乾徳山
コースタイム
(途中休憩含む。総勢9名パーティのため、山頂直下の下りでは40分程度ロス)
天候 | 晴れ、無風 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー
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コース状況/ 危険箇所等 |
扇平を過ぎると凍結箇所、鎖場あり。 凍結箇所は、要アイゼン。 |
写真
感想
ここのところ週末の度に天気が悪く、たまに天気のいい日は別の予定があり、
3ヶ月以上ぶりの山行。
そして、今回は大半のメンバーがはじめてご一緒する人たちばかりで、人見知り!?な自分は少し緊張した山でした。
集合時間の8時半前にはJR塩山駅に到着。恐らく15年ぶりくらい。当時と印象が変わらないが、駅前にコンビニがないのも当時と変わらず。
駅からはメンバー7名でタクシーに分乗し、車で先行して太平高原で待つ2名と合流(旧牧場跡でタクシーを降りましたが、もう少し上までタクシーで上がれ、30分程度は稼げるとか)。
体をほぐしメンバー紹介を行い、いざ出発。それにしても、自己紹介の上手い人は羨ましい。
まずは林道?を歩き乾徳山を示す案内板を頼りに、登山口まで身体馴らし。月見岩のある扇平まではさほど急坂でもなく、ルート上にはもはや残雪はなし。ハイキング気分で行程を稼ぎます。
扇平を超えると、凍結箇所と遭遇。以降、鎖場以外は基本は残雪あり。草臥れたアウトソールでは踏ん張りが利かず、迷わず6本歯のアイゼンを装着。ところどころ現れる鎖場での脱着が非常に億劫だが、安全登山にはやむを得ない。
葉の生い茂るころには、展望の期待はできないだろうが、この時期は枝の間から、富士山・南アルプスの峰々の眺望を得ながらの山歩きは楽しい。
そうこうすると、いいペースで山頂直下20mアップの鎖場に到着。高所恐怖症気味の自分には厄介な感じ。鎖を頼りに何とか山頂に到着。
しばし、昼食ブレーク。いつものカップラーメンにおにぎりと、そして、今回はメンバーの一人が持参したパーコレーターで美味しいコヒーのおすそわけをいただく。まさに至福の瞬間。
さて、先に巻道より下山に取り掛かった別パーティの2人が再び山頂に。凍結がひどく頼りになるロープ等がないことから、鎖場からの下山をするという。我々は9名。鎖場をパスするだけで1時間を要してもおかしくない。下山時間が気になりだし、取り掛かり始めたが、恒例の集合(証拠)写真を撮ってないことに気づき、とって帰って撮影。儀式ですから必要ですよね。
さてさて、ようやく下山に取っ掛かるも、案の定40〜50分はロス。最後に自分が下山してまずは第一関門はクリア。ここからは凍結箇所との戦い。アイゼンの歯をまっすぐ斜面に下ろし一歩づつ下山。途中の鎖場では往路同様アイゼンの脱着を繰り返す。ようやく一息つける月見岩に戻り、後はいつものように淡々と下山。途中、メンバーが帰りのタクシーの迎えの電話を入れて、16時半すぎにはコンプリート。
2,000m級の山は、まだまだ雪は残ってますね。
今回は、体力よりも、気力・筋力が必要とされる場面の多い山行でした。
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