夜の光城山(ライトアップされた桜の登山道)
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- GPS
- 00:40
- 距離
- 0.8km
- 登り
- 289m
- 下り
- 0m
コースタイム
20:40 山頂(古峯神社)
21:00 登山口
天候 | 霧雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
篠ノ井線をくぐってすぐの信号(「桜坂入口」とあるかも?)を左折(北へ)。 住宅地をしばらく走り、見落としたかと不安になってきたあたりで 登山口の標識があり、左折(東へ)。 そこからはすれ違いがちょっと、なので、譲り合って通りましょう。 すぐに駐車場が見えます。 登山口は駐車場の手前。 反対側にはトイレもできました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
地元民が犬の散歩で登頂するような911mの里山。 登山ポストはありません。 尾根道に沿って、桜が植えられており、花の季節には夜10時頃まで明かりがついています。 毎年のように、明かりを頼りに登っていますが、ヘッドライトを持参したのは最初だけ、ライト無しででかけてます。 赤土の登山道は、オーバーユース気味でとてもすべりやすく、 登山口の案内板のところに杖が置いてありますので 下山用に借りていくことをおすすめします。 |
写真
感想
【kanosuke】
GW後半、北アに行くために帰省した初日。
夕食に地元のラーメン屋で光城山のライトアップの話題になる。
光城山は旧豊科町から東をみると目立つ山。
ちょうど西の常念と対面するかたちであるが
地元民しかしらないような無名の低山(里山とはいわんだろう)。
先週土曜は満開で今でも頂上なら桜はまだけっこう残ってるだろうと、姉。
夜桜見物、悪くないね。
じゃ、さくっと登ってきましょうか。
どうせ明日は天気いまいちだからヌルいハイクにするつもりだし。
はたして桜はかろうじて三分残ってた程度。
だまされた。
でも、まあ、子供のころは家族ハイキングや小学校の遠足など親しんだ山。
登ったのは35年ぶり。
見覚えのある景色が海馬を刺激し幼少のころの記憶がまだらによみがえる。
ちょっとばかりノスタルジーに浸った夜でした。
光(ひかる)城山は標高911m。
(あれ? 地図では912m??)
麓から山頂まで続く桜の登山道(他にもルート多数)。
毎年、元旦と花の時期に登るようにして、
花の時期は、山頂が満開になる頃を狙っていた。
2012年は、過去に見たことがない、麓から山頂まで
一気に咲き揃った年。
十数年前にも一斉に咲いたことがあったが、
今年ほど揃ってはいなかった。
それが知れ渡ってか、GWの初日に登った昼間は、
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-187234.html
私にとっては過去最高の人出。
登山口の駐車場は一杯。
下の臨時駐車場(初めて見た!)も数台分を残すのみ・・・
という話を、GW後半、山登りのために帰省した弟にしながら、
明かりの灯る登山道を指し示し、
「トリデン」でラーメンができるのを待ちながら写真を見せて、
登らない?
と誘うと、登山口までは行って様子を見るという。
ふ・ふ・ふ。
登山口まで行ったらこっちのもの。
駐車場には車が1台しか無かった。
私はスカートにサンダルだったが、車には常に運動靴を積んである。
ライトは無いけど、双眼鏡を持ち、
靴に履き替えると、弟は既に登山口へ。
ぶつくさ言われたのは、花が全然咲いてないこと。
麓はもう散っちゃった、でも、山頂はきっと咲いてるよ、
と言ってるうちに、霧雨。
でも、気温が高いし、汗もかくしで、霧雨がちょうどいいくらい。
四分の一地点(姉の勝手な命名)より下で、降りてくる若い男性とすれ違う。
結局出会ったのはこの人だけで、夜の光城山、貸切状態。
桃は咲き残り、山桜は盛りと咲いていたけれど、
ソメイヨシノは山頂にやっと残ってるだけだった。
山頂の古峯(額は古峰、どっちだ?)神社に詣で、
写真を撮りつつ下山。
双眼鏡を使おうにも、霧雨を通り越してガスにまかれているような状態に。
二人とも滑ることも転ぶこともなく、無事下山。
やっぱりライトはいらなかった。
蛇足
父親が存命中、家族で里山を歩いて、この尾根を降りてきたことがあった。
八分の一ポイントの2本の松が立つ場所で、父親が焚き火をして、
ご近所に怒られるのではないかと、子供心にハラハラした。
もう40年くらい前のことだ。
あの頃は、松は2本だけでなく、もう少し多かった。
弟は、家族で登ったことは覚えていたが、
焚き火のことは覚えていないと言う。
当然覚えているものと思い込んでいたので、驚いたが、
小学校中学年では、覚えている父親の姿も限られてくるのだろう。
そして、光城山に登るのは、子供のとき以来だと言う。
さらに、私と一緒に登るのは、その父親の時以来だと。
時の駆け抜けるその速さに、驚かされる。
弟も私も、父親の歳を過ぎてしまった。
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