谷川岳 西黒尾根往復

- GPS
- --:--
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,755m
- 下り
- 1,775m
コースタイム
9:30ベースプラザ発 12:00雪洞ポイント 14:00雪洞完成
15:30雪洞発 16:30ラクダのコブ 17:00雪洞着
4月8日
8:00雪洞発 9:00ラクダのコブ 11:00トマの耳 11:20谷川岳山頂(オキの耳)
12:00肩の小屋発 13:10ラクダのコブ 13:30雪洞
14:00雪洞発 15:20ベースプラザ着
| 天候 | 4月7日:雪 4月8日:快晴 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
4月とは思えない雪量。 登山センター以降は膝までのラッセル。 尾根全域に渡って雪深い状態です。 ラクダのコブ以降は雪庇がかなり発達してますので、通過には注意要。 急斜面の直登、トラバースも多々あるので、雪が緩めば通過は困難になりそうです。 |
写真
感想
以前から登りたいと思っていた谷川岳へ初登山。
それに加えて、雪洞泊まりも経験してみたくて、
1泊2日の日程で西黒尾根往復を計画した。
【4月7日】
朝3:00に起床し、宮城の自宅を出発。
東北道→北関東道→関越道を経由して、谷川岳登山口へと向かった。
東北道を走行している間は晴れ間が出ており、那須岳や男体山など、
北関東の山々がよく見えていたが、関越道に入り、谷川岳方面へ向かうと天候は崩れ始め、やがて雪が降り出した。
水上ICを降り、山間部へ進むと路上は真っ白。
途中、土合駅を通った際、雪で前に進めず、立ち往生している車があった。
4月だというのに、なんと雪深い。
この分では今日の登山はかなり難航しそうである。
登山口であるベースプラザには8時頃に到着。
すぐには登山にとりかからず、初めて訪れた物珍しさもあって、
ベースプラザ内を見物してから出発する事にした。
9:30にベースプラザを出発し、雪の降る中、西黒尾根方面へと向かう。
今日は、西黒尾根中腹あたりまで進み、そこで雪洞を掘る予定。
時間には余裕のある行程であるが、私は谷川岳に登るのは今回が初。
冬はおろか、夏に登った事すらないので、視界が悪いこの天候では若干不安なところであった。
しばらく林道を進むと、谷川岳登山指導センターが見えてくる。
事前に調べたところでは、この建物の裏側から西黒尾根に登れるそうだが…
それらしきトレース見られない。
代わりに、林道方面へトレースがあったので、こちらが西黒尾根への道だろう、と解釈し辿ってみる。
しかし、トレースは林道を辿るばかりで、一向に西黒尾根方面へは向かわず、
尾根の先端部を通り過ぎてしばらくしてから、ようやくこのトレースは一ノ倉方面へのものだと気づいた。
初っ端から無駄な距離を歩いてしまったな。
(GPSログを見ると、かなり迷走しておる…)
ひとまず、来た道を引き返し、登山センターまで戻る。
そして裏手の斜面を探ってみた。
が、トレースらしき形跡は全く見られない。
道は自分で探せ、という事か・・・
さて、どこから登ろうか…
思案していたところ、一人の登山者と会う。
その人も私と同じく西黒尾根への取り付き部を探していた。
しばし、話した後、その人はおおよその見当を付けて尾根の方へと歩きだす。
自分も後を追った方がいいかな、と思ったが、この道でいいのか自信がなかった。
出だしから急斜面で、木々も密に生えている。
後は追わず、もう少し楽に進めそうな道はないものか、と再び周辺を探る。
しかし、良いルートは見つからず。
結局、先の登山者が進んだルートを辿ることにした。
大粒の雪が降っており、すでに先行者のトレースは無くなっている。
ルートを探しながら見通しの悪い樹林帯を進むと、大きな雪塊が所々に目につくようになってきた。
前方を見上げてみると、そこには発達した雪庇が。
どうやら、これらの雪塊は雪庇が崩落して転がってきたものらしい。
もしかして、このルートはヤバイのでは・・・
不安になりつつ、軌道修正しながら先へと進む。
雪の深さは膝下位までで、ワカン無しでも十分だったが、急なこう配が続く。
ツボ足では辛くなってきたので、途中でアイゼンを着用した。
その後、しばらく進むと、ようやく目印の鉄塔が見えてくる。
鉄塔のそばで休憩後、尾根上を先へと進んだ。
尾根上にトレースは無く、先程通った取り付き道よりも雪深い状態だった。
膝まで埋まる積雪量で、ワカンを履きたいところだが・・・傾斜がきつい。
このままアイゼンで進んだ方が安全そうだったので、ワカンは履かずに進んだ。
大荷物でのラッセルで、しかも急斜面。
今回の登山は雪洞を掘る予定だが、念の為に幕営用具一式を持参。
それに加え、初見ルートなので予想外の難所に遭遇する可能性もある為、
これまた念の為に40mザイルや登降具も持参。
おかげで、ザックはいつも以上に重い。
なかなかペースは上がらず、何度も休憩しながら雪洞予定地へ進んだ。
雪洞予定地には12時頃に到着。
写真で見たことがあったので、一目ですぐ判った。
2〜3m位の雪壁があり、壁の風下側はなだらかな平地。
幕営にも良さそうな場所である。
早速、スコップを取り出し壁を掘り始める。
初の雪洞作りなので、初めは新鮮味があって面白かったのだが、
30分も掘り続けると、流石に飽きる。
結構な重労働だったので、後半はテンションだだ下がり。
面倒なので、いっそテントを張ってしまおうかと何度も思いながら掘り続ける。
そして、だらだらと掘り続けること2時間。
3人用テント位のスペースを確保し、通気口や小物を置く為の棚を作って完成させた。
ようやく完成した我が家にて、早速コーヒーブレイク。
外は-7℃位で風もあり寒かったが、
雪洞内の気温は3℃程度で風も全く入り込まなく温かい。
これは、テントよりも快適だな。
そのまま1時間ほど休憩す。
その後、明日の下見に尾根のもう少し先にあるラクダのコブまで行ってみる事にした。
雪の降りしきる中、40分程登り続けると、ラクダのコブへ到着。
ラクダのコブへの登りは急斜面となっており、ここから先は難所続きらしい。
どれほどの難所なのか、見てみたくなったので、試しに登ってみる。
ラッセルしながら急斜面を登りきると、そこは鎖場になっていた。
しかし、鎖の上部のみが出ており、あとは雪に埋もれている。
アイゼン、ピッケルを効かせて慎重に登る。
鎖場の先は、大きな雪庇が張り出した狭い雪道が続いていた。
雪庇の反対側は急斜面であり、安全に歩ける範囲は極めて狭そう。
進路を見誤れば滑落に繋がるような、危険な雰囲気漂う雪道だった。
なるほど、これはなかなかの難所。
本格的な雪山登山道を目の前にし、恐さは感じるものの、テンションが上がる。
一歩一歩、足場を確認しつつ、慎重にラッセルして進む。
そして雪庇群を抜けたところでガスが濃くなり視界が怪しくなってきたので、
今日はそこで引き返す事にした。
17時頃に雪洞に戻り、夕食や水作り等、明日の準備をする。
狭いテントで行うには面倒な作業であるが、広い雪洞の中だと楽なもの。
夜間に入っても0℃を下回る事が無く、あまり寒さは感じない。
雪山での生活環境としては申し分なかった。
ろうそくを付けてみると、壁一面が淡いオレンジ色に染まり、なかなか良い雰囲気。
‟まるでクリスマスのようだ・・・”
と思いたいところだが、
野郎一人で武骨な登山道具が散乱したこの室内では、
傍から見ればクリスマスと言うより、邪教の儀式、てとこだろか。。。
20時には就寝。
寒さで目が覚めることもなく、朝まで熟睡する。
【4月8日】
尿意を催して、5時に起床。
外に出て用を足そう、と思ったら、夜間に降った雪で雪洞入口がふさがっていた。
我慢の限界が近付く中、必死でシャベルで入口前の雪を掘りだすハメになり、
慌ただしい朝となる。
外は相変わらず降雪が続いており、雪洞の上には80僂呂△訐稟澆出来ていた。
一晩でここまで発達するとは…流石は豪雪地帯だと感心する。
天気予報によれば、9時以降、晴れ間が出るが、朝方はあまりよろしく無い模様。
早出しても視界は悪そうで、出来ればラクダのコブ以降の核心部は
晴れ間が近付いてから通過したかった。
なので、しばらく待機し、8時を過ぎてから出発する事にした。
7時頃、外で天気を窺っていると、一人の登山者が登ってくる。
恐らく、ベースプラザから登ってきたものと思われるが、
まさかこんなに早い時間に登山者に会うとは思わなかった。
今日は一番に西黒尾根を進むつもりで意気込んでいたが、この分では自分は2番手か。
まぁ、ラッセルの労力が軽減されるから、それも良し。
それ以降、登ってくる登山者はおらず、予定通りに8時に雪洞を出発した。
雪は止んでいたが、山頂方面は相変わらず雲に覆われている。
しかし、時折雲の合間から青空が見え、予報通り晴天になる確率は高そうだった。
序盤は膝までのラッセルだったが、ラクダのコブ手前で先行者のトレースと合流。
その後は、そのトレースを辿らせて頂いた。
昨日、ラッセルしながら進んだ雪庇群の細尾根上にもしっかりトレースが付いており、
安心感を持って通過できた。
しかし、相変わらず雪は深い。
夜間、降雪が続いていたこともあって昨日よりも深くなっている。
トレース上を踏んでも、膝下位までは埋まるので体力的には楽では無い。
かと言って、ワカンは付けたくない。
急斜面の直登や、トラバースする箇所が多々あり、場所によっては雪は硬くクラストしている。
アイゼンの方が安全であり、トレースを見ると、先行者もワカンの類は付けずアイゼンで登攀しているようだった。
10時過ぎ頃、ようやく山頂を覆っていた雲が切れ、晴天が広がる。
これまではガスで覆われて見えなかった谷川岳がくっきりと見えるようになり、
気分は高ぶる。
初めて目にする谷川岳山頂直下は、まるで巨大な大伽藍。
登るに従い、次第に迫ってくるその壁を目に出来るのは西黒尾根を登る者の特権か。
厳しいルートではあるが、その苦労に見合う光景だと思った。
遠方には天神尾根が見え、その上を列を成して登山者が頂上を目指していた。
もうすぐ天神尾根との合流路。
西黒尾根の終わりは近い。
あらかた難所は通過し、あとはひたすら登るのみ、
という段階になって、ようやく先行者に追いついた。
よく見ると、足にワカンを付けて登っている。
難所を抜けた後で、ワカンに切り替えたらしい。
近くにワカンを履く際に踏み固めたと思われるスペースがあった。
私もそれに習ってワカンを履く。
アイゼンを外すのが手間なので、そのままワカンと同時着用した。
長距離にわたっての単独ラッセル、実に苦労なさった事だろう。
最後くらいは私がラッセルを代わってやらねば、と思い、
その方が休止した際に追い越し、ラッセルのお礼言い、先頭を代わらせてもらった。
天神尾根への合流までわずかではあるが、まだ雪は深く、ワカンを付けても膝まで埋まる。
休みながら進みたかったが、ラッセルを代わった見栄もある。
へばった姿を見せるわけにはいかぬ、
と無駄な意地を張り、ひたすら休まずラッセルを続ける。
今回の登山の中で、このラッセルが一番辛かった…
そして、最後の急坂を越えたところで休憩。
天神尾根との合流路は目の前で、一気に行ってしまおうか、とも思ったが…
やはり、今日最初の西黒尾根登頂者は自分では無く、麓からラッセルを続けた先行者殿が相応しい。
最後は先頭を譲り、私は後に続いた。
天神尾根と合流し、頂上までは広くなだらかな道が続く。
西黒尾根のような深雪は全く無く、締まって歩きやすい状態だった。
スキー場から登ってきた登山者やスキーヤーが大勢おり、張りつめていた緊張感が一気に緩む。
厳しい雪山世界の西黒尾根とはかなりのギャップを感じるが、行楽気分でリラックスして頂上へ向かう。
双峰の一角であるトマの耳は登山者で溢れていたので止まらずスルーし、谷川岳山頂であるオキの耳まで一気に進んだ。
そして、11:20。
谷川岳山頂、オキの耳に到着。
こちらはトマの耳より登山者が少なく、のんびり写真撮影が出来た。
空は快晴で、風も弱い。
日差しが強く、寒さはあまり感じなかった。
快適な環境だったので、ゆっくりして行きたかったが・・・
気温が高く(5℃くらいあったかな)、雪が緩んできそうな予感。
緩めば西黒尾根の下降が困難になりそうだったので、足早に下山。
人で溢れる肩の小屋前で急ぎ昼食をとり、再び西黒尾根へと向かった。
かなり高度感がある下りが続き、再び難所に差し掛かった頃には、
朝方に比べれば明らかに雪が緩んでいた。
私の後から何組かの登山者が登っていたのでトレースは明瞭になってはいたが、
気温上昇に伴い崩れやすくなっている。
核心部のトラバースではトレースが崩れ、一瞬ヒヤリとする場面もあった。
やはり、登りに比べると下りは難度が高い。
1時間程度で核心部は下り終えたが、なかなか密度の高い1時間。
ラクダのコブを無事下り終えた時はほっとした。
そして、再び雪洞に帰宅。
中に置いていた荷物を回収し、下山に取り掛かる。
・・・が、去るのが名残惜しい。
なにせ、昨日2時間もかけて作った我が家だからなぁ。
中を見ると、気温が高かったにも関わらず天井は下がっておらず、
今夜も十分使えそう。
とはいえ、今日もここに泊まる訳にもいかない。
後ろ髪惹かれつつ雪洞を後にする。
来年の冬まで残っててくれないかなぁ・・・
なんてバカな事を願いつつ、下山した。
15時過ぎ、ベースプラザ到着。
その後、風呂に入りに温泉へ。
湯テルメ、という日帰り温泉がメジャーどころらしいので、そこに行ってみた。
その道すがら、谷川岳が良く見える駐車帯があったので、
そこで最後の記念撮影。
4時間ほど前まで、自分が立っていた山頂を見るのは感慨深いものがあった。
だが、山頂そのものよりも、強く印象に残ったのは西黒尾根の険しい難路。
危険個所も多々あり、雪山初心者にはとてもオススメできない登山ルートではあるが、
その分、達成感が感じられ、壁のような山頂直下を間近でみられるのも素晴らしい。
また来年、訪れたい登山道だと思う。
・・・が、下り利用はもういいかな。
次回は、登り西黒尾根、下り天神尾根、にしようかと。
Luske












初めての谷川で、西黒尾根を雪洞泊で!
常に冷静で適切な判断、Luskeさんの実力のほどがうかがわれます。
凄いです。淡々とした書き口のレコにも感じ入りました。
また、谷川岳の写真の数々、素晴らしいとともに厳しさも。
私もいつかは西黒尾根から挑戦したいと思います。
難路で名高い西黒尾根にいきなり挑むのは無謀かな
と、最初は考えておりましたが、思い切って行って良かったです
「素晴らしいとともに厳しさも」、
これはまさに雪山の魅力そのものだと思います。
西黒尾根はまさに、それら魅力が凝縮されたような尾根でした。
尾根を越え登頂出来た時、一登山者として誇りに思えたものです。
今回の登山にあたっては、ルート情報や雪洞の作り方等々、ヤマレコユーザー皆様方の記録を参考にさせて頂きました。
登頂できたのは決して独力ではなく、多くの先人達の貴重な情報のお陰で達成できたものだと思っております。
ricalojpさんの記録も拝見させて頂きましたが、
私には未知の山の記録の数々に、今後も参考にさせて頂きたいと思いました。
そして、いつか西黒尾根を登った時の記録を!
楽しみにお待ちしております
Luskeさん こんばんわ
オキの耳でもしかしたらすれ違っているかも知れませんね。
記録、興味深く拝見しました。
8日は午後からかなり雪が腐ってきましたね。天神尾根往復ルートも下はアイゼンに団子がつきました。
機会があれば私も西黒やってみたいと思いました。
楽さならば下りは天神尾根が便利かな
bmwr1100rsさんのページを訪れて、驚きました
見事にすれ違ってます!!!
同行者のアフロさんの姿、しっかり覚えてます(笑)
たしか、肩の小屋近辺でお見受けしたのですが、
あの御姿はインパクトがありましたよー
あの日の午後は、雪がかなり腐ってましたね〜
西黒尾根の核心部を下っている時はまだ良かったのですが、そこから下は団子を落としながらの下山となりました。
下り利用だと、どうしても通過するのは遅い時間になります。
雪が緩む事を考えると、西黒尾根は朝方雪が締まっている時間で登り利用とし、下りは天神尾根が良いのかなぁ、と思います。
天神尾根はまだ行ったことがないので、ぜひ次回は、下りで利用したいと考えてます。
また山でお会いしましょう!
アフロさんにも宜しくお伝え下さい
同じ日に西黒尾根をあがりました。鉄塔の雪洞を出発したのが
午前7時だったのでLuskeさんともう一人の方のトレースを歩きました。
ありがとうございました。お天気もよく最高でしたね。
この日は当方は超スローペースでした。
やっぱり下りは天神尾根にすればよかった、、と思いました。
小生がラッセルしたのはわずかな距離ではありますが、
お役に立てて嬉しく思います
西黒尾根の下り、大変でしたね
私も、下りは天神尾根にした方が良かったかなぁ、なんて思いながら下山してました。
私が通過している時点で、すでに雪は緩んでいたので、
penguinさん達が通過している時はもっと大変だったかと思います。
雪崩ないか心配しながら下ったのですが、問題ありませんでしたか?
なにはともあれ、この日はお互い快晴の谷川岳を満喫でき、何よりです
最高の天気でしたね!
おー!すごい!私は夏でもまだ西黒尾根は通ったことがないですが天神尾根よりもきついと聞いてました!
そんなルートを通ってくるとはツワモノですねー!
見た目だけじゃなく、記録でも人様の記憶に残るよう見習っていきたいです><
普段は東北の人少ない山ばかり登っているので
関東の山はいろんなスタイルだあるのだなぁ、
と感心したものです。
珍しかったので、ひそかにnike-maniaさんの姿を撮影しようか、なんて思ったりして・・・
(さすがに失礼なので撮りませんでしたが)
西黒尾根、たしかにきついです^^;
ですが、あの尾根を登れたら登山者として一人前だと思います。
それにはある程度の修業が必要だと思いますが、
いつかぜひ!
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