[初沢]発寒川
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 330m
- 下り
- 312m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2007年07月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自転車
|
写真
感想
朝4時から自転車をこいで登山口を目指します。
登山口から少し歩いて装備を整えて沢に入ります。
少し進んで三点確保の滝が出現。
ここで、一年生は三点確保というクライミングの基本的な技術を練習します。
三点確保とは、両手両足4点のうちの一つずつを動かして上っていくというものです。
慎重に上り下りを練習して突破。そのあとすぐにあるアンダーカットの滝はササなどをつかみながら巻いていきます。
その先の沢の曲がりには雪渓が出現。
沢の雪渓は非常に危険性が高いので慎重に捲いていきます。
次に現れるのは人間橋の滝。
ゴルジュと呼ばれる両側がガケになっている地形を人間橋(手足のばして突っ張り棒のような状態になること)して突破する滝。
しかし、リーダー、サブリー以外は途中で水に没。
なんとか滝つぼから這い上がります。
まあ、言うまでも無いことですが沢の水の冷たさはサバイバルでいって5月の積丹の海すら圧倒するもの。
寒いところの話ではありません。体ががくがくぶるぶるです。
びしょ濡れのままウォーターシュートの滝へ。
ここは、みんなで捲いていきます。
次の釜もちの滝という滝つぼが深くなっている滝は2年目の先輩がアタックするもあえなく敗退。本当に寒そうです。
みんなで捲きます。
滝は無限にあるのでしょうか?
すぐさまゴルジュの滝が出現します。
ゴルジュ地形になっているところを2段になって流れている滝です。
腰まで浸かって滝つぼまで行きまず一段目の取り付き。
4年目の先輩の行ってた通り、流れの中に足場を見つけぐいっと力で登って一段目を突破。
続いて2段目なのですが、上から滝の水が落ちてきて極いです。
先行してたサブリーの声も音で聞こえず。とりあえず、ホールドとスタンスを探すもホールドはヌメヌメしててつかみにくく進めず、一回体制を持ち直し仕切りなおし。
今度は両側の壁で軽く突っ張りながらなんとか滝の流れを越えて登っていき、なんとか突破。
若干、力ずくな感じもしましたが、はじめての滝の突破にものすごい達成感を覚えました。
まあ、その達成感もつかの間。滝の上は若干の日陰。
とても寒いです。
そのあと洞窟の滝を急斜を登って捲いてその上で昼飯タイム。
焚き火が幸せなくらいあったかかったです。
うどんを食っていると釣りをしていたおっちゃんがイワナをくれました。まじでごっつぁん。
塩焼きにしていただきます。うまし!!
帰りの洞窟・ゴルジュの滝は急斜をササをつかんだりロープを使ったりして捲きます。
少し流れが速くなっているところでウォーターシュートしながら、釜もちの滝へ。
ここは滝つぼが深いので、泳げないサブリー、濡れたくなくて日和ってるリーダー以外で滝つぼへダイブ。
少し進んで、ウォーターシュートの滝。
名前の通り滝の中をウォータースライダーのごとく滑っていきます。
やってみるとなかなかの加速で滝つぼにドボン。
いや〜楽しいです。
次の人間橋の滝もウォーターシュート。
こっちはなにやら流れが屈曲してって怖いです。
なんとかコントロールして滝つぼへ。
サブリーが行ったときに滝つぼで泳いで全く進んでなかったのは面白かったですね。
行き同様慎重に雪渓を突破しアンダーカットの滝。
ここもウォーターシュートできるのですが、見た感じ怖いのと寒いのでみんなで捲き。
そして三点確保の滝へ。
最後のポイントということで、改めて気を引き締めて三点確保でクライムダウンして沢を出て登山道を走って下り初沢終了。
そのあとリーダーの家で反省会をして慰労会でてんぷらを食べました。うまし!!ごっつぁんでした。
そんなこんなで初沢終わったのですが、いや〜沢に心を洗われましたね〜。とても楽しかったです。
またサイハイランやカモメランとか貴重な植物もみれてよかったです。
ちなみに今回は故障する可能性もあったのでデジカメは持っていかなかったので写真はないです。
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