入道ヶ岳〜展望の草原歩きと春の花探し


- GPS
- 06:27
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 1,093m
- 下り
- 1,102m
コースタイム
- 山行
- 4:15
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 6:08
しています。
◎花探しのため、山頂へ2回
登り直しています。
天候 | 快晴♪ 気温12度。 弱い北西風。快適。 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ナビは、「椿大神社」でセット TEL:059-371-1515 神社の奥の、椿渓谷キャンプ場駐車場・無料 一番上に停めましたが、直前箇所の道は 小枝が路面に散乱。キャンプ場真上がオススメ。 ◎新名神の延伸区間は、めちゃくちゃ便利です!! 今回の登山口までは、ICから10分程度。 他の鈴鹿の登山口も、ICまでの国道の渋滞イライラが 軽減されそうです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
井戸谷ルート・上り) [変化が楽しい道」 序盤は、崩落した岩ゴロの谷を 詰めてゆきます。 数回渡渉がありますが 手こずることはないかと 思われます。 NO6プレート以降は、川の流れが途絶え 風景が一変して、ササ原が広がります。 終盤まで、地形的には、沢地形ですが 森は、比較的明るく、歩きやすく 展望も優れていて、 「とても面白い道」だと思います。 頂上部) 「ササ原とアセビのトンネル」 ササ原歩きとなります。 傾斜もほとんどなく、歩きやすく 快適な草原です。 ところどころで、アセビのトンネルを 潜ります。ここのアセビは 三重県の天然記念物とのこと。 山頂と、北の頭ピークは、 海を見下ろす、開放的な 素晴らしい展望です。 白山、北ア、南ア、中ア、御嶽山 そして、近距離の、鈴鹿の山など ドーンと大きく望めます。 北尾根ルート) 「修行道のような急坂」 NO8プレートまでは、山頂台地の 一角。ゆるやかな草原歩きです。 その後は、一転して、急降下。 かなりタフな道です。 ところどころ、補助ロープがあります。 アセビの森と、杉の植林の中の 尾根道の下りは、展望が全く 開けず、単調で、 トレーニングと割切ったほうが よろしいかと。 途中に、愛宕神社があったり 石垣の名残があったりして この道が、山頂への、メイン道だと 推測しました。 上りで使うと、急坂ゆえに 登山的達成感が、 井戸谷からの道より 高いことでしょう。 |
その他周辺情報 | 鈴鹿の森庭園。しだれ梅祭り。 3月末まで。 http://www.akatsuka.gr.jp/group/suzuka/ |
写真
装備
MYアイテム |
重量:-kg
![]() |
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感想
3月18日(月),鈴鹿山脈南部の
「入道ヶ岳」に、登ってまいりました。
鈴鹿セブンマウンテンの一座であります、
こちら入道ヶ岳。
最後に登ったのは、7年前になります。
他の山への、周回の途中で、ササっと通過して
おしまい。以降は、登山対象外。
今回、久しぶりに登りたく思いましたのは
「白花ネコノメソウ」の情報を
ヤマレコで紹介いただき、ぜひ
見てみたく思ったためであります。
井戸谷ルート〜上り)
序盤の、沢の崩れっぷりは、
鈴鹿の他の山と同様で、
痛々しく、自然の破壊力を
見せ付けられます。
とても修復は不可能。
この日も落石を
目にしました。
注意注意。
やがて、徐々に、しっかりした沢の
地形になり、風景もしっとり。
気持ちが和んできたころ
唐突に樹林が途切れ
いきなり目に飛び込むのは、
一面のササ原。
このギャップは見事。
展望も開けて、
気分爽快。
初体験にて、一発でお気に入りの
道になりました。
ただ、お目当ての、白花ネコノメは
ゆっくり、探しながら歩いたにも
関わらず、全く見つけられず
花探しは、下山時に、チャレンジすることに。
山頂)
「大満足の展望」
この日は、全国的に、天気がいいことは
分かっていました。
ただ、気温も上がる予報だったので
展望は、諦めていました。
が、なんと、見えるべき山は
全部見えてるのではないかと
思える、素晴らしい展望です。
広々した山頂で、のんびりしながら
遥かに望む3000m峰と白山の眺めは
大満足の時間でした。
下り〜井戸谷途中まで・北尾根)
花を探しながら、のんびり下山開始。
第二目的の福寿草をまず発見。
この山で、ここにしかない
貴重な群落場所。
あまり踏み込まず、近寄らず、
手近な位置で楽しむようにして、
これ以上の踏み荒らしは、
やめにして頂きたいものです。
さらに下りますが、一向に
白花ネコノメソウは見つかりません。
そもそも、上りで全く
見つけれなかった花が
下りで見つけれるのか
不安になってきました。
「見逃してるかも」
そこで、山頂へ一旦上りなおして
「北尾根」を下ってみることとしました。
初体験の道ですが、
地形図見ますと、沢の源頭部の
真上を連続して歩くように
見て取りましたので。
こういう地形なら、ネコノメソウが
必ずあるはずと信じて。
ところがどっこい、沢とは全く無縁な
名前通りの、尾根歩き。
ネーミングには、やはり根拠が
あるものだと実感です。
8番までの、稜線歩きは
すこぶる快適でした。
その先の、沢地形も予感できました。
しかし、行けども行けども
沢の気配すら全くない道。
ネコノメソウなど、ありえない景色。
しかも、すごい急坂。
これには参った。
ヘトヘトになりました。
下山後の林道歩きで
ミヤマカタバミを見つけれたのが
救いとなりました。
次回、周回する機会があれば
北尾根は、上りで使おうと
決めたのでありました。
足場は、とてもしっかりしてるので
雪山では、重宝しそうだと
思いました。
下山後に立ち寄った、
枝垂れ梅祭りでは
まさかのアカヤシオと
河津桜も楽しめました。
今回の、入道ヶ岳登山、
山中では、お目当ての花を
発見出来なくても
展望、福寿草、草原歩きなど
充実した登山ができました。
標高900mの低山ですが
いろいろ、魅力ある山だと
思いました。
こまきさん こんばんは
僕が入道ヶ岳の北の頭からの眺望は鈴鹿で1番ですよといった意味が分かりましたか?目の前に広がる鎌ヶ岳ヶと御在所、そしてはるか遠くには御嶽山や北アルプスの山々に白山と素晴らしいですよね。あぁ〜僕も見たかった。
何でも井戸谷コースは「花の井戸谷コース」と呼ばれているみたいでいろんな花が咲いているようです。(これまた僕はすべて見逃しましたが)仰る通り変化にとんだいい道ですよね。北尾根コースもご推察通りメインルートです。僕も先日初めて下りで使いましたが登りの方が楽です。
積雪期でも大丈夫です。でも避難小屋から馬酔木の森まで結構な急坂ですよね。
入道ヶ岳はついつい忘れがちな山ですが、鈴鹿7マウンテン随一のおおらかな山頂だと思います。(天気が良ければ・・・)
2日前の記録を、大いに参考にさせていただきました。
北の頭は、すこぶる展望がよろしいですね。
山頂より、少し高くて、東寄りなので
北側の展望が素晴らしいですね。
今年は、真冬でも、展望には恵まれない
ことが多かった鈴鹿の山ですが
春先に、見事な展望を得ました。
井戸谷コースは、沢沿いで
花の種類が多そうですね。
鎌ヶ岳の長石谷ルートを連想しました。
北尾根は、下りは、かなりタフですね。
上りのほうが、たぶんラクですね。
雪山は、今回の逆周りをして、井戸谷を
シリセードできちゃうのかなと
地形見ながら思いました。
近くの、御在所、鎌は、年3回
定番で行ってましたが、入道は、なかなか
足が向かず、久しぶりでした。
ルートも多彩で、また、いろいろ楽しみたく
思います。
こんにちは。
いつも心がけの良いkomakiさんらしく、絶好の登山日和ですね
白山から北・中央アルプスまで、素晴らしい展望です。
福寿草の黄色と梅や桜の桃色も、春爛漫にピッタリです
入道は山頂が開けていて、天気が良い日は最高でしょう。
シロバナ、私もここではまた見ていないのです。
チャレンジしようと毎年思うのですが、花粉の恐怖に腰が引けてしまってます
なかなか天候と休日がかみ合わず
晴天確実なこの日を逃すのが
もったいなく思い、出かけました。
展望は、高温予報でしたので
期待薄でしたが、まだ冷え込みが
残ってたようで、はるか遠い
山が、たくさん見えました。
海を見ながら食事ができる
山頂の雰囲気もよろしいですね。
もっと早く、この山だけの
登山を、しておきたかったものです。
シロバナネコノメソウ、この日の
レコをUPされてる方は
皆様ちゃんと発見されてて
羨ましく思います。
果たしてどこにあったのやら。
komakiさん、またしても晴れを引き当てましたね
今年の休みは晴れてばっかりの様な感じですね
シロバナネコノメソウのレコ、僕も拝見しました
今度の日曜に再計画した藤原を入道に変更しようかな
と一瞬迷ったくらい、僕も見てみたい花です
第一目標は残念でしたが第二はバッチリGETですね
でも、それ以上にお天気が羨ましいですよ
我が家は今年、2度鈴鹿計画し2度とも現地敗退ですから
遠征がなかなか出来ずに、近場の山が
多いので、特に、晴天狙いに徹してます。
日曜日のお天気は、本当お気の毒でした。
こちら入道でも、道に雪が残って
ましたので、北部に藤原やいかに?ですね。
来週のご訪問、レコお待ちしてます。
今のところ、お天気上々ですね。
シロバナネコノメは、藤原にも
あるらしいですよ〜いなべ市の公式HPに
出てました。
ミノコバイモも、咲いてるのが
あるらしいです。
たくさん、ご覧になれますように!!
komakiさん、こんにちは。
こんな天気の日の山登り、羨ましいです。かく言う私はというと、日頃の
おこないの悪さのため、あまり天候には恵まれない山登りばかりです
鈴鹿方面も高速の開通により、我々の方面からのアクセスが非常に
楽になったと思われますので、ヒルの出ないうちに行きたいと思っては
いうのですが、そうは問屋は卸してくれないのが現状です
こちらにもシロバナネコノメソウが咲いているんですね。私は、以前ご一緒
させていただきた御池の時に見ただけです。もう一度見てみたい花ですね
藤原岳のお天気は残念でしたね。
もう、雪は降らないと思われたのに
よりによって、kameさんたちご一行が
出かけられる日にとは、お気の毒です。
新名神の延伸区間のICは、登山者向けに
作ったのでは?と思えるくらい
鈴鹿の山の、登山口に、ダイレクトで
たどり着けますね。渋滞必須区間の
四日市IC付近を通りませんし。
谷ルートは、GW前、尾根ルートで
5月半ばが、鈴鹿のタイムリミットですね。
ヒルの存在は、困ったものです。
白花ネコノメソウ、かなりキョロキョロして
登ったのですが、発見できずでした。
御池岳のように、プロご同行じゃないと
僕には無理かも
komakiさん
こんばんは
sugi師匠には失礼ですがkomakiさんは持ってますね😃
ドンピシャの天気に恵まれ眺望よろしく何よりでした。師匠やtoshiさんが羨むのもわかります。入道は師匠と登った4年半前久々に椿大神社に御詣り兼ねてお邪魔したいものです🤗
井戸谷の上りと山頂で吹雪かれたら
かなり冷えるだろうなと思いました。
この日は、気持ちいい草原
でしたが、風の通り道であろう
地形と植生でした。
椿大神社は、ご利益ありそうな
神社ですね。平日でしたが、お参りの方で
賑わってました。
他の鈴鹿の山で、これから、色んな
見所が増える時期ですが
入道ヶ岳も、見所多そうですよ。
ぜひ、いかがでしょうか。
時期的にフクジュソウ、ネコノメソウが引き立っていますね。
これらをきれいに撮影するのは至難の業でしょう(´;ω;`)
いいお天気で何よりでした。
おつかれさまでした
ネコノメソウは、地味な花ですが、ボリューム
たっぷりに群落してて、沢に春が来たなと
感じる花ですね。
福寿草も、鈴鹿では北部がメインな中、
遠く離れ、入道の群落地は
貴重ですね。
お天気に恵まれ、楽しいハイキングが
できました。
komakiさん 今晩は。
入道の北尾根は登山を再開した折、初めて歩いたコースです。
馬酔木の茂みを抜けた笹原で目に飛び込んで来た御在所〜釈迦の眺めに
また、「鈴鹿に戻ってこれた」という思いを強く感じた記憶があります。
山中でお目当ての花を見つけるのはむつかしいだけに、出会った喜びは
ひとしおです。
私も木和田尾の節分草のコバを特定するのに3年かかりました。
また出かける理由ができましたね。
入道ヶ岳の、北尾根は、onetotaniさんにおかれまして
記念碑的な存在でいらっしゃるのですね。
仰るように、上りですと、長く続く樹林帯から
劇的に変化する山頂部と、そこからの
展望は、感激が大きいことでしょう。
今回、下りで使って、しんどさばかりが
印象に残ってしまいましたが
次回は、逆周りでと思ってます。
白花ネコノメソウは、全く見つかりません
でしたが、これもまた、もう一度登りなさい!!
という、山からのメッセージかも
しれませんね。ネットの情報に頼らず
自分の足で、山の魅力と歩きの魅力を
ゆっくり楽しみながら
花探しをしたく思います。
komakiさん、こんばんは。
前回のレコでは、大変お世話になりました。
本当にありがとうございました。
遭遇した事が無い、レアな花々が咲くお山ですね。
シロバナネコノメソウは残念でしたが、
スズカカンアオイはお見事!
しかし、何とも不思議なお花ですね。
自前の植物図鑑に、是非加えたいと思いました(笑)
シロバナも、ハナネコノメと対比させて載せたいお花。
伊吹山共々、課題が増えるばかりですよ。
最近は山業頻度が高まり、山歩きを謳歌されているご様子。
花レコの季節に入り、komakiさんのシーズンとなりましたね!
今回の登山で、自分も、野鳥を見かけたので
撮影に挑戦しましたが、全く撮影できません
でした。森の中にいる鳥を、撮影できるテクを
ご伝授いただきたいものです。
スズカカンアオイは、葉っぱを見た瞬間
「カタクリかも」と思って、落ち葉を
掻き分けてたら、花があって驚きました。
和菓子みたいな質感の、不思議な
花ですね。ハナネノメもきれいな
花ですよね。白い宝石と例えられるのも
なんとなく納得です。
例年ですと、まだ、残雪追っかけてる時期ですが
今年は、完全に花モードです。
次の狙い目は、春の大本命、「桜」です
なんと、空気ぬるむ春先に、鈴鹿の南部1000m未満の地点から、150辧200厠イ譴3,000級がズラリ
恵那山の右だとおしゃる写真15の南アは、だとすると赤石あたりになるのでしょうが、その辺は西南西から見ると、兎〜大沢岳のピークも手前に重なり複雑にみえるはず。だとすると右端の真黒いピークが聖?もう少し稜線や支稜のディテールがはっきりしてれば同定できそうですが・・・・。
それに比べて北ア・中ア方面はくっきりですね。北アは不案内ですが、写真13は右端穂高から左に槍〜南、ちょっと低い三俣蓮華付近を経て黒部五郎、そして左が薬師っぽく見えますが・・・・。
PS 苔の一枚、素敵です
ポカポカ陽気で、しかも、鈴鹿でも最南部ですので
北側の展望は、あまり開けないと思って
ました。穂高の右は、大キレットですよね。
その北側は、槍ヶ岳が、はっきり見えますと
同定に便利ですが、どうもイマイチでしたが
白く大きなカール地形は、やはり
黒部五郎そして、薬師ですよね。。
南アは、平野部ごしなので、霞んで
しまってますが、聖辺りなんですね。
ご教授ありがとうございます。
訂正させていただきます。
コケと黒石は、しっとりした
庭園のような眺めでした。
komakiさん、こんにちは。
贅沢な日でしたね
快晴の天気のなか、遠くの山に手が届きそうです。
今回は見つけられずに残念ですが、
シロバナネコノメソウも咲いてるんですね
それでも、花がたくさん
新名神が開通して、車だと鈴鹿が近くなりましたね、
皆さんが、お仕事されてるであろうこの日
ちゃっかり、青空登山を楽しんで
まいりました。平日でも、けっこうな賑わいでした。
シロバナネコノメソウ、皆様のレコには
いっぱい登場してるのに、一輪も
見つかりませんでした。実物を見たことが
ないと、小さな花は、難易度高いですよね。
カンアオイが見つかって、ラッキーでした。
今まで、ICから登山口まで
とくに夕方は、大渋滞だった
鈴鹿の登山口が、ずいぶん近くなりました。
今後も、折をみて、訪問したく思います。
komakiさん、こんにちは。
開放的な笹原ルートは見晴らしもよくていいですね〜
シロバナネコノメソウを見つけられなくて残念でしたが、
まさかのアカヤシオとの遭遇!これには驚きました。
私も昨年3月にアカヤシオと対面したとき、何の花か
一瞬戸惑いました。
不意打ちは判断能力をフリーズさせてしまいますね。
他にも嬉しい誤算がいろいろあったようで、高揚した気持ちが
伝わってきました。
枝垂れ梅祭りの梅の絨毯はお見事!
こんな光景、一度は見てみたいです。
しだれ梅の庭園なので、梅しか見れないと
思いきや、桜にツツジ、さらには
アカヤシオまで見れて、入場料の
元をとった思いです。
登山者が、山の中でしか鑑賞できない
アカヤシオが、広く知れ渡る機会になれば
いいなと思いました。
梅園全体が、春らんまんな雰囲気でした。
次は、山で、樹木系の花が
ワンサカと、いっぱいな景色を
見てみたいですね。
今から楽しみです。
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