飯豊森(岩手県・北上市)地元の婆ちゃんがガイドしてくれました
- GPS
- --:--
- 距離
- 0.7km
- 登り
- 40m
- 下り
- 32m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・飯豊森の歩道はシッカリ整備されています。 |
写真
感想
地図を見ていて、
「平野の中にぽっこりと聳え立っていて面白いなぁ〜」
と興味が沸いたのがこの飯豊森。
現地に到着すると、小さな子供が駆け回り、お婆ちゃんやお母さんが談笑していて、地元の方々の憩いの場所である事が伺えた。
入り口に立てられた歌碑を見ても、この地域に密接な関わりがある山である事が伺えた。
案内板を軽く眺め、山頂まで続いているであろう階段をゆっくりと登る。
とにかくこの山は杉が多く、杉の香りがプンプンして「森林浴」をしている気分♪
山頂につくと、観音様が収められているお堂があった。
そして、ストック2本を携えたおばあちゃんが1人(笑)
(おばぁちゃん)うわははは〜!どごがらぁ〜?
(taku-jiro)もりおががらぁ〜
(おばぁちゃん)ほえぇ〜〜〜
そんな挨拶から始まり、おばぁちゃんはこの山のガイドをしてくれた(笑)
・この山は岩で出来ており、山菜はなぁ〜んも採れねぇごど
・むが〜しは、ココでどぶろぐ飲んで花見をしたごど
・死んだ地主の奥さんは、桜の木は切んねぇでけろどへってらども、桜の木はたおれでまったごど
・おばぁちゃんは、下まで車っこ(シルバーカー)押して、山を歩いて鍛えてるごど
・こごは”いいとよもり”って言う名前だってごど
・弁慶の足形は、医学がねがった頃、足がいでぐなったらコゴさ願いごどしさ来たごど
・山神は男だというごど。さらにきがねぇやづだってごど。
・おなごがあがんぼう生むどぎ、腹いでぐなったらコゴさ願いごどしさ来たごど。
等など。
話のほうが、歩行時間より長ぐなったども、いい時間を過ごしました(笑)
最後に、おばぁちゃんから飴玉を2つもらいました(笑)
飯豊森の西側が汚なかったのが残念ですが、とても雰囲気いい地元に愛された山でした☆
コメント
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この森の下に生まれた私は、入学前からよくこの森で遊んでました。GWごろは桜の花見でにぎわっていましたがいかんせん蛇山でして晩秋〜春の間しか入れませんでした。ターザンごっこは好きでした。写真を拝見するとすっかり様変わりし木が少なくなったようでちょっとさびしいです。40年も昔の話ですから。 enari
はじめまして!enariさま
岩手では、まだまだ雪山を楽しめますが、せっかく春が来たのだからと、雪が消えた里山を散歩してみたくなったので、初めて飯豊森におじゃましました
enariさんも、ココで花見をされていたんですね!
さすがに、おばあちゃんみたいに”どぶろく”は飲んでいらっしゃらないとは思いますが
おばあちゃんのお話を聞きながら周りを見渡しましたが、確かに桜の木は見つける事ができませんでした。
強風のせいなのか?それとも病気や害虫で枯れたせいなのか?
しかし、桜が無くなった今でも、地元の方々に愛される山に違いは無いようでしたよ
母が子どもの頃、農家ではどこでもどぶろくを作っていて
「税務署が来た」と触れがあると、いっせいに隠したという話しを思い出しました。
また、畑か杉林か忘れましたが、杉の葉を積み重ねた小山で遊んでいたら、大人に怒られた、
きっとどぶろくを隠していたんだよ、とのこと。
戦前の話しです。
ここ飯豊森にもどぶろくを隠して醸造して、
桜の木の下でみんなで宴会したんでしょうね
pomchan4さん、こんばんは。
ここ、北上市もお米の産地(実際、飯豊森の周囲は田んぼですし)ですから、お花見なんかの時は、”ひみつ”のどぶろくを楽しんでいたんでしょうね
今でこそ、遠野市や奥州市等がどぶろく特区となっているので、合法的に身近な存在ではありますが、そういや、それまでは”ひみつ”の存在でしたよね
そのうち、焚き木目的で植えられたらしい杉の木に変わって、亡くなられた地主の奥様が願っていた桜の木に覆われた飯豊森も見る事ができたらいいな〜と思いました。
そしたら、また”花見”で盛り上がりそうですね〜
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