塩の道 北小谷駅〜南小谷駅

2019年05月22日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 11.6km
• 登り: 539m
• 下り: 437m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:05
• 休憩: 0:55
• 合計: 5:00

8:30 北小谷駅
9:15 9:25 松ケ峰
10:10 10:15 幸田文文学碑
11:30 12:05 中土駅
13:00 13:05 虫尾の阿弥陀堂
13:30 南小谷駅

天候

大快晴♪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道148号線で北小谷駅に向かい
駅駐車場に駐車

コース状況／危険箇所等

危険個所はありません
標識が見にくく、わかりにくい個所があり
塩の道から外れて中土駅に下ってしまう一幕もありました
広い舗装道から、林道か登山道のような細道に入る場合
道標が茂り出した草や葉に覆われている場所もあるので注意

写真

5/22 8:28

北小谷駅
左奥に白く見えるのは雨飾だと思います。まだまだ雪山dですね(*_*)

5/22 8:33

姫川を渡ります
名前はしとやかですが、暴れ川

5/22 8:33

左折して風吹大池方面へ

5/22 8:38

来馬温泉
風吹岳登山の帰りに立ち寄り、懐かしいです。また風吹岳に登りたくなりました♪

5/22 8:40

雪解けの水が轟々と勢いよく流れ下ります

5/22 8:47

塩の道案内板
来馬地区の案内です

5/22 8:57

この登山口から風吹岳に向かったのかどうか、記憶が確かではありません。せっかくの思い出も次々に忘れていくのは寂しい限り。

5/22 9:12

タニウツギ咲き始め
この花を見ると、じわじわ照り付ける日差しを連想。今年も暑い夏が来るのですね！

5/22 9:16

松ケ峯の案内板
稗田山大崩落についても書かれ、大惨事を知りました

5/22 9:25

ベンチがあり、のんびり休憩できます♪

5/22 9:26

ガクアジサイ？
白い花に覆いつくされ、見事

5/22 9:37

堰堤も水量が多いですね

5/22 10:00

橋を渡ります
橋の向こうの山腹が抉れた地形が稗田山の大崩落の痕跡ではないかと思います。20世紀の日本の最大級の土砂災害だったそうです。

5/22 10:04

振り返った雨飾方面
でもどれが雨飾の頂なのか？

5/22 10:05

稗田山崩壊跡
山肌が垂直に削られ、黒っぽい茶色の土が剥き出しに見えます。最初は雪崩の跡かと思いました。川には幾重にも堰堤が設けられ、護岸工事が綺麗にされ、案内板がなければ知らぬまま通り過ぎるところでした。

5/22 10:05

田に水が引かれ、田植えの済んでいる田もあります。ずいぶん早いですね！

5/22 10:12

幸田文文学碑

5/22 10:22

振り返った稗田山崩壊跡。明治44年に起きた稗田山崩れは日本三大崩壊の一つだそう。因みにあと二つは静岡県の大谷崩れと富山県の鳶山崩れだそうです。

5/22 11:05

トタンで覆われた藁ぶき屋根の民家の向こうに見えているのは雨飾山だと思うのですが…

5/22 11:09

畑を耕す方を通してみると、谷向こうに点在する屋根や、雪を頂く山の風景は雄大。左に見える山は大渚山でしょうか？

5/22 11:29

中土駅
今日の行程のほぼ中間点。無人駅をお借りして、楽しく昼食休憩♪普通は、駅の待合室で楽しく昼食なんて、とてもできないものですけれど、誰もいないので(^^ゞ

5/22 12:13

道を間違え、中土駅に出てしまい、そのまま昼食休憩していました。しばらく姫川沿いに歩いて、塩の道に合流します(^^ゞ

5/22 12:18

スノーシェッドの中を走る国道147号線。いつもはあの円筒の中を走っています。外からこんな風に見るのは初めて(*_*)

5/22 12:27

青い正方形の中に塩と書かれた標柱が大事な目印。なかなか見つけにくい場所もありました。山も街道もルーファイ不可欠ですね！

5/22 12:28

立山
この山の形が国道148号線を通る度気になっていました。こんなに天気の良い日には尚更目立ちます！

5/22 12:54

案内板と立山

5/22 13:02

見えている山は？

5/22 13:04

虫尾の阿弥陀堂
すぐ近くにある湧水は、とても美味しく、空のペットボトルを持って来なかったのを後悔しました。

5/22 13:49

次回の下見
次回は南小谷駅を出発して白馬駅まで歩きます♪

5/22 15:20

午後になってもため息の出るほどの晴れ渡った空です！でもまだ遠い雪山(/_;)今シーズンも北アルプスのどこかを歩けますように♪

撮影機器：

TG-835 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

kyom4

久しぶりのCLカムバックの山行、ではなく街道歩きです♪
何と一年ぶりとは長いご無沙汰でしたから、
変貌したと思いきや、ちっともお変わりなく
足取りもとても軽そうに拝見したのですが、
病後、足にしびれが残っているとおっしゃっていました。

病気はいつ誰にでも（予告編なし？）に襲ってくるかもしれず
今日、それも大快晴の空の下、久々に昔のメンバーで歩ける幸せを
神様に感謝しながら、賑やかに歩けるのが最高です。

今回歩いて、明治44年に起きた稗田山崩れによる大災害を知りました。
百年前に起きた大災害を、同じ信州に住む者として全く知らず
ちょっと恥ずかしく思うと同時に、案内板を立てて頂くことで
知ることができ、こうして後世に伝えていく重要性を再認識しました。

トタン板を被せた藁ぶきの民家の庭先に咲き競う花、
急斜面の畑を耕す腰の曲がったお年寄りの向こうに見える雪を頂いた峰、
ぼんやり見ていると、心は遠い昔にタイムスリップしていきます。
こんこんと湧き出でる水の冷たくて美味しかったこと、
人の暮らしに足りないものはないと思わせる時間の流れがあります。

途中で細道に入るべきを間違えて、中土駅に降りてしまい
昼食休憩としましたけれど、それはそれで楽しく過ごせた気がします。
北小谷駅に向かう電車の待ち時間は長かったですね。
次回は、南小谷駅から白馬駅まで、頑張って歩くので宜しく！