三ツ岩岳（下大戸沢登高−夏道滑降）

2019年03月17日(日) [日帰り]

• GPS: 10:01
• 距離: 16.1km
• 登り: 1,363m
• 下り: 1,376m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:38
• 休憩: 0:24
• 合計: 10:02

距離 16.1km 登り 1,377m 下り 1,376m

7:58 スタート地点
15:22 15:38 三岩岳
15:50 避難小屋
16:14 旧道分岐
17:20 17:28 国体コース入口(旧道)
18:00 ゴール地点

登りに思いのほか時間がかかりました

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

下大戸沢から登高、夏道を滑降しました。下大戸沢はスノーブリッジはなく、2か所渡渉が必要です。中ノ沢と三ツ岩沢間の尾根に取りつきましたが、雪は安定していたもののかなり急登で、一か所雪壁があり切り崩して越えました。その後しばらくはシール登高は斜度が急過ぎたのでツボ足ラッセル（膝）でした。沢自体はデブリの形跡があり、軽く雪に覆われているのと、沢床穴が隠れている可能性がありますので、沢筋は危険と判断し、滑降は夏道を選択しました。夏道の滑降自体はパウダーで快適でしたが、1308mhの小ピークから下はクラストしておりターンの難しい雪質でした。一応、登山口まで雪がつながっておりメンバーの一人は登山口までしつこく滑りましたが、他2名は標高950mh付近からスキーを担いでツボで下山しました。夏道近くは5台ほど駐車スペースあり。下大戸沢付近はあまりなく、少し離れた脇を除雪していた箇所に駐車しました。

その他周辺情報

夏道登山口近く、「窓明けの湯」がリニュアールオープンしており気持ちよかったです。営業時間は19時まで。大人650円です。

写真

3/17 7:59

下大戸沢からすこし離れた場所に駐車。ここからシールをつけて登山開始。

3/17 8:31

沢の下部はこんな感じ。最初は左岸から

3/17 8:42

途中渡渉して右岸。行けるところまで行きます

3/17 8:55

2回目の渡渉。この時期なら例年埋まっていると思うのですが

3/17 9:04

950mh付近の沢の状態です

3/17 9:30

桑場小沢出会い手前で。地形を確認

3/17 10:19

正面は三ツ岩沢。左の尾根が中ノ沢-三ツ岩沢間の尾根になります

3/17 10:29

今シーズン、板を新調しました。シーズン初だったのでどうしてもデビューさせたくて。。。ブンリンオリジナルのスキーアイゼンを装着しています。ビンディングの前にセット

3/17 10:44

尾根の急登。アイゼンをつけるとかなり攻められます。

3/17 11:19

一気に標高を稼ぎます

3/17 11:29

ちょっとわかりにくいですが、雪壁が目の前に

3/17 11:37

雪を切り崩して乗り越えます

3/17 12:01

雪壁を超えても急斜面が続きます。スキー板を担いでツボで登高

3/17 12:13

薄曇り。遠景もちょっとパッとしないが高度感が出てきた

3/17 12:15

ラッセルが続きます

3/17 12:37

ラッセルが続きます。その2

3/17 14:15

もうすぐ稜線。この辺はシール登高ができたが、ガスが出てきて眺望もなくひたすら足を前に進めるのみ

3/17 14:31

稜線に出ました。ここから三ツ岩岳を目指します。時折ガスが晴れます

3/17 15:04

稜線沿い、東面の雪庇に近づかないように気を付けて歩きます

3/17 15:06

パッと晴れた瞬間

3/17 15:11

晴れるときれい

3/17 15:22

三ツ岩岳山頂に到着。すでに15:30

3/17 15:36

いよいよ滑降です。GPSを確認し夏道の方向を定めます

3/17 15:38

パウダー！深くはないけどこの滑り出し、至福の時！自分のシュプールに自己満足

3/17 15:39

仲間も続きます

3/17 15:40

仲間も続きます。その2

3/17 15:41

まだまだ滑降は始まったばかり

3/17 15:41

登りの苦労もどこへやら。どんどん高度を下げます

3/17 15:44

快適な斜面が続きます。多分、本日入山した他パーティのシュプールがあります。目印にさせていただきました

3/17 15:47

陽も傾いてきました

3/17 15:47

どんどん行こう

3/17 15:52

ちょっと暗くなってきました

3/17 15:55

でも明るいうちには下山できるでしょう

3/17 16:00

登りにはこのルートを使っていないので、このバーンを見た瞬間感激しました。先行者のシュプールがうらやましい

3/17 16:05

この大バーンは動画撮影なので滑降シーンはありません

3/17 16:23

標高が下がって樹林帯。このあたりはまだしっかりターンができたが、どんどん雪質が悪くなり、クラストでのターンがままならない。あとは撮影もままならず

3/17 17:23

やっと国道に到着、下山完了です。ここから空身で車を取りに行きました

撮影機器：

TG-5 OLYMPUS CORPORATION

装備

共同装備

ツエルト アマチュア無線機

感想

MojavePoint

三ツ岩沢のカールの滑走を思い描いていたので、このルートを選択しましたが、苦行でした。今シーズン初山スキーにはちょっとつらかった。