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記録ID: 1755925
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ハイキング
蔵王・面白山・船形山

【平成31年早春宮城野山歩その1】青麻山【戊11.1】

2019年03月10日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
01:46
距離
5.1km
登り
564m
下り
570m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:30
休憩
0:16
合計
1:46
距離 5.1km 登り 570m 下り 570m
9:35
9:37
16
9:53
10:02
15
10:17
10:22
24
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
無線中継所登山口
コース状況/
危険箇所等
急登気味の道の他、特段問題無し。
青麻山〜あけら山間は笹薮茂る。
登山口までの車道が離合に難渋しそう。対向車と出会ったらご愁傷様。
無線中継所登山口から青麻山を望む。この登山口まで車で来るのが緊張する。カーナビに乗っていないし、離合も困難。
2019年03月10日 08:59撮影 by  XQ2, FUJIFILM
3/10 8:59
無線中継所登山口から青麻山を望む。この登山口まで車で来るのが緊張する。カーナビに乗っていないし、離合も困難。
落ち着いた、穏やかな道を、まず下っていく。
2019年03月10日 09:07撮影 by  XQ2, FUJIFILM
3/10 9:07
落ち着いた、穏やかな道を、まず下っていく。
新・分県登山ガイド[改訂版]では、雑木林と伐採地の奥に青麻山本体がスッキリ見えるのだが、初版から9年、植林された木も4m程に伸びた。
2019年03月10日 09:12撮影 by  XQ2, FUJIFILM
3/10 9:12
新・分県登山ガイド[改訂版]では、雑木林と伐採地の奥に青麻山本体がスッキリ見えるのだが、初版から9年、植林された木も4m程に伸びた。
それでも、所々で展望を得られる。
2019年03月10日 09:19撮影 by  XQ2, FUJIFILM
3/10 9:19
それでも、所々で展望を得られる。
いよいよ青麻山への登り。やや急な坂だ。
2019年03月10日 09:21撮影 by  XQ2, FUJIFILM
3/10 9:21
いよいよ青麻山への登り。やや急な坂だ。
出発地点の標高を超えた。
2019年03月10日 09:24撮影 by  XQ2, FUJIFILM
3/10 9:24
出発地点の標高を超えた。
青麻山
2019年03月10日 09:34撮影 by  XQ2, FUJIFILM
3/10 9:34
青麻山
山頂からは東側、平野部の展望が開けている。
2019年03月10日 09:36撮影 by  XQ2, FUJIFILM
3/10 9:36
山頂からは東側、平野部の展望が開けている。
笹薮の道を右奥の「あけら山」へ。
2019年03月10日 09:40撮影 by  XQ2, FUJIFILM
3/10 9:40
笹薮の道を右奥の「あけら山」へ。
雪の若干残る、あけら山。展望は無し。
2019年03月10日 09:52撮影 by  XQ2, FUJIFILM
3/10 9:52
雪の若干残る、あけら山。展望は無し。
新・分県登山ガイド[改訂版]で、あけら山までが紹介コースになっていたので、蔵王でも見えるのかと思いきや、これが精いっぱい。
2019年03月10日 09:56撮影 by  XQ2, FUJIFILM
3/10 9:56
新・分県登山ガイド[改訂版]で、あけら山までが紹介コースになっていたので、蔵王でも見えるのかと思いきや、これが精いっぱい。
新・分県登山ガイド[改訂版]には、「遠刈田方面に下る道は廃道」と書いてあったが、意外としっかりしていた。下った先は酷いのかもしれないが。
2019年03月10日 09:58撮影 by  XQ2, FUJIFILM
3/10 9:58
新・分県登山ガイド[改訂版]には、「遠刈田方面に下る道は廃道」と書いてあったが、意外としっかりしていた。下った先は酷いのかもしれないが。
青麻山に戻る。
2019年03月10日 10:02撮影 by  XQ2, FUJIFILM
3/10 10:02
青麻山に戻る。
青麻山に戻った後、
2019年03月10日 10:16撮影 by  XQ2, FUJIFILM
3/10 10:16
青麻山に戻った後、
青麻山から蔵王が見えないかと頑張ったが、この程度。木に葉が付いたら見えなくなるだろう。
2019年03月10日 10:20撮影 by  XQ2, FUJIFILM
3/10 10:20
青麻山から蔵王が見えないかと頑張ったが、この程度。木に葉が付いたら見えなくなるだろう。
仙台平野側を見返す。
2019年03月10日 10:20撮影 by  XQ2, FUJIFILM
3/10 10:20
仙台平野側を見返す。
蔵王は前日に十分見たので良しとしよう。そんなことより南無蔵王大権現。
2019年03月10日 10:22撮影 by  XQ2, FUJIFILM
3/10 10:22
蔵王は前日に十分見たので良しとしよう。そんなことより南無蔵王大権現。
露岩の展望台という所
2019年03月10日 10:27撮影 by  XQ2, FUJIFILM
3/10 10:27
露岩の展望台という所
無線中継所に戻る。帰路も対向車と出会うことなく、細い一本道を抜けることができた。
2019年03月10日 10:45撮影 by  XQ2, FUJIFILM
3/10 10:45
無線中継所に戻る。帰路も対向車と出会うことなく、細い一本道を抜けることができた。
分県登山ガイドも最新版を買うことにしよう。
2019年03月10日 10:46撮影 by  XQ2, FUJIFILM
3/10 10:46
分県登山ガイドも最新版を買うことにしよう。
撮影機器:

感想

宮城訪問2日目。天気予報では曇り(北部・南部では晴れ後曇り)ということだったのだが、朝食をとる食堂には朝の光が存分に射し込み、これは存外に晴れが続くのではないかと思わしめた。となれば、二日目も山行だ。

私が東北を訪れる気持ちの根底には「祈り」というものがあり、歩く山の選定にあたっては結構重要な要素となる。今回は、昨秋、奈良県吉野の金峯山寺で蔵王大権現と対面した縁から、蔵王方面、もっとも雪深い蔵王本体は難しいので、「蔵王の前衛にして蔵王より古い信仰の里山」(新・分県登山ガイド[改訂版]より)である、青麻山を歩くこととした。

【新・分県登山ガイド[改訂版]との違いに歳月の流れを感じる。】
今回の宮城の訪問で参考にしたのは表記の登山ガイドブックである。2016年版ではなく、2010年版のもの。
この版での青麻山紹介ページでは、「雑木林と伐採地の間に登山道がついている」とのキャプション付きの画像で青麻山本体が何物にも遮られることなく、スッキリとその姿を現しているが、現在、伐採地は植林済みで、木々は背丈の3倍くらい伸びている。もちろん山体は木の枝越しだ。
時が経てば、かくも様相は変わる。自然も人も。変わるのが自然。あらゆる事物が変わりゆくことは変わらない真実。「いつ来ても変わらない」という所はあるのかもしれないが、それでも僅かではあっても何かが変わっている。その微かな変化に気が付ける感性を持ち続けたい。そして、僅かなプラスの変化でも、そこに見出したら、それを大いに喜びたい。

【信仰・地縁・故郷】
今回歩いた青麻山はアプローチが大変だし、その割には他の低山群と比べて特別に何か飛び抜けたものがあるというふうには表面上見えない。しかし、実際には意外と人が訪れていた。これにはやはり信仰の山であるということが大いに影響しているのではないか。
信仰はまず祖神を祀るところから始まる。信仰は地縁の上で育ち、信仰によって地縁はさらに強まる。地の人に愛される山(神)が偉大にして、山(神)に見守られる地の人が幸いなる所以である。依って立つもののある所が故郷。依り立つものは人により違うだろうが、大体は地縁と紐づいている。
地縁を、依り立つものを失ったら人は根無し浮き草になるのか、それとも新天地に新たな地縁を見出すのか。千島列島旧島民の方々や、原発事故により故郷に帰ることができない方々の身上と重ね合わせて感慨に耽る。故郷の地から離れて地縁は保てるのだろうかと。そういった意味で、福島県大熊町の一部において今春避難指示が解除されることは小さいように見えて大きな一歩なのかもしれない。

【総括】
今回、蔵王の前衛を歩いた。次は蔵王の本峰を歩く番か。宮城県最高峰を震災直後の夏に歩いた時にちょろっと足を伸ばしただけだったが、秋田山行という形で、麓からがっつり歩くことをそろそろ検討することにしよう。

〜おしまい〜

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