武奈ヶ嶽・三重岳


- GPS
- 01:35
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,034m
- 下り
- 1,033m
コースタイム
天候 | 快晴♪ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※トイレあり ※約50台はいけます |
コース状況/ 危険箇所等 |
○武奈ヶ嶽登山口からの登りは、この時期だと残雪でコースが消されており、 やや不明瞭 ○赤岩山〜武奈ヶ嶽間は気持ちのよい稜線歩き ○武奈ヶ嶽〜三重岳間は小ピーク多く起伏のある稜線歩き ○石田川ダムから奥に続く林道は崩落による土砂や倒木があり、車での通行は 不可能 |
写真
感想
前夜、日帰りで登れる近場の山をヤマレコで検索していた中で『三重岳』を発見。
この山は昨年10月に車で箱館山スキー場脇の林道からアプローチしたものの
土砂崩れによる通行止めで引き返している。ヤマレコにアップされていたのは
石田川ダムから入り、武奈ヶ嶽を経由して三重岳を登る周回コースで、
それならばと(最短ルートばかりでなく、夏本番に向けたトレーニングとして、
たまには長めのコースも歩きたいので)その方のトラックをGPSにアップロードして
登りに行くことにする。
石田川ダムは国道303号線から石田川に沿って上がった先にある。
この国道303号線は今までに何度も走ったことがあるものの、
その先にこんなダムがあるなんて知らなかった。
そんなこんなでダム駐車場周辺を少し見学してから、
その奥へと続く林道をスタートする。
5分ほど進むと左に「武奈ヶ嶽登山口」の道標があり、ここから山道となる。
登り始めこそ登山道は見えていたが残雪が増えるにつれてその道を隠し、
進む方向がわからなくなる。
とりあえず上に進めば間違いないと、木の根や枝につかまりながら崖のような
斜面を登る場面も…(笑)。
稜線まで登ると一面に残雪が広がる。この日は気温も高く、
気持ちは「春」だっただけに、予想以上の残雪に驚かされる。
念のために携行してきたワカンが非常に重宝された。
そんなこんなで武奈ヶ嶽山頂に到着。
この日は結果的に誰とも会わず、快晴の稜線を独り占めして歩くことになる♪
武奈ヶ嶽山頂で軽く食事を撮り、ここでワカンを装着して次は三重岳を目指す。
少し進んで「三重岳に続く稜線を写真に撮っておこう」とカメラを
出そうとするが…無い。
山頂に置き忘れてきました…。傷の浅いうちに気がついてよかった(笑)。
気を取り直してスタート。
三重岳はすぐ隣に見えているように思うも、なかなか近づかない…。
逆に近づくにつれ、それまでは見えなかった間にある結構な高低差の
小ピークが目に入り精神的にも距離が増したように感じる。
何度も「これが最後の登りだろう」と期待して登り切った先に、
また次の小ピークが見えては大きく高度を下げるような感じをくり返す。
まぁ…ロクに下調べをせず(地図も見ないで)思いつきで出発した自分が
悪いのだが、想像(勝手な思い込みのイメージ?)以上に距離があると
疲れも倍増する気がする。
最初からある程度「武奈ヶ嶽〜三重岳間は起伏がある」と覚悟して歩いていれば
気持ちも少しは違ったかも知れないが(笑)。
そんなこんなで、なんとか三重岳の山頂を踏む。
さて、思った以上に疲れているせいもあり、ここから南南東に
伸びる尾根(帰路)も見るからに長い…。
それでも歩かないことには帰れないので三重岳をあとにする。
何度か尾根が分岐するたびに内側(近いほう)へ進んでは間違いに気づいて戻り、
とうとう最後は林道へ下りる道をショートカットしようと谷に下りる。
かなりの傾斜を木の根をつかんで下り、GPSの地図を拡大してよくよく
見てみると、この先の林道との合流点は崖マーク…。
登り返す気力はないので強行突破…崩落地を雪解け水が流れる滝のような斜面を
木の枝をしならせて手掛かりにし、どうにか林道までたどり着く。
あとは崩落箇所いっぱいの林道をたどって石田川ダムまで戻る。
こうして振り返ると、とんでもないコースのように思われるが…歩く人が
とんでもない歩き方をしただけで(笑)眺望もよく、
距離も適度にあり(GPS実測で16.5km)かなりおすすめのコースで、
雪が消えた頃に再訪したい山である。
コメント
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Thomasさん今晩は。
武奈ヶ" 嶽 "
地図にその名前を発見してから気になっていました。
稜線歩き気持ちよさそうです。
職場にダムカードを集めている同僚がいるので
「ダムに行こう」と誘って
知らず知らずのうちに山へ引きずり込もうと思います。
記録、参考にさせて頂きますね
武奈ヶ『嶽』を歩きながら…武奈ヶ『岳』の
スペシャリスト(笑)kiiroさんを意識してました
『嶽』からはkiiroさんの好きなほうの『岳』も
見えますので
さておき、なにげに行ってみたコースでしたが
とても充実し快適な山行でした
ぜひ機会があればスニッカーズを持って
行ってみてください
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