鷹ノ巣山(東日原-稲村岩尾根-石尾根-奥多摩駅)
- GPS
- 09:30
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,296m
- 下り
- 1,580m
コースタイム
天候 | 曇り時々雪のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
稲村岩尾根は、ヒルメシクイノタワ手前の1300m付近からベッタリの積雪あり。山頂稜線はところどころ残雪があるものの、アイゼン無しで歩けるくらい。六つ石山に向かうところで、北東側急斜面にトラバースルートが付いているところは、朝夕アイゼン必携かもしれない。 |
写真
感想
会の3月の行事は鷹ノ巣山を予定して、参加メンバーを募ったところ6名の希望が出ていた。それでアイゼンの準備などの打ち合わせをしていたのであるが、直前になって3名が離脱、結局3名の山行になってしまった。
この離脱の原因の一つに天候が挙げられるが、休日ごとに悪かった天気が今週は好転する兆しが見られたので、事前に参加者に山頂で展望が期待できる旨を予告していたのだが・・・
朝、奥多摩に向かう電車の車中、時々雨が窓を打っている。東日原のバス停では雨は上がっていたが、まだ稲村岩付近もガスの中で、いつ降り出してもおかしくない雰囲気であった。しかも稲村岩の登りにかかった辺りで、突然我々に向かって大人の頭大の落石があり幸い大事には至らなかったものの、先行きに何とない不安を感じながら稲村岩の分岐に到着した。尾根通しの道にかかると案の定ガスに覆われ始める。近くでチェーンソーの音がしていたが、それに混じって別のパラパラという音が聞こえたかと思うと、かなり大量の霰が降り始めたので雨支度をする。断続的な降雪が山頂まで続き、山頂では当然のように真っ白なガス中で何も見えるはずもない。昼食の最中も霰のような雪がザックなどの窪みに溜まって行く。自分の見通しの悪さをメンバーに謝りながら下山の準備にかかろうとする頃、急に周りの辺りが明るくなりうっすらと山並が見えだしたように感じてしばらく見つめていた。すると、まず最初に正面少し右側の稜線が見え始めた。と思う間に、雲取山方面の稜線が見えるようになり、あわててシャッターを切っていると、遅れていた東側の大岳山から御前山もうっすらと見え始め、西側の峰々はすっかりベールを脱いでしまった。
ものの十分もしないうちに青空さえ見え始めた景色を前に、夢中で山々の写真を撮ると同時に記念撮影もして下山に取り掛かった。
当初の予定は石尾根を奥多摩駅まで下るつもりであったが、登りの雪道と山頂での写真撮影に思わぬ時間を食ってしまったので、途中でのエスケープも考えながら石尾根を下って行く。
15時45分六つ石山に到着。ここから奥多摩湖に下ることも考えたが、17時過ぎのバスには間に合いそうにないので、このまま石尾根を奥多摩駅に向かうことにする。
18時前に林道に降り、18時30分に奥多摩駅に着くことができた。奥多摩湖18時のバスと同じくらいの到着であったかと思われる。
今回は、メンバーの希望であった富士山の展望は、すそ野までで全体を見ることはできなかったが、まずますの70点くらいではなかったかと思われる。樹間越しながら川苔山から長沢背稜の稜線を確認することもできたので満足であった。
アップする前に書き忘れていました。
下山後、初めて奥多摩駅近くで居酒屋に入りました。そばでも食べて、と思っていたのですが、既に閉店したところばかりで、駅の並びのカウンターの店に入りました。入ったと言うより無理やり入れてもらったという感じでしたが。
そこのお好み焼きとぎょうざが絶品。お酒は沢の井が主体で、8時までの1時間おいしく飲ませてもらいました。今度はもう少し早くお邪魔したいと思っています。
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