ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 181761
全員に公開
沢登り
白山

白山・岩屋俣谷井谷〜三ノ峰〜杉峠〜市ノ瀬

2011年08月27日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
4.9km
登り
1,205m
下り
0m

コースタイム

市ノ瀬6:00-入渓6:45-別山谷出合7:45-井谷左俣出合11:00-三ノ峰13:15-六本桧15:30-杉峠16:30-三ツ谷登山口18:30-市ノ瀬19:40
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2011年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場のある市ノ瀬は、この時期登山シーズンとなっており混雑する。
コース状況/
危険箇所等
ツメを三ノ峰に行かず、別山〜千振尾根経由で市ノ瀬にも下山できる。しかしどちらにせよ下山にはかなり時間がかかる。
六本桧〜杉峠間は、一部不明瞭なところがあるので注意。その他は良好。
井谷F1
2011年08月27日 08:11撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
8/27 8:11
井谷F1
2011年08月27日 08:26撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
8/27 8:26
2011年08月27日 08:29撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
8/27 8:29
2011年08月27日 08:33撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
8/27 8:33
さすが白山の渓、スケール感があって気持ちがいい
2011年08月27日 09:14撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1
8/27 9:14
さすが白山の渓、スケール感があって気持ちがいい
2011年08月27日 09:19撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
8/27 9:19
2011年08月27日 09:25撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
8/27 9:25
2011年08月27日 09:28撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
8/27 9:28
2012年04月12日 13:05撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
4/12 13:05
中流部のナメの連瀑帯。見た目より通過は優しい。
2011年08月27日 10:03撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1
8/27 10:03
中流部のナメの連瀑帯。見た目より通過は優しい。
2011年08月27日 10:12撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
8/27 10:12
井谷の源流二又を右に行く
2011年08月27日 10:54撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
8/27 10:54
井谷の源流二又を右に行く
突然現れる30mのソーメン滝
2012年04月12日 13:06撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1
4/12 13:06
突然現れる30mのソーメン滝
2011年08月27日 11:30撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1
8/27 11:30
しかし、思ったほど困難ではない。オールフリーでこれを越える。
2011年08月27日 11:31撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
8/27 11:31
しかし、思ったほど困難ではない。オールフリーでこれを越える。
2012年04月12日 13:06撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
4/12 13:06
途中から大雨となる。そんな稜線を行く。
2011年08月27日 13:15撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
8/27 13:15
途中から大雨となる。そんな稜線を行く。
2011年08月27日 13:46撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1
8/27 13:46
三ノ峰避難小屋
2011年08月27日 13:47撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
8/27 13:47
三ノ峰避難小屋
小屋を出る頃には、天気は回復。下山の尾根が見えてくる。
2011年08月27日 13:58撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
8/27 13:58
小屋を出る頃には、天気は回復。下山の尾根が見えてくる。
2011年08月27日 13:59撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1
8/27 13:59
下山の稜線から振り返った井谷源流部。
2011年08月27日 14:12撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1
8/27 14:12
下山の稜線から振り返った井谷源流部。

感想

時期は遅かったが、天気も含めて順調な滑り出しだったことし7月。

しかし台風6号が日本を襲うと、日本の気候は一気に秋を連想させるかのような気配に早変わり。8月の週末となるといつもぐずつき、遡行の計画はことごとくお流れになってしまった。

しかしこの週末はちょっと違った。

あの「熱い」夏が戻ってきたかのような気温の上昇である。空もいつもと違って青いじゃないか!さっそく遡行を計画、宿題を片付けるための準備にかかった。

「岩屋俣谷」はこれまで幾度となく遡行していたが、この流域では右支流の「井谷右又」の記録だけが抜けていた。

今回は右又から「三ノ峰」につめ上げ、あとは長大な尾根道を下って下山するというコースを立案。「千振尾根」の下りも考えたが、今回は未踏の「杉峠〜三ツ谷間」の登山道を含めることができるため、長大な周遊コースを選択した。

「市ノ瀬」に車を置き、6時に「千振尾根登山道」へ向かう車道に入る。大きな谷間を進んでゆくと、小一時間で「別山谷」との二又に到着した。ここを右に分け入ると、しばらくで難儀なF1に出合う。ここは右から小さく巻くが、前回よりなんだか容易に巻けて拍子が抜ける。

「井谷」は左又である「別山谷」と比べると小振りな滝が多く、しかも絶妙に越えられるのでなかなか楽しい。が今日はちょっと勝手が違い、水量はやや多め。徒渉が慎重になる。しかし気がつくと辺りには陽があたり、青空も広がって谷間は清々しい空気に包まれていた。

途中何度か小さな巻きを強いられるが、しっかり見ればルートファインディングは容易。大きな滝を楽しみながら越えて、右又まで一気に飛ばすことに。

11時前に奥の二又到着。「市ノ瀬」からすでに5時間、だんだんと雲行きが怪しくなってきたので先を急ぐ。細くなった谷を詰め上がると、本日最大の麗美な流れを持つ大滝に到着。扇子を逆さにしたような滝で、細い流れがまるで白糸のようで美しい。この滝は意外にもノーロープで直登できた。

これを越えると景色は一変。上部にガスがかかりはじめてはいるが、なだらかな草原地帯が広がってくる。しかしここおが本日の遡行での正念場だった。緩い谷間は意外にも傾斜があり、しかも難しいルートファインディングに悩まされて、距離の長い「三ノ峰直登沢」に誘い込まれてしまった。気付いた時にはすでに遅し、しかたなく直登沢をつめる羽目に。

濃いガスが流れ始めるのと同時に雨が落ちてきた。その雨は次第に音を立てて落ちてくるようになり、藪に突入する寸前で大粒の落下物に変わった。濡れるのは構わないのだが、雨で濡れるのはやはり面白くない。

13時10分、稜線に到着。辺りはガスと雨で何も見えないが、すぐ目先に「三ノ峰」を示す頂の標柱が見えていた。時間も迫ってるので小屋まで一気に下る。ぬかるんだ登山道が滑って歩きにくかった。

小屋で一休止していると、ガスが流れて辺りは晴れ間に変わってきた。

雨宿りも兼ねて30分ほど休憩した後、いよいよ今日のフィナーレであるが、それにしては距離がハンパない。GPSで取得されたログ計算で、市ノ瀬までは11.4km。これが実に長かった。

「六本桧」までは晴れ渡った景色を楽しみながら余裕の足取りであったが、そこから先が地獄の下山とってしまった。左足首上部が異様に痛み出し、「杉峠」からの下りがままならなくなってしまったのだった。予定ではもっと早く下山することになっていたが、結局30分もオーバーして「三ツ谷登山口に下山」、しかも途中でヘッドランプを出すこととなってしまった。

ここから最後の車道歩きをどうにかこなし、19時40分、すっかり暗くなった「市ノ瀬」に到着した。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1161人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら