笹子から笹子雁ヶ腹摺山&大谷ヶ丸&を経て米背負峠からやまと天目山温泉へ
- GPS
- 09:01
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 1,986m
- 下り
- 1,617m
コースタイム
- 山行
- 7:27
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 9:00
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山路の雪はほとんど消えており、大谷ヶ丸〜米背負峠の区間のみ薄っすらと雪が残っていた。コース全体の標識は整備されており、道迷いの心配はいらない。米沢山の手前の急な登り区間には、鎖が設置されているが、手掛かりが多く鎖はほとんど使わなくて登れる。大谷ヶ丸の登りは、急斜面で足元が滑りやすいため、注意して登りたい。米背負峠〜登山口の区間は、冬季の積雪等による枯れ枝が登山路を塞いでいる個所があるため、注意して通行したい。 |
その他周辺情報 | やまと天目山温泉:入浴料510円(市外大人)お湯は、PHPH10.3の強アルカリ性のお湯(加温)でつるつるしており、名湯である。 |
写真
装備
個人装備 |
軽アイゼン(今回は使わなかった)
|
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感想
今回は、昨年大菩薩嶺の石丸峠〜米背負峠間の赤線を笹子駅まで伸ばすため、笹子〜笹子雁ヶ腹摺山〜お坊山〜大谷ヶ丸〜米背負峠間を縦走した。当初米背負峠〜大谷ヶ丸〜お坊山〜笹子雁ヶ腹摺山〜笹子の方向で歩く計画を立てたが、米背負峠からのスタート時刻がやまと天目山温泉へのバス便の制約で遅くなってしまうため、逆方向で歩くことにした。
山岳会の仲間(AさんとTさん)と一緒に7:06に笹子駅に着く電車で笹子駅に降り立ち、7:14に出発した。
この日は、快晴だったが、寒気が入り更に10m/s 程度の風が吹いており、体感気温は-6度C程度だった。新中橋から登山道に入り、笹子雁ヶ腹摺山を目指した。尾根道に出ると、谷から吹き上げてくる冷気で体温が上がらなかった。しかし、高度を上げると、樹林越しに真っ白い雪を被った富士山の姿が見えてきて、テンションが上がった。9:07に笹子雁ヶ腹摺山に到着した。山頂からは、富士山のみならず、南アルプスの甲斐駒ヶ岳〜荒川岳が綺麗に見え、素晴らしい眺望を楽しむことができた。
ここからは、米沢山&お坊山への縦走路、数百m下って数百m登るという繰り返し、米沢山への登りは、特に急で鎖が現れたが、登山路の岩場のホールドも沢山あり、鎖は使わなくても登れた。米沢山を10:27に出発し、11:00にお坊山に着いた。お坊山山頂は、南アルプスの眺望が素晴らしかったため、ここで昼食休憩をとり、まったりした時間を過ごした。この後、前日にこのコースを歩いたAさんからのお勧めでお坊山の東峰にも立ち寄ってきた。
お坊山から大鹿峠まで下った後、大鹿峠からコンドウ丸&大谷ヶ丸の区間は、最初は、なだらかな登りだったが、大谷ヶ丸への登りは、なかなかきつい登りで、途中で小休止をとりながら登った。ストックの代わりに杖を誂えて用いたが大変役に立った。13:50に大谷ヶ丸に到着し、ここでゆっくりと休みを取った。当初、北斜面には雪が残っていると思い、軽アイゼンを持参したが、ここまでほとんど雪らしい雪はなかった。しかし、大谷ヶ丸から米背負峠の北斜面には、雪が残っていたため、慎重に下った。
米背負峠から林道までの区間は、昨年も通った道だったが、冬の間の降雪や強風で登山路に沢山の枝が落ちており、一部登山路を塞いでいた。このため、迂回したり、枝を片付けながら下り、15:12に米背負峠登山口に到着した。ここからは、林道を1時間歩き、16:12にやまと天目山温泉に着いた。当初最終バスに間に合うかどうか心配して計画を立てたが、大きなトラブルもなく、天候にも恵まれ、順調に歩き通すことができ、明るいうちに目的地に到着することができた。
強アルカリ性の名湯で疲れを癒し、湯上りのビールで乾杯し、17:32のバスで帰路についた。きつかったが、楽しい山行だった。
実はMATUSANが百名山登り終えた後 何となく元気がなくなったように感じてました。ご家庭の事情もあったのでしょうが、燃え尽き症候群なのかな?と思っておりました。しかし ここ数か月の山行で バイタリティーあふれるMATUSANに戻ったように見えます。立ってる姿が背筋が伸び若々しいし 計画自体もタフな設定で挑戦的です。百名山のころに戻ったようにおもいます。おかげで 今冬最悪の冬山シーズンになってがっかりしていました鬼軍曹も MATUSANに負けないようもう一度がんばろう!!って気になりました。(T先輩にまだまだ心配をかけることになるかもしれませんがwww)
しかしこの一連の計画は 最終的にどういう結果を目指してるんでしょうか?この山域は詳しくないのでよくわかりませんが 富士山の見える山々をぐるっと一周するとか??また教えてください。
A女史、T女史とも本当に楽しそうな笑顔です。タフなれど楽しい山行で ばんざいですね。良き山行には 心地よい疲れが残ります そんな山行でしたでしょう!!
mmakiraさん、毎度コメントをお寄せいただき、ありがとうございます。
昨日は、山岳会の若手のAさん&Tさんと一緒に大菩薩嶺の赤線つなぎで笹子駅〜笹子雁ヶ腹摺山〜お坊山〜大谷ヶ丸〜米背負峠を歩いてきました。この赤線つなぎの計画は、Aさんが若手女性陣の要望にこたえる形で立案されたものの発展形でした。この後、笹子駅から清八山&三ッ峠を経て河口湖駅までつなぐ計画になっております。
今回は、Aさん等との日程調整がつかなかったこともあり、3人での山行となりましたが、AさんはT先輩と17日に甲斐大和駅〜景徳院〜大谷ヶ丸〜米背負峠〜やまと天目山温泉を歩かれ、23日には、甲斐大和駅〜笹子峠〜笹子雁ヶ腹摺山〜お坊山〜景徳院〜やまと天目山温泉まで歩かれ、最新のルート情報を教えてくださいました。やはり、持つべきものは素敵な諸先輩と山友ですね。
最近山梨県の山が多いのは、富士山が好きなことと、山梨百名山をできるだけ楽しみたいと思っていることも一因です。今後とも、よろしくお願いします。
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