南高尾山稜



- GPS
- 06:11
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 994m
- 下り
- 981m
コースタイム
14:55昼食-16:00高尾山-17:00稲荷山コース東屋-
17:30高尾山口
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません。 |
写真
感想
ここ最近は天候に恵まれず、久々の南高尾です。
心地よい春の陽気の中、友人と登ってきました。
友人とは先日、岩殿山に挑戦。兜岩のクライミングにも
果敢に挑んでいた彼は、登山趣味はないものの足は比較的頑強。
安心して同行できます。
サンクスに変貌した駅前のコンビニで食料を調達して登山開始。
四辻までの登りがいつも通りきついですね。
そこから梅ノ木平辺りまで、小ピークが連続します。
北高尾ほどではないですけど、手応えがありますね。
その後はのんびりとピークを巻きながら、なだらかな道。
葉の少ない木々の合間から見える景色や、
若葉をつけ始めた草木を楽しみながら。
台風の爪あとも、あちこちで見られました。
根こそぎ倒れた木々には、自然の脅威を感じますね。
遅めの昼食は、テーブルと椅子、リュック掛けが完備された所で。
そこで休まれていたハイカーとご挨拶。
「最近はネットにここの情報が出てるんだってね」
といった話題から、このテーブルと椅子を作られた方の話に。
林業関係の方かと思っていましたが、どうやら普通の方だそうで。
最近、お亡くなりになったそうです。
とても残念ですが、こうしてテーブルが残され、
大切に使わせてもらっていると、
何だかまだ生きていらっしゃるような、不思議な思いもしてきます。
山に登っていると、生と死が表裏一体だなと感じることがあります。
全ての生き物が、死によって命を支えられている。
椅子に座っていると、その方の意思がここにしっかり生きているように、
思えてなりませんでした。
ここまで木々を運んできて、大変だったでしょう。
でも、その思いが切実に伝わってきます。
みんなに楽しく食事や休憩をしてもらいたいと。
気の利いたリュック掛け。これは本当に名作ですね。
大垂水から高尾を巻き、稲荷山から下山しました。
さすがに同行の彼には、ちょっと長いルートだったかも知れませんが、
楽しんでもらえたかな、と。
疲れた足を労わりながら、夕暮れの稜線をのんびり下山。
夕日に染まる、南高尾が綺麗でした。
次は、桜の咲く頃に来たいですね。
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