もう少しで遭難!大山
- GPS
- 07:15
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 962m
- 下り
- 969m
コースタイム
- 山行
- 7:03
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 7:13
天候 | 曇り 山頂吹雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
天気予報を見るとあまり天候は良くなさそうでしたが、「行ってダメだったら帰ればイイか・・」のつもりで大山に向かいました。
23時頃駐車場に到着し朝まで車内泊します。
夜中に大きな雷と雪が降り出したので「明日は無いな」と思いましたが、以外にも翌朝は曇っているものの天候は安定しています。
行けるところまで行こうと支度をして登り始めました。
1200m辺りから登山道が氷と雪のミックスになってきたのでアイゼンを着用します。
六合目に到着しましたが風も比較的弱く安定していたのでしばらく休憩して山頂を目指すことにしました。
八合目辺りから少しずつ風が強くなり「山頂台地は吹雪と視界が悪いので引き返してきました」という登山者の方々と遭遇するようになり不安になります。
山頂台地に上り詰めると風は強いものの木道がかろうじて露出しているので山頂避難小屋を目指すことにしました。
が・・・暫く進むうちに吹雪が激しくなり(ブリザードみたいな)木道は完全に消失し視界0のホワイトアウト状態です。
さらに悪いことに、先行する大人数パーティの踏み跡があるはずなのに雪であっという間にかき消され方向が判りません。
しばらく小屋を目指して進んでみましたがどうも傾斜が違うようで、GPSで確認してみると石室方面に進んでおり(自分の感覚では弥山の元谷側を歩いていると思っていました・・・怖)、また悪いことに軌跡を見ると同じ所を周回しかけています。
GPSを頼りに弥山方面を目指して進むと避難小屋直下で登山者と合流し安堵しました。
GPSが無くあのまま進んでいたら遭難していたかもと思うとゾ~とします。
やはり雪山はGPS必須ですね。
帰りは同じように視界は悪いものの、ボヤ~と見える登ってくる登山者を目標に進むと迷うこと無く視界が安定する所まで下りることができました。
五合目辺りからは登るときには見えなかった元谷や宝珠峰が見えていたのでもう少し山頂に留まっていたら良かったかもしれません。
帰りに登山口近くの阿弥陀堂に寄り無事の下山をお礼しました。
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