10年ぶりの四阿山、根子岳 〜借り物の時の中で〜

2019年05月25日(土) [日帰り]

• GPS: 03:42
• 距離: 10.7km
• 登り: 960m
• 下り: 942m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:07
• 休憩: 0:35
• 合計: 3:42

距離 10.7km 登り 960m 下り 960m

9:11 菅平牧場登山口
9:16 中四阿道登山口
9:55 9:56 小四阿
10:20 中四阿
10:36 長池分岐
10:42 10:43 四阿山・根子岳分岐
10:53 11:11 四阿山
11:20 11:22 四阿山・根子岳分岐
11:47 大スキマ
12:06 12:18 根子岳
12:45 12:46 東屋
12:53 菅平牧場登山口
12:53 ゴール地点

上記コースタイムは周囲の方の平均と比較して「相当早い」と思います。
参考にされる場合はご注意ください。

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車

菅平牧場から。
大スキマの四阿側に残雪多い。ミックスになっていてルートロストしやすいです。
こういう場所では踏み跡ではなく、木々のリボンを目印にしましょう。

コース状況／危険箇所等

危険個所無し。

写真

9時過ぎ時点で駐車場はずいぶん下になった。
人気の山のようです。

小四阿経由で入ります。

牧場。牛はいません。

十分すぎるほど整備されている。

沢沿いを歩き、橋を渡った後は谷を離れ尾根道に入ります。

尾根道は木が無くて暑い。

直ぐに南から西方向が開け、この後ずっとこの景色は見える。

四阿の手前のピークが見えてきた。

時々振り返ってみる。

根子も見えてきた。

10年前はこの辺の小ピークを全部越えていったような記憶があるけど、今は巻くようです。

二ホンカモシカ？が居た。
特別天然記念物です。

山頂の少し手前は階段。
この階段はだめだ。ステップがことごとく合わない。

帰りはこっちの尾根に行く予定。

登頂！

上州方向。谷川エリアだけは北アルプス級に白い。
至仏や武尊もいまだに白い。

赤城、榛名、浅間隠方向。

浅間の山塊。立派な峰々だ。

八ヶ岳、美ヶ原。その先に南アと中ア。

北ア全景。

中央に黒姫。その奥右側が妙高エリア。
左の双耳峰が何だかわからない。

北ア中部。

そして日本人が大好きな富士。

白馬。

五竜(左)、唐松(右)

立(左)と劔(右)

穂高(左)と槍(右)

中ア

御嶽

分岐は大スキマ方向に下ります。

これから目指す根子のピーク。

急斜面のミックスでルートロストしやすいので注意しましょう。
特に下りだとうつむき加減になってしまいますが、こういう場所は踏み跡ではなく上を見て木々のリボンを目印にしましょう。

なんて、偉そうなことを言う私も2度ほどルートミスしつつやっと下りきった。

鞍部から根子。
気持ち良さそう！

鞍部から四阿。

風が心地よい尾根歩き。

根子までもう少し！
風が気持ちいい！

四阿も随分と遠くに見えるようになった。

この辺はすごくひんやりしていて気持ちよかった。

根子岳山頂まで最高すぎる尾根歩き。

根子のピークを捉えた。

登頂！楽勝です。

根子のピークから牧場の方向。

鐘を鳴らしておきました。

これって横手？
横筋は冬に滑走面になるところだろうか。

駐車場が見える。

下山します。
駐車場は見えている。
標準で90分ってなってるけど、どう見てもそんなにかかるようには見えない。

四阿と違ってこっちはあまり木が無い。

晴れていると暑い。

東屋が見えた。

この辺りは牧場を目当てに来た小さなお子さんたちがいました。

下山完了。
入山時とほとんど変わっておらず、最後に入山して最初に下山してきた感じがする。

牧場で産地直送(ここが産地？)のおいしいソフトクリームがいただけます。

しかし、炭酸系がこれしかなかった。。。
コーラ置いてくださ〜い！

感想

Beloved Sky

乗鞍、焼、四阿で迷ったけど北アルプスを横から見たくて四阿に決定。
自宅から登山口まで2時間。
登山口から山頂まで1時間半。
そのうち1時間以上は北アや浅間が見える。
平日専門だった自分としては土曜の百名山の人気ぶりに驚かされた。
平日なら10台もないであろう駐車場は9時到着時点で8割以上。

下界は猛暑日一歩手前だったけど、山中はそよ風が運ぶ涼しさで快適な山行が楽しめた。

四阿は10年ぶりでも覚えている景色も多い。
当時はまだ子供が小さく育児を楽しみながら山行は年に2回程度だったろうか。

妻や子供から借りてきたような時の中でせわしなく登る山で、何を思い何を感じていたのだろうか？なんて考えながら進んだ。

自由に使える時間が増えるほどのその時が持つ価値は乏しくなる。
当時の方が一日、一時間、一分、一秒が持つ価値はずっとずっと高かったと今は思える。

とてもいい山でした。また行きたい。