上野村 マムシ岳を周回 シャクナゲが満開！

2019年05月19日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 4.1km
• 登り: 492m
• 下り: 485m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:20
• 休憩: 0:23
• 合計: 2:43

8:37 スタート地点
8:57 9:02 東電鉄塔203
9:20 9:30 マムシ岳
10:36 10:44 マムシのコル
11:05 マムシ岳ゲンナイ登山口
11:20 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

直登コース登山口に駐車（2台位停められる）

コース状況／危険箇所等

全般的に、テープは豊富。直登コース下降点からマムシのコルへ向かったすぐの岩稜帯はテープは少なめであり、錯誤した新しい山名板や道標があるのには注意。
この新しいものは佐藤明著の「西上州の山」を参考にしたと思われる。だが、マムシ岳の位置は誤り。
「西上州の山」と山と高原の地図の直登ルートは大きく異なっています！（お隣の尾根どおし、鉄塔違い）
このルートを選択する際は十分な下調べと現場での判断が必要と思われます。
・直登コースは東電鉄塔203迄は東電鉄塔巡視路を利用するので整備は完璧、テープも豊富。その上もテープは豊富であり、マムシ岳迄は迷うことはないでしょう。
・直登コース下降点からマムシのコルへ向かったすぐの岩稜帯には巻き道があるが、不明瞭のようです。岩稜帯は比較的難しくなく、ルートは明瞭。その先もテープは豊富でルートミスはないと思う。
・マムシのコルからの下りはひたすらな九十九折り（約40近くのヘアピンあり）でルートは明瞭。

写真

5/19 8:37

駐車スペース。左手に東電巡視路の踏み跡あり
しかしこのまま川を徒渉する

5/19 8:37

左手側の東電道標には両者が記載されています。
こちらには行かないで徒渉してしまいます。

5/19 8:39

ここを徒渉する。対岸にテープあり。

5/19 8:39

傾いた東電丸木橋

5/19 8:40

木段がはじまる。

5/19 8:40

九十九折りの急登

5/19 8:42

東電鉄塔203を目指す。

5/19 8:44

新緑がまぶしい上り。

5/19 8:51

右からの主尾根に乗り上げる。

5/19 8:52

主尾根をひたすら登ると

5/19 8:55

東電鉄塔203が見えてきた。

5/19 8:57

いつもの構図だが、足元が悪いのでちょっとぶっ格好。

5/19 8:58

203に間違いないです。

5/19 8:58

本来のルートは鉄塔真下を通りません。
郭外を巻いています。

5/19 8:59

鉄塔下は展望が良いが、今日は曇がちです。

5/19 8:59

お隣の202

5/19 9:01

船坂山

5/19 9:02

露地上部にはテープが貼られている。
テープの切れた場所がルートです。

5/19 9:02

左手側に202側に行くルートあり。

5/19 9:03

巡視路ではなくなると、踏み跡が薄くなる。

5/19 9:09

稜線が近くなると右側にトラバースになります。
この転換点に左側へと進む踏跡がありますが、これが巻き道と思われます。

5/19 9:11

上を見上げると稜線は岩稜帯。

5/19 9:11

トラバースが続く。

5/19 9:12

稜線に達する。
直登コース下降点。

5/19 9:13

199-4

5/19 9:13

岩とミツバツツジ

5/19 9:15

ここをロープでへつる。
左下は絶壁だが容易。

5/19 9:15

テラス道を進む。
よくぞ道が付けられたものだ。

5/19 9:16

おっと　
シャクナゲ

5/19 9:18

先にも沢山。

5/19 9:18

この戸渡状のリッジは行けそうだが、下に巻きルートあるのでそちらに。

5/19 9:18

シャクナゲを眺めながら

5/19 9:19

あらかわいい。

5/19 9:19

岩稜帯を登ると

5/19 9:20

マムシ岳に着く。

5/19 9:20

これから行く稜線。
S状に蛇のような山陵。

5/19 9:20

ボンデン山方面へ道が続く。
ここでいいやと思ったのが、失敗でした。

5/19 9:27

マムシ岳プレートのある辺りの岩場

5/19 9:27

「山」の石票。

5/19 9:28

御巣鷹、三国山方面

5/19 9:30

さて、引き返しますが、愚かにも、シャクナゲが気になっていて、マムシ岳の三角点を確認するのをど忘れしてしまいました。
三角点はさっきの岩峰より東に下った場所でした。

5/19 9:30

あなたが美しすぎて、本来の三角点のあるマムシ岳へ行けませんでした？　ちょっとボーーーーーーーとしてました。

5/19 9:34

ロープのへつり

5/19 9:37

直登コース下降点からいよいよ岩稜帯へ

5/19 9:46

これ、木ではなくて岩です。

5/19 9:47

振り返ってマムシ岳。
あの岩下をへつったのでした。

5/19 9:47

白いシャクナゲ

5/19 9:50

この岩場を登る。ホールド多数で簡単。

5/19 9:51

振り返ってマムシ岳。
マムシの頭みたいに三角な山容。

5/19 9:52

さてリッジ上には

5/19 9:52

新しい「マムシ岳」の誤った山名板と奥に本物のマムシ岳。
しかしながら地形図ではここは1300m未満です。
錯誤！

5/19 9:53

先が見えない下りでも

5/19 9:54

降りられます。
群馬トヨペットのタオルの落とし物

5/19 9:54

北斜面はシャクナゲ。

5/19 9:54

この岩を越えると

5/19 9:55

なんじゃこりゃ？
山と高原地図の下降点のコルはもっと東です。

5/19 9:56

振り返っています。道標付近では右下から巻き道ルート（佐藤明著の「西上州の山」のルートと思われる）が上がってきました。
さっきの岩稜帯行かなければ、縦走する価値が半減でしょう。

5/19 9:58

ミツバツツジの平穏な尾根と思いきや

5/19 9:59

岩登り

5/19 10:00

岩場よりマムシ岳

5/19 10:00

展望もよし。

5/19 10:00

しばらく岩岩しい尾根歩き

5/19 10:05

ここは右に巻く

5/19 10:07

凄い大木

5/19 10:11

やがてシャクナゲの森になる

5/19 10:11

ここではシャクナゲは頭上

5/19 10:13

この岩頭は左下に降りるのですが、

5/19 10:12

岩頭の先に行くと行き止まりですが、シャクナゲが沢山咲いている。
しばらくぼぉーーーっとシャクナゲに見とれる

5/19 10:15

これでも生きている大木

5/19 10:16

平穏な尾根が続く。アカヤシオの落花。
アカヤシオは終わっていますが、

5/19 10:17

すいません。またシャクナゲです。

5/19 10:20

稜線の南側を巻いて歩くが、ピークには？

5/19 10:21

1348峰のプレート

5/19 10:23

少し先に行くと峠状のコル

5/19 10:24

右手側は珍しく平地。小屋ぐらいは建てられる。

5/19 10:24

左手には峠道みたいな踏み跡。
鉄塔202の尾根に続くのか？

5/19 10:25

そしてしばらくトラバース

5/19 10:27

尾根にも戻ると大木3本

5/19 10:28

ピーク。

5/19 10:33

ピーク越えるとアカヤシオが粘っていました。

5/19 10:33

アカヤシオの落花

5/19 10:33

ちょっと荒れ気味

5/19 10:34

色合いの良いシャクナゲ

5/19 10:35

下ります。

5/19 10:36

赤見の強いシャクナゲはまだつぼみ。

5/19 10:36

マムシのコルに到着。

5/19 10:36

立派な看板。
金のある場所にはある。

5/19 10:36

この表示は正解。

5/19 10:37

北沢への下行路

5/19 10:37

看板の裏にはシャクナゲ

5/19 10:43

ゲンナイ登山口への降下路は鎖のガード付き

5/19 10:43

人工物3点セットと自然物のシャクナゲ

5/19 10:45

九十九折りの鎖のガード道

5/19 10:48

ハシリドコロも多数

5/19 10:54

沢に接して

5/19 10:55

徒渉

5/19 10:58

徒渉を繰り返し

5/19 10:59

丸木橋を渡り

5/19 10:59

美しい沢沿いを下る。

5/19 11:01

この橋付近は

5/19 11:01

自分の庭にしたいような渓流。

5/19 11:02

最後の徒渉です。

5/19 11:03

ヤマブキソウ

5/19 11:03

日向沢

5/19 11:04

車道にでました。
ゲンナイ登山口

5/19 11:04

このシオジ原生林の看板

5/19 11:04

現在地が不明。
多分左のオレンジ色の線が今降りてきた道。

5/19 11:04

ゲンナイ登山口には

5/19 11:04

マムシ岳登山口と書いてあるけど、ゲンナイ登山口を加えて欲しいな。

5/19 11:05

ゲンナイ登山口、よく見るといろいろなものが建っていて賑やかです。

5/19 11:05

車道で駐車場所に戻るが、

5/19 11:11

ヘアピンカーブはショートカットしたいが無理みたい。

5/19 11:19

駐車場所に戻った。

撮影機器：

EX-100F CASIO COMPUTER CO.,LTD.

RICOH WG-50 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

yamadanuki

・マムシ岳に行ってみようと画策、当初は5時起きで、キリンテ↑、ゲンナイ↓の予定だったが、深夜2時すぎに緊急な仕事が入り、しっかり寝坊して、睡眠不足となりました。午後別の予定があるので、予定を変更して直登コース↑、ゲンナイ↓というヘタレ周回になってしまいました。
・当然ながら、アカヤシオは終わっていることは承知でしたが、思いもかけずシャクナゲが咲き乱れているのには感激。丁度満開の時期で、いろいろな色の花があり楽しめました。まだつぼみのものもあるのでもう少しの間、楽しめそうです。
・直登コースはひたすらの九十九折りの上り、しかし山狸はほぼ10kgのダイエットに成功し、身軽になりそれをまたまた実感できた。狸からイタチになろうかな？
・直登コース下降点からマムシのコル方面の岩稜帯は巻き道があるようですが、巻き道使ったら周回の楽しみが半減になってしまいますね。
・真新しい道標や山名板がありましたが、佐藤明著の「西上州の山」を参考にしたようで、山と高原の地図の表記とは違っている。山頂の位置は錯誤も甚だしく、全く別の場所にマムシ岳が設置されていました。もしかしら設置者はホントのマムシ岳には到達していないのかな？　とも思います。
直登コースは「西上州の山」と山と高原地図の表記が違うのは十分な留意が必要と思います。。
・私自身も人のこといえず、マムシ岳の三角点を見るのをど忘れしてしまい不覚でした。やっぱ寝不足でぼけていたり、お花に見惚れていたりするとダメな狸でした。
・マムシ岳ーマムシのコル間の岩稜帯は思っていたよりも簡単でちょっと拍子抜けだったと思いますが、当時の体調からみると丁度よかったかもしれません。
・そのうちにボンデン山からの周回を楽しみたいと思う。