役のU君が遅れ始めます。進んでは待っての繰り返し。

3/9 9:26

とりあえず稜線の桑瀬峠まで先に登ります。
開けてきました。上の方には目当ての霧氷が見えます。
溶けないで残っていてほしい。

3/9 9:27

東方向には笹ヶ峰でしょうか白い大地が見えます。

3/9 9:28

青空の中進んでいくと

3/9 9:33

桑瀬峠到着　コースタイム50分ですが待ちながら進んだので60分弱かかりました。U君らを待ちます。

3/9 9:42

桑瀬峠からは堂々とした寒風山が見えます。
降りてきた人に聞くと霧氷は落ちてしまい日陰に少し残っている状態とのことでした。伊予富士は残っているか？

3/9 9:42

U君らが到着し伊予富士方面の稜線を進みます。

3/9 9:43

北方向には瀬戸内海が見えます。

3/9 9:43

寒風山と瀬戸内海。

3/9 9:52

稜線を進み振り返ると寒風山とその奥に笹ヶ峰

3/9 10:01

更に進むと霧氷が見えてきました。目当ての霧氷が見せれて良かったです。
他のメンバーにも以前三峰山に霧氷見に登り見れなかったリベンジの人もおり、全員感動。

3/9 10:13

見上げると霧氷の木々が

3/9 10:14

振り返り寒風山、笹ヶ峰、ちち山？のアップ

3/9 10:20

更に霧氷が。青空に映えます。

3/9 10:20

少し溶けかけですが太陽の光に照らされてキラキラ輝きます。
なんときれい！

3/9 10:22

太陽に照らされて霧氷がパラパラと崩れていく音がします。

3/9 10:22

霧氷と寒風山、笹ヶ峰、ちち山

3/9 10:23

太陽と霧氷

3/9 10:27

霧氷と笹ヶ峰
この後鷹ノ巣分岐ピーク手前でU君が足をすべらし危うく滑落の危機がありました。

3/9 10:45

鷹ノ巣ピークを越えると美しい稜線の向こうに伊予富士が姿を現します。

3/9 10:45

アップ

3/9 11:02

更にアップ。伊予富士は11月以来2度目ですが何度見ても迫力がある山容。

3/9 11:05

霧氷と伊予富士

3/9 11:07

稜線を歩くほどに近づいてきます。

3/9 11:11

振り返ると笹原の上の霧氷の木
こちら側は霧氷がありません。瀬戸内海方面から湿った風が吹きつけるのでしょう。稜線の反対側に霧氷ができる様です。

3/9 11:33

伊予富士を登り振り返ると歩いてきた稜線と寒風山。
稜線の片側のみ霧氷がついているのがはっきりとわかります。

3/9 11:41

更に登ると霧氷が増えてきましたが、あいにく雲も出てきました。強い風の中、時折太陽が雲に隠れ一気に温度が下がります。待っていると体温が下がるので先に登ります。

3/9 11:42

霧氷と寒風山他

3/9 12:12

12:11やっと登頂です。
U君は遅れて無事到着。

3/9 12:12

頂上から西方向には東黒森から瓶ケ森へとつづく稜線とその奥に石鎚山

3/9 12:14

石鎚山アップ

3/9 12:14

東黒森〜西黒森アップ
帰りはU君がピストンは無理そうなので東黒森への鞍部からUFOラインへ下りてUFOラインで戻ることとしました。

3/9 12:13

東方向には歩いてきた稜線と寒風山、笹ヶ峰、ちち山など

3/9 12:14

笹ヶ峰、ちち山アップ

3/9 12:13

北方向には瀬戸内海

3/9 12:13

南方向

3/9 13:10

東黒森方面へ下り振り返り伊予富士

3/9 13:19

東黒森方面のトラバース道には踏み跡がありません。
慎重に進みトレースを残します。

3/9 13:35

分岐へやってきました。ここから伊予富士を正面に見ながらUFOラインへ下ります。

3/9 13:55

新雪を踏んで下ります。

3/9 13:57

木の橋が崩れてロープが張っている個所がありました。
慎重に進みます。

3/9 14:00

階段を下りるとUFOラインです。

3/9 14:01

UFOラインからの登山口に無事下山。軽アイゼンを外します。
ここから登ればすぐに頂上に登れますが、あのきれいな稜線は見れませんね。

3/9 14:01

UFOラインは踏み跡なく真っ白

3/9 14:04

少し足跡を付けてみました。
この後後ろから来た人に抜かれ新雪のトレースを取られてしまいました。

3/9 14:13

U君も無事下山。安全なUFOラインを通り戻っていきます。

3/9 14:29

途中がけ崩れがありました。安全ではない様です。

3/9 15:06

トンネルをいくつもくぐります。

3/9 15:38

途中氷瀑まではいきませんが滝が凍っていました。

3/9 16:16

16:16　やっと登山口駐車に到着。やれやれです。予定より倍近くかかりました。

3/9 16:46

下山後国道までおりて道の駅併設の木の香温泉で汗を流しあたたまりました。

3/9 18:51

帰りは豊浜サービスエリアでサーロインステーキをがっつり頂きました。

撮影機器：

EOS 5D Mark II CANON

Xperia XZ1 SO-01K docomo SONY

装備

個人装備

ザック：３５ℓ＋ｻｲﾄﾞﾎﾟｹｯﾄ3.5ℓ×２<br />カメラ　EOS5Dmark2　EF28-105mmF4.0<br / 軽アイゼン装着

備考

軽アイゼンでは心もとなかったので１０本刃アイゼン持っていけばよかった

感想

Gen★chan

会社の後輩のU君が4月から東京帰任ということで送別登山として霧氷が見える伊予富士を計画し登ってきました。
天気は良く目的の霧氷も見せることができたのですが、以前大和葛城山や乗鞍岳に一緒に登った時は十分ついてこれていたので安心していたが、装備不十分と、聞けば最近運動していないとのことでかなりのスローペースとなった。
途中で足をすべらせ危うく滑落という状況もあり、更にペースダウンし、伊予富士頂上までコースタイム2時間20分のところを3時間半かかった。伊予富士頂上直下は急登が続くのでピストンで下るのは危険と判断し、頂上から比較的緩やかな下りの東黒森方面へ進みUFOラインへ下山。距離は長いが安全なUFOラインで登山口まで歩き、8時間弱もかかってしまった。
私自身も昨年11月以来2度目の伊予富士で前回はカメラを忘れてしまい今回一眼で霧氷が撮影できました。リベンジ？成功。また3月なので軽アイゼンで十分大丈夫とタカをくくっていたこともあり初心者を連れての冬山（もう春だが）の危険を再認識させる結果となった。
U君には霧氷を見せることができたが、同時に冬山の怖さも教えることとなった。
これに懲りず東京へ帰っても安全に山を楽しんでほしいと思った山旅でした。