円海山〜大丸山〜大平山（ナイトハイク）

2019年05月10日(金) ~ 2019年05月11日(土)

• GPS: 05:12
• 距離: 19.0km
• 登り: 283m
• 下り: 320m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:13
• 休憩: 0:34
• 合計: 4:47

23:05 洋光台駅
23:23 23:24 峰白山神社
23:40 23:45 円海山
23:59 23:59 梅沢山
0:23 0:27 大丸山
0:42 0:43 みず木山
1:06 1:11 天園
1:14 1:15 大平山公衆トイレ
1:19 1:21 大平山
1:37 1:37 鷲峰山
1:41 1:41 今泉台分岐
1:49 1:49 覚園寺
2:02 2:06 鎌倉宮
2:22 2:23 鶴岡八幡宮
2:35 2:40 鎌倉駅
3:20 3:20 由比ヶ浜
3:28 3:29 長谷駅
3:35 3:36 由比ヶ浜
4:08 4:11 フクちゃんカフェ
4:16 鎌倉駅

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

電車

■行き
洋光台駅から徒歩。

■帰り
鎌倉駅まで徒歩。

写真

5/10 23:03

週末の飲み会帰り？の皆さんを見送った後、夜11時に洋光台駅をスタート！

5/10 23:04

横浜の外れといっても都会なので、この時間でもバスが運行中。

5/10 23:15

辺りが真っ暗なので、焼き肉屋の看板がいつもより大きく見えます。

5/10 23:22

フェンス越しに見える横横道路は、車も疎ら...

5/10 23:29

みなとみらいの夜景も見えましたが、望遠レンズがないのでアップにできません(涙)

5/10 23:34

円海山の電波塔前に到着。ここから山頂までは数分で行けますが...

5/10 23:35

登山口でこの暗さ！ヘッドライトが切れたら真っ暗闇！！

5/10 23:36

踏み跡がしっかり付いている登山道ですが、真っ暗だと怖さが倍増です。

5/10 23:41

一つ目のピーク、円海山に到着！

5/10 23:45

円海山から少し戻って、今度は鎌倉方面に向かって進路を変えます。

5/10 23:48

いつも通っている分岐点も、真っ暗で何が何だか...

5/10 23:54

「かながわの美林50選」も、真っ暗で何も見えません...

5/11 0:00

住宅地はすぐそこですが、林の中までは光が届きません。

5/11 0:04

周りの景色が全く見えないので、GPSに加えて、この標識に助けられました。

5/11 0:07

暗闇の中だと、道幅が細くなると何となく心細くなります...

5/11 0:16

シロダモの若葉が幽霊の手みたいに見えてきます(笑)

5/11 0:19

ついに大丸山が目の前まで来ました！

5/11 0:20

階段を登っていたら、木の上で大型の野鳥が飛び立ちました。もしかしてフクロウ？

5/11 0:22

2つ目のピーク、大丸山に到着！ここでアミノバイタルをチャージしました。

5/11 0:31

ヘッドライトに照らされて、マルバウツギの白い花が暗闇にふわっと浮かび上がります。

5/11 0:38

この大きな草はタイアザミでしょうか？

5/11 0:46

ただの切り通しですが、洞窟か手掘りのトンネルのように見えます。

5/11 0:48

切り通しを続けざまに通過します...

5/11 1:00

笹薮の端で顔を出していたホウチャクソウ。

5/11 1:03

この標識を見ると、鎌倉市との境に来たんだなと実感します。

5/11 1:05

横浜市最高点に到着！ここから大平山までは目と鼻の先です。

5/11 1:08

鎌倉市街地の夜景。やっぱり画像にノイズが多いですね...

5/11 1:13

鎌倉パブリックゴルフ場に隣接したトイレには、明かりが付いていて驚きました。

5/11 1:18

大平山の岩場のハコネウツギは、開花中の株と、まだ蕾の株が混在していました。

5/11 1:19

本日最後のピーク、大平山に到着！ここから先は下りになります。

5/11 1:24

今日は建長寺方面へ向かいますが、夜中は建長寺の門が閉ざされている可能性が高いため、手前の覚円寺で山を下ります。

5/11 1:30

またまたマルバウツギ。

5/11 1:34

こういった窪みはスリップしそうなので慎重に進みます。

5/11 1:36

何か白いものが...と思ったら、大きな岩でした。

5/11 1:39

この十字路で、ショートカットして今泉台へ下りようかと悩みましたが、予定通り覚円寺方面へ向かいました。

5/11 1:41

こういった窪みはスリップしそうなので慎重に...

5/11 1:48

ここでようやく車道に出ました！あとは住宅地の中を下っていけば、鎌倉駅近くに出られるはずです。

5/11 1:53

舗装路になったので、ガンガン下っていきます...

5/11 2:03

店名も凄いですが、「当店のおそばは、最初の一口は何もつけずにお召し上がりください」って、美食倶楽部っぽい雰囲気ですね(笑)

5/11 2:04

大塔宮こと鎌倉宮。ここへ来るのはおそらく初めてです。

5/11 2:14

鶴岡八幡宮手前で、リンゴジュースで一服。

5/11 2:19

夜の鶴岡八幡宮。何とも言えない雰囲気です。

5/11 2:22

鶴岡八幡宮の三の鳥居。日中は観光客でごった返していますが、その姿が想像できないほど静かです。

5/11 2:25

誰も居ない段葛。ここなら誰か居ると思ったのですが、誰も居ませんでした...

5/11 2:33

鎌倉駅。改札が閉じられているので、由比ガ浜を歩きつつ赤線繋ぎをすることに...

5/11 2:47

一の鳥居。これを過ぎれば由比ガ浜はもうすぐです。

5/11 2:59

この標識（滑川交差点）で、ようやく由比ガ浜に到達しました。

5/11 3:11

稲村ケ崎方面の夜景（その1）。

5/11 3:18

稲村ケ崎方面の夜景（その2）。

5/11 3:27

長谷駅。夜中でもホームに明かりが灯されていました。

5/11 4:02

再び鎌倉駅へ戻ってきましたが、まだ改札が開いていないので、駅西側の市役所方面へ向かいます。

5/11 4:04

鎌倉駅のすぐ北側には、駅の東西を結ぶ地下道があります。

5/11 4:08

鎌倉市役所に着く頃に、ちょうど夜が明けてきました...

5/11 4:14

三度目の正直...で鎌倉駅にゴールイン。

撮影機器：

PENTAX KP ボディ ペンタックス

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 雨具 靴 ザック 行動食 飲料 笛 ヘッドランプ GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 モバイルバッテリー 予備電池(ヘッドライト用) 時計 タオル ナイフ カメラ

感想

ardisia

[ルート]
「登り慣れた地元の山を、いつもとは違った切り口で登ってみたい...」ということで、ナイトハイクを思い立ちました。
ルートはガイド本などで紹介されている「よく整備された登山道」ですが、夜は雰囲気が一変して「見知った道」ではなくなっていました。
特にスギ・ヒノキの人工林や、常緑広葉樹の多い林では、落葉広葉樹の林と違って月明かりがほとんど得られないので、足元に十分に注意する必要があると感じました。
最後に由比ガ浜へ出た後、どうせなら夜明けまで海岸で粘ろうとも思ったのですが、寒さと睡魔に勝てそうになかったので鎌倉駅までサッと戻ってしまいました。

[展望・景色]
・天園（峠の茶屋跡）：少しの間ヘッドライトを消すと、鎌倉市街地の夜景が楽しめました。

[動植物]
マルバウツギ、ホウチャクソウ、ハコネウツギの花は見つけられましたが、辺りが真っ暗なのでそれ以外に花は見つけられませんでした。
横浜市と鎌倉市の境にある市境広場の近くでは、黒っぽい尾の長い動物が登山道を横切りましたが、もしかするとハクビシンだったかもしれません。
また、覚円寺の近くでは登山道のすぐ近くからフクロウの鳴き声が聞こえました。

[その他]
ヘッドライトの電池は満充電だったはずなのですが、スタートから1時間半後に山中でいきなり電池切れになりました...
スマホの明かりで予備の電池と交換しましたが、予想外のアクシデントにかなり焦りました。

コメント

kopalchan

夜行！
ardisiaさん、コースタイムが間違ってる？、、、と思ったらナイトウォークだったんですね。すごい！

ヘッドランプの電池切れ、考えるだけでも怖い、、、(>_<)

しかし、夜行は新鮮な経験ですねぇ。

ardisia

Re: 夜行！
kopalchanさん、こんばんは。

スタート時刻が23時なので、ナイトウォークというよりミッドナイトウォークという感じでしたが、見慣れた景色が全く違って見えたのは面白かったです。
ですが、三浦半島には（イノシシは少しいますが）クマなどの猛獣が居ないからこそ出来る山行で、同じことを丹沢や奥多摩でやる勇気はありません(笑)

ヘッドライトの電池切れは、直前に光量が徐々に落ちていくといったこともなく、あまりにも突然訪れたので、一瞬何が起きたのか分かりませんでした。
切れてしまった電池は使い古したニッケル水素電池だったので、そろそろ世代交代が必要なのかもしれません...

kopalchan

Re[2]: 夜行！
なるほど！
奥多摩は山野井さんが襲われたように熊さんがいますもんね。熊よけの鈴をつけている人に「必要なのかな…」と思っていたんですが、いるんですよねぇ…。

ヘッドライト本体直接充電ではなくて、電池が充電式だったんですね。充電電池も充電を繰り返すと弱くなりますけど、しっかり予備電池を持っていてそこはさすですね。自分も気を付けないと。

ardisia

Re[3]: 夜行！
奥多摩だと日原周辺や御前山周辺はクマの目撃情報が多いようですし、私も御前山でクマの爪とぎ痕と思われるものを多数見ているので、油断は出来ないですね...

ヘッドライトの予備電池は、山中に居る時間を計算して、万一に備えて直前にコンビニで買ったものです。
petzlの小さなヘッドライトも予備として持っていましたが、これは光量がかなり小さいので、結果的には予備電池を購入しておいて正解でした。
[予備のヘッドライト] https://www.amazon.co.jp/dp/B01KYTR0HM

yamaonse

ナイトハイク！
ardisiaさん、こんばんは！ナイトハイクとは珍しいですね。比較的歩き慣れたコースで、この季節ならではの、安心感があるからこそ、でしょうか？自分はヘッデンで歩くことはまずないのですが、しばらく前に六甲山で暗くなったときのことを思い出しました。フクロウや獣の気配って、五感が研ぎ澄まされる感じがしますよね。鎌倉は街が近いし安心ですが、それでも自然の営みがあっておもしろそうです。

ardisia

Re: ナイトハイク！
yamaonseさん、こんばんは。

ご指摘のとおり、歩きなれたルートですが、ナイトハイクをするなら穏やかな気候の内に・・・と考えていました。
上州ではお馴染みの大型肉食獣(笑)も、ここ三浦半島には居ないので若干の安心感はありましたが、やはり暗闇だと緊張しますね。

山地でナイトハイクをするつもりはありませんが・・・下山が遅れた時に備えた訓練として、近場の丘陵地でたまにナイトハイクするのも悪くないと感じました。