皇海山 栗原川林道と残雪に心を折られ撤退
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.0km
- 登り
- 458m
- 下り
- 448m
コースタイム
- 山行
- 2:20
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:20
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
残雪あり、沢の上に積もった雪が融け始めているので踏み抜き注意。 |
その他周辺情報 | 老神温泉、白沢温泉など日帰り温泉多数。評価の高い道の駅「川場田園プラザ」も近くにあります |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
ヘッドランプ
GPS
保険証
携帯
タオル
カメラ
チェーンアイゼン
|
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備考 | ピッケルもストックもいらないだろうと準備をしていなかった。あれば心理的にもかなり安心感が違ったはず |
感想
GW前半に群馬県の実家へ帰省するついでにどこか登ろうと考え、ちょうど栗原川林道の規制解除で行けるようになった(GWに合わせて解除したのか)皇海山へ。
沼田市HPによると残雪のため念のためアイゼンなどを携行、という程度なのでチェーンアイゼンがあれば大丈夫だろうとタカをくくっており、むしろ林道をオフロードではないバイクで走破することに不安を感じつつの出発となりました。
林道の追貝側、最初の数kmは舗装されていました。10年前は舗装は無かったようなので整備していただいている沼田市に感謝。しかし皇海山は登山口までが核心部とはよく言ったもので、舗装区間が終わるとなかなかの悪路です。パンクこそしなかったもののドライブチェーンが2度外れ、低速ギアを多用してオーバーヒートしたのかエンストし、ステアリングを安定させるため手・腕・肩の筋肉は疲労し、外装は泥まみれになり、と今までになく消耗した状態で登山口着。下山後もあの道をまた走るのかと憂鬱になりながらの入山でした。
登山道自体は百名山の割には分かりにくいところがあるなという程度で、テープが張ってあるところを探せば迷わないよう整備されていました。ただし今の時期は30分ほど登った段階で残雪が出てきて、アイゼンは念のためではなく必携ではないかと感じました。
不動沢のコル手前は無雪期でも急登で事故が多いと表示がありましたが、残雪期では更に危険。少なくともチェーンアイゼンを使うのが2回目という雪山ハイク初心者の私では技術も装備も心もとないと考え、また、林道を帰るため相当に時間と体力の余裕を残しておかないといけないという判断から撤退を決意。
あっというまに登山口まで戻り、復路は往路以上に慎重に走行。舗装区間に戻った頃には握力がほとんど無くなっていました。正直オンロードのバイクで行くのは軽率すぎたと反省。リベンジするときは4WDでもレンタルして万全の備えで行きたいと思います。
平成最後の登山が撤退で締めくくりとなるのは無念の極みですが、百名山唯一の「皇」の字を持つ山、天皇陛下が退位されるのに合わせて私も撤退、という何の意味も無いレトリックを用いて強がることで自分を慰めるとします。いつかリベンジする、その時に舗装が進んでいるといいなぁ・・・
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