知多新四国八十八ヶ所�┠覺�

2019年05月29日(水) [日帰り]

• GPS: 04:59
• 距離: 21.0km
• 登り: 91m
• 下り: 89m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:19
• 休憩: 0:35
• 合計: 5:54

8:04 名鉄寺本駅
8:04 8:09 82番観福寺
9:12 8:17 83番弥勒寺
9:50 9:55 86番観音寺
10:16 10:21 85番清水寺
10:38 10:43 84番玄猷寺
11:25 11:30 5番地蔵寺
11:59 12:04 88番円通寺
12:47 12:52 87番長寿寺
13:03 JR大高駅

天候

曇りのち晴れ　風強い

アクセス

利用交通機関：

電車

往　名古屋〜名鉄常滑線〜寺本
復　大高〜JR東海道線〜金山
結願
往　金山〜地下鉄〜八事　
復　八事〜地下鉄〜名古屋

コース状況／危険箇所等

特に問題なし

その他周辺情報

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写真

再び名鉄常滑線寺本駅
高校生が沢山下車。駅下の駐輪場から出かけていく。

寺本駅高架上から本日歩く北東方向(東海市〜大府市）を見る。信濃川や横須賀川の河川が邪魔をして高横須賀方面に素直に歩けない。

こんな風に様々な野菜が入っています。100円の野菜販売自動販売機。

東海市の養父児童館の隣は熱田神宮。熱田神宮といっても名古屋のではありません。

高横須賀に入り、古民家がちらほら見える。

高横須賀に入り、古民家がちらほら見える。名鉄河和線をくぐり、155号線を渡り、「山屋敷」という名の高台に入る。

82番観福寺。坂道上の丘にある。ここまで3．1キロ。40分。

観福寺石仏。

観福寺。記録によれば8〜9世紀まで遡る古寺。本堂内宮殿は1248年。十一面観音菩薩立像は平安後期。蛙股の形などが独特で面白い建物。

ふむふむ。いろんなものが天井に展示。

マニ車（転経器）の一種。

本堂前大きな樟。

観福寺。歴史を感じる寺だった。山門を東に出ると前が城山。城之腰という地名。左折れしてまっすぐ北に進む。

やがて太田川に出合い、「といばし」を渡り、左上の小山に83番弥勒寺。

丘というより山。83番弥勒寺。ここまで1．2キロ。約15分。

83番弥勒寺。ご本尊。弥勒菩薩堂。室町期。

83番弥勒寺。本堂。手前に御宝塔が安置されており、三回その周囲を祈りながら回ると願いが叶う？

弥勒寺の石仏。

山門の阿吽の金剛力士像。鎌倉時代初期。大池公園を通過。どんどん真北に上がり、聚楽園公園手前まで歩く。

86番観音寺の手前の八柱神社。

86番観音寺の大樟。ここにも巨大な樟がある。高さ23m、幹周り10m。段丘の西端上に立つ寺ですこぶる眺めがよい。

86番観音寺。聖観音立像は鎌倉期。寺の裏からは聚楽園公園まで散策できるように小径が整備されている。ここまで2．1キロ。約30分。

観音寺南の台地上から東海市と伊勢湾向こうの鈴鹿山脈。

観音寺山門階段下の石仏。

長益（ちょうえき）塚。墓所。戦国時代、荒尾町の和尚だった長益は近隣農民の生活苦からの直訴状を引き受け、1人で責任を負い処刑された。「死んでも人びとの願いを聞き遂げる」という言葉を残す。

東海市平州・西川あたりの民家。

85番清水（せいすい）寺。民家に囲まれている。ここまで1．5キロ。約20分。

清水寺子育地蔵。

木庭橋北交差点。東海シティホテルの交差点で左折れ。243号線に。

ホテル前の木庭橋。

姫島交差点にある石標。「右　弘法大師（84番玄猷寺）左　手代山」

84番玄猷（げんにゅう）寺
広大な境内にりっぱな建物が点在。すべてが新しい。
ここまで1．4キロ。約20分。

本堂裏にある涅槃像。篠栗四国1番札所の南蔵院(福岡県)にある涅槃像がお手本らしい。

243号線（東海緑線）を北東に上り坂を進む。途中、上野台公園が右にある。やがて下りになると前に知多半島道路が見て、これを潜る。

給水施設？長草町立根

台地上にある5番地蔵寺。東隣は天神社の広い境内。ここまで3．4キロ。約45分。

5番地蔵寺。地蔵寺を北に下りると石ヶ瀬川になる支流の広い河原状の場所。

長草町螢ケ脇近くのお地蔵さん。

ここを右折れして進む。写真の前に見える森の場所は「峠」という面白い名前。23号（東浦名古屋線）に出合い、左折れ23号線沿いに進む。

右に共和西小学校があるようだ。丘陵地帯を真北に進むと愛知用水と交差する。

前には伊勢湾岸道の名古屋南JCTや大府ICなどがある。

愛知用水北の久分にある地蔵。

農地の彼方に名古屋南JCT

玉葱畑。

畑の中にある社と墓。大深田〜鴻ノ巣。

これまた小山の上にある88番円通寺。満願霊場とある。

本堂はこれから3年かかって再建される。ここまで2．2キロ。約30分。

88番円通寺。

円通寺石仏。

伊勢湾岸道や名四国道下を潜り大高へ。

大高南小を左折。JR線路真横を西に向かう。左の川は名古屋南JCT真下の水主ヶ池から天白川に注ぐ。

高架下を北に上がると最後のお寺。87番長寿寺。大きな寺だ。ここまで3．0キロ。約40分。

87番長寿寺。

87番長寿寺。端正さが際立つ。

最後の弘法堂。

長命寺の石仏。

長命寺の石仏。これで知多新四国八十八ヶ所巡礼も終了。すぐ前のJR大高駅から金山まで行き、そこから地下鉄で八事興正寺に向かう。

名古屋・八事興正寺にて。久しく訪れなかったが、ずいぶん整備されて美しい公園のような境内になっている。もちろん、八事から杁中（いりなか）の町の風景も変化した。

八事興正寺にて結願の朱印。満願成就の思いを胸に帰路に就く。

感想

cielo-azul

知多新四国八十八ヶ所の巡礼旅が終わりました。1年と少し時間がかかり、途中かまけていた自分が反省されます。巡礼旅は初めてでしたが、もっと集中して短期で歩いたら、宗教心もさらに向上したかもしれません。知多半島をじっくり歩いて楽しめ、そこに住む人びとや歴史・文化・産業などを総合的に理解できたことが嬉しいです。旅先で私を助けて頂いた多くの寺の方々や町の人びとに心より感謝します。