阿蘇山 高岳 第2火口からピストン SCS山岳部vol.18

2019年04月06日(土) [日帰り]

• GPS: 03:52
• 距離: 9.0km
• 登り: 488m
• 下り: 493m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:19
• 休憩: 0:31
• 合計: 3:50

12:46 火口西駅
12:56 12:56 砂千里ヶ浜
13:55 13:55 南岳
14:15 14:16 中岳
14:41 15:10 阿蘇山
15:27 15:28 中岳
15:45 15:45 南岳
16:31 16:31 砂千里ヶ浜
16:38 火口西駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

第二火口の駐車場に駐車（無料）
阿蘇山有料道路は有料（800円）
ロープウェイは仙酔峡と有料道路沿いの2本が地図に記載あり休止中となっているが、完全に撤去されており運行される見込なさそう。そのうち地図から消えるのでは。
ということで、登山口へのアクセスは自家用車かシャトルバス。

コース状況／危険箇所等

火山性ガス（二酸化硫黄）が出ており、風向きによっては呼吸困難。
特に中岳周辺はガスが濃く、登りと相まって息苦しかった。
その他は特に危険箇所なし。

❐第二火口駐車場〜砂千里ケ浜〜南峰
特に危険、注意箇所なし。
砂千里ケ浜は高台に登らずに砂の上を歩ける。帰りは砂歩きしました。

南峰への登りはこのコース最大の傾斜。
遠目では道がわからないが、マーキングが細かくついており、迷うことはなさそう。

❐南峰〜中岳〜高岳
快適な稜線歩き。
唯一の注意は火山性ガス。

その他周辺情報

トイレは火口周辺は仮設トイレのみ。
売店は有料道路入り口のみで火口周辺には無し。

写真

4/6 9:56

羽田から熊本空港へ。機上から阿蘇山が！スケールの大きさに感動。

4/6 12:35

レンタカーで第2火口の駐車場に到着。モクモクしてます。

4/6 12:47

火山ガス濃度警告。この時は青でした。天気も良くて最高の状況！

4/6 12:48

こちらは立ち入り禁止エリア。うしろは中岳。なかなかの標高差。

4/6 12:51

道路を少し下って砂千里ヶ浜駐車場。あまり登山する人はいないようでした。

4/6 12:52

阿蘇山の雰囲気に既にノリノリw

木道から登山開始！

4/6 12:53

なんというかこの異世界探検の感じがたまらんです。

4/6 12:55

火山荒原。第1火口の一部が切れていて、中が見えます。

4/6 12:56

道が平らで元気いっぱい。笑

4/6 13:01

一旦丘の上へ。あそこ登るのかーそうかー笑

4/6 13:06

南峰。谷になっているところを登りますが、道が見えませんw
登れるのほんとに？笑

4/6 13:12

暑くなってきたので登りに備えてウェアを調整。

4/6 13:15

これ登るのかー笑

4/6 13:22

近くに来るとマーキングが沢山あって、迷うことはないです。

大谷崩を思い出す谷登り。谷と尾根、どっちがいいんでしょうねw

4/6 13:33

下を振り返るとなかなかの景色！
マーキング通りの方が滑るところもあるので柔軟に。

まだまだ先は長い？

はいがんばってー！

4/6 13:38

開けてきました！いやーいい眺め！

4/6 13:38

なかなか登ってきました！

4/6 13:42

景色が良いので飽きずに登れます。
プロゴルファー猿が試合しそうな景色。笑

4/6 13:42

谷を登ると左に折れて、南峰に向けてさらに登り。でも景色が良いので辛くはなかったです。

4/6 13:42

いやーたまらん。

4/6 13:44

天気がいいって素晴らしい。笑

4/6 13:46

岩や砂の色、山の雰囲気が刻々と変わるので全く飽きません。

4/6 13:47

この地層がね、という写真。笑

4/6 13:47

あそこの岩がね、という写真w

4/6 13:48

南峰直下で火口が見えました！すごい。

4/6 13:50

あの岩なんで落ちないんだろうと言いながら最後の登り！

4/6 13:54

南峰頂上が見えました！
登山道は岩、砂の感じですが、歩きやすい道です。

景色が最高で何度も足が止まります。

南峰まであと少し！

南峰への登り。韓国岳もこんな感じだった記憶。

4/6 13:55

南峰登頂！もうキツイ登りないぞー！

4/6 13:56

おーなんて幸せそうな稜線！

4/6 13:57

稜線上より根子岳と、奥に祖母山。

4/6 14:00

中岳まで幸せエリア。右手上が目的地、高岳です。

4/6 14:00

南峰からは少し下ります。幸せな下り。笑

4/6 14:01

新ネタ？笑

4/6 14:07

火口の全貌が見えてきます。この角度から見るには遊覧ヘリコプターか、登山しかない。

中岳へ。これぞ稜線歩き！

火口を見ながらの平和な稜線歩きです。

4/6 14:11

ゆるーい登り。たいしたことないです。
それよりもこの辺りから火山性ガスが、、、。

4/6 14:14

中岳！ガスが濃くて、登り途中はかなり息苦しく、タオルを口に当ててました。

4/6 14:15

そりゃそうだ、このコースで火口が1番近いのが中岳。火口の側よりも高い中岳の方が濃いらしい。。。

4/6 14:15

噂の仙酔峡ロープウェイの廃墟。

4/6 14:17

息苦しさも息が落ち着けば大丈夫でした。登りx火山性ガスがヤバイらしい。

4/6 14:22

さて高岳へ。ここもそんなにキツくないです。

4/6 14:27

ずっと道も頂上も見えてます。

4/6 14:30

月見小屋への分岐。今回は分岐せずこのまま高岳目指します。

4/6 14:37

あと少し、、、かな〜？また登りなのでやや息が苦しめ。

4/6 14:40

見えた！

4/6 14:40

見えた〜？

阿蘇山 高岳登頂！
ヘルメット持ってきたので使おうの巻w

4/6 14:49

ガミティ撮影準備。笑

4/6 14:50

パノラマ発動。360度の大展望でした。

4/6 14:50

祖母山。登りたくなってきた。笑

4/6 14:51

まだ撮影準備中ww

4/6 14:53

撮ってる人を撮る。笑

4/6 14:53

高岳頂上でお弁当。飛行機なのでガスが持ってこられず、コンビニ助六です。

4/6 15:04

中岳と火口、廃墟。すごい景色。

4/6 15:04

高岳の向こうに九重連山。去年は大変だった、、、。

4/6 15:07

さて戻ります。仙酔峡ルートから来る人も多かったようです。

4/6 15:07

電波が良い高岳山頂。

4/6 15:11

下りは早い！

4/6 15:17

中岳への下りも平和です。が、また近づくとガスが濃くなってきます。

4/6 15:26

まぁこりゃ危険ですね、体感しました。

4/6 15:33

下りは早い！

4/6 15:33

足取りも軽く。アイス食べたいモード。

4/6 15:34

噴煙はどんどん出てくるので、刻々と状況変わります。

4/6 15:36

カッコいい写真撮影チャレンジ。

下山で時間に余裕あると楽しいですよねw

4/6 15:53

南峰を過ぎて砂千里ヶ浜が見えてきました。

4/6 16:00

苦労したセクションを下ります。南峰から砂千里ヶ浜まで、下りでも結構長かった印象。

4/6 16:16

あそこから下りてきたー！

4/6 16:18

下りてきました。あの稜線を全部歩いたと思うとなかなか。

4/6 16:18

帰りは疲れたので丘に登らず、砂の上を歩いてみます！

砂の川から砂歩きルートへ。

もはや月面探査！

4/6 16:23

下りてきた南峰をバックにうえーい

4/6 16:23

しかしなかなか広大な場所です。

4/6 16:40

戻ってきたらガスレベルが上がってました、黄色！ですよねー。

4/6 17:04

無事下山で自転車に切り替えw
お気をつけて！

4/6 17:08

自転車のzamacanさんを見送って火口見学へ。シェルターの雰囲気半端ないです。

4/6 17:09

第2火口。なかなかの深さ。

4/6 17:13

見ている間にも噴煙が！

4/6 17:14

火口の底が見えた！
看板の説明も大変ためになりました。

4/6 17:16

シェルターの中。ヘルメットとかありました。生き死に別れるよね。

4/6 17:24

車でシャトルバス発着所へ。
解体された駅とロープウェイ。

4/6 17:25

シャトルバス終了で閉店してました。バッジとアイス買い損ねた、、、。

4/6 18:04

車で下りて道の駅から阿蘇山。いやーすごい山だった。

4/7 9:24

おまけ。
次の日に行った霊台橋。桜と相まって良い感じです。

4/7 9:40

そのまま緑川ダムへ。巨大くまモン。

緑川ダム、なかなかの迫力でした！

4/7 12:48

そのまま試合へ。復興支援マッチ勝っちゃってすいません、、、。

撮影機器：

iPhone 5s Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） 笛 計画書 ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル カメラ 着替え ヘルメット

備考

固形燃料を空港で没収されました

感想

koitan

今年からロアッソ熊本さんがJ3なので、熊本に遠征。祖母山か阿蘇山で迷いましたが、空港からのアクセスなどを考え、やはりまずは阿蘇山。

飛行機から見える阿蘇山の規模や雰囲気は深田久弥さんの通り、壮大。それもそのはず阿蘇山のカルデラは世界でも有数の大きさ。天気も良く、飛行機降りる前から期待が大きくなりました。

天気が大変良く、少し暑いくらいでした。土地すれ違った阿蘇山4回目の登山者の方の情報によると今日は当たり日で、こんなに天気の良い日もなかなか無いのだとか。

登りが厳しいのは南峰直下のみで、上がってしまえば快適な稜線歩き。ただ、風向きのせいで火山性ガスが中岳周辺に流れてきており、登りでは息苦しい時もありました。なんというか、ガスは見えないのに単純に息が出来ない感じです。毒ガスってこういう感じか、と思いました。阿蘇山の火口を上から見ながら、異世界を存分に体験しました。

時間の関係で短いピストンルートにしましたが、仙酔峡ルートも楽しそう。また、根子岳もよく見えて登りたくなりました。

さほどきつくもなく、天気も良く、これまでの登山の中でもかなり印象的な登山でした。これは近くに住んでたら何回も登っちゃうだろうな〜と。外輪山もあるし。

熊本が誇る阿蘇山は、壮大で変化もあり全く飽きない、素晴らしい山でした。