棒の嶺・槇ノ尾山【名栗湖周遊】


- GPS
- 04:59
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 965m
- 下り
- 952m
天候 | ![]() |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
バイク、車両が入れました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な場所はありませんが 雪が多かったせいか、木組みの階段が一部破損している場所もあります。 棒の嶺〜槇ノ尾山は、誰にも会いませんでした。マイナーコースです。 槇ノ尾山からの仙岳尾根は、踏み跡もなく急な下りがあります。 また、林道と交差する付近ではとても不明瞭な道となります。 基本的には林道までは尾根を下ります。 林道に出たら、右(東方向)へ少し歩くと看板があります。 |
写真
感想
ひさしぶりの山歩き
2月の最初に行ったきりだったから
約一ヶ月半ぶり
鈍りきっているであろうこのプヨプヨに、いきなりの苦行はいくらMでもいささか怖い。
近場で手頃な山
7年前の雪の降る大晦日に登った棒の嶺
埼玉は飯能市の西側、名栗村の奥に位置する標高1000メートルもないハイキングコース
7時過ぎにノコノコと起き出してから、寝癖だらけの頭のままで車へ乗り込む。
9時に登山口のある名栗湖へ到着。
既にハイカー、釣人達の車が湖の周りに停まっている。
9時20分歩き始める。
沢に沿って登るこの道は途中に何度かの渡渉があったり、大きな岩に挟まれたゴルジュなどもあり面白い。
久しぶりに歩く体は既に悲鳴をあげている。
ゆっくり確実に休まずに進む。
沢が終わり、スーパー林道を横断すると立派な東屋が建っていた。
休憩してる人達を横目に歩き続ける。
前日までの雨で崩れかけている急登を過ぎ、巻くように進む道。
まだ木々は緑の葉どころか、芽吹いてもいない。
岩茸石を過ぎ、尾根道に。
この尾根もなかなかきつい。
権次入峠で初めての休憩。
ベンチに腰をおろし、水を飲む。
少し風があるが、弱い陽射しが汗ばんで冷たくなった背中を温めてくれる。
再び歩き始める。
あと30分もかからない。
崩れた木の階段が長く続く。
この上が頂上。
着いてみるとまるでどこかの公園のようにたくさんの人達が思い思いに過ごしている。
7年前の大晦日には誰もいなかったから、そのギャップに驚く。
暫く北を向くベンチに腰掛け奥武蔵の山々や、その奥に見える日光の男体山、日光白根山、赤城山、武尊などを眺めていた。
それにしても騒々しい。
奥多摩方面から次々と人が登ってくる。
人気のない枯れ草のうえに腰をおろし、コーヒーをドリップ。
途中のコンビニで買ったマロンどら焼きと一緒にコーヒーブレイク。
時間はまだ11時40分。
来た道をそのまま帰りたくない。
道を西に取る。
こちらは全くひとけがなく、山頂の喧騒が少しずつ離れていく。
杉林と落葉樹に挟まれた尾根道。
あまり踏み慣らされていない地面はふかふかと柔らかい。
所々に氷に変わった残雪がある。
槇ノ尾山山頂。標識がぽつんとあるだけ。
ここから、地図上には破線しかない尾根筋を下る。
誰も歩いていないようで踏み跡がない。
しかも、転んだら下まで止まりそうもない急な坂。
地面は水気を多分に含んだ滑りやすい黒土。
たまに足をとられながも慎重に下る。
ひとけがなく、時おり林道を楽しむバイクのエンジン音だけが響いてくる。
林道に出て、暫く道を探す。
迷い込んだ先は断崖絶壁。
下った道を戻り再び林道へ。
登りに見た東屋まで林道を歩くか。
てくてくと進むとカーブの先に登山道発見。
再び、山道を下る。
一時間ほど下ると、川に出た。
橋をわたり舗装道へ。
やがて名栗湖に出た。
そこからは湖を左手に見ながら釣人達の背中を歩く。
久しぶりの山歩き。
ちょうどいい四時間だった
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