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Yamareco

記録ID: 1764930
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無雪期ピークハント/縦走
東北

宇霊羅山

2007年10月21日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
3.2km
登り
423m
下り
416m
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2007年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車

感想

10月21日、岩泉にある宇霊羅山に登ってきました。

岩泉到着後は、国道から住宅街へ、住宅街から林道へと車を進めます。
林道と登山口の分岐点に数台の駐車スペースがあるとの事前情報を得ています。
もし満車で離れた所に車を停めなければならなくなったら時間的にもアウトだな〜と思っていたのですが、運良く駐車場に車の姿はなく、無事に車を停めることができました。

12時30分、登山開始です。12時30分て…。
登山口から山頂までの標準コースタイムは1時間30分。
休憩と復路と合わせて、3時までには下山したいところです。
何れにしろ、山の中でゆっくり出来ないし、気持ちに余裕が無くなりそうなので
やはり山は早い時間に登るに限りますな〜。

登山口標記のある場所から少し先までは、細いですが車でも入れる道が続いています。ただ、民家なのか作業場なのかわかりませんが、いずれ私有地っぽい所に通じているので駐車場が無いからといって入り込まない方が良いかもしれません。

この建物を見下ろす形で、登山道は山の中に分け入っていきます。
途中までは細いながらも一本の山道で、10m置きくらいに赤テープや標柱などがあり安心して歩けます。
ところが、途中からはいくつのも作業道が分岐しており、その双方に赤テープがあったりしてなかなか悩ませます。

おおざっぱに言えば、常に左の道へと進めば正解の登山道へと進むことができるはずです。(ただ、不明瞭ながらも道らしきものがあったり、下草の状態によって見えたり見えなかったりする道が私が確認した以上にありそうな感じもするので、もしこれから行く方がいましたらお気を付け下さい)

岩が目立つ急坂にぶつかったら「正しい道にきた」と思って良いかと思います。
ここから一気に高度を稼ぎます。
とがった岩があちこちに顔を出している道は、なんとも滑りやすそうなのでゆっくり慎重に登ります。
登りより下りが怖そう…。尻餅ついたらお尻が割れてしまいそうです…。

細く険しい山道ですが、いたるところにロープが設置されていたりと、それなりに整備されています。
岩泉の学校登山などで登る山だと聞いたことがありますが、この道を大人数で歩くのはちょっと嫌かなぁ。
転んだらかなりの確立で滑落するような気がするんですよね…。

30分程かけて、この滑りやすい急斜面を突破すると山の肩に到達できます。
ここから左に抜けると尾根伝いの道、直進すると沢のような窪地を辿る道となります。どちらも途中で合流しますが、登りは尾根伝いの道を選択しました。

このあたりから木々の梢の向こうに、岩泉の街並みが見えてきます。
生い茂った木が邪魔をして、なかなか視界がクリアーにならないのですが登山道から1m向こうは実は切り立った断崖絶壁!
生い茂った木のおかげで、あまり高度感を感じなくて済むとも言えます。

ついに木が途切れて、良好な眺望を得られる場所に来ました。
お゛お゛お゛お゛お゛お゛!
やはり、すぐ足元は断崖絶壁ではないですか!

しばらく景色を楽しんだあと、山頂を目指してさらに登っていきます。
進行方向左側は断崖絶壁。高度を増す毎に右手の斜面も切り立ってきます。
木が生い茂っているからあまり感じませんが、これが草地や裸地だったらかなーり股ぐらがスースーしそう…。

登山開始から1時間10分で宇霊羅山山頂に着きました〜。
ぶっちゃけ、あまり眺望は良くありません。
とくにピークハントにこだわりがなければ、展望台の所まで登れば十分な気がします。私も記念写真を撮影し、山頂付近をウロウロしましたが特筆すべき何事もなく、すぐに下山の途につきました。

展望台の所まで戻って、お湯を沸かしコーヒーとスープなどをいただきつつ遅い昼食としました。さすがに「正しい飲み物」という季節でもなくなってしまいましたが、山で飲むコーヒーも格別です♪

ちょっとゆっくりしすぎてしまい、再度出発したのが2時30分(^^;
せっかく登りで巻いたのに、思いっきり押してしまったではないですか。

下りは窪地経由の道を選択しました。
こちらは眺望はまったく得られませんが、ふかふかの落ち葉が一面に敷き詰められており下る分にはすこぶる歩きやすく、ほとんど駆け足で一気に下りました。
登りに10分以上費やした区間を、下りはものの2〜3分で済みました。
下山時はこちらの道がお勧めです。

道が北側の斜面に面しているため、3時を前にしてどんどん薄暗くなっていきます。
山で日が暮れていくことほど心細いモノはないですよね。
それでも滑りやすい足下に気を配りながら下山します。

結局3時ジャストに車を置いた場所に戻ってくることができました。
途中で道に迷ってウロウロしたり、上でゆっくりしすぎたりしたわりには
当初の想定時間に帰ってくることができました〜。

帰りがけに岩泉駅前から、たった今登ってきたばかりの宇霊羅山を眺めました。
あの崖っぷちギリギリのところに行ってきたんですね。
下から見ても、なかなかすごい景色です。

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