迷岳 下山後アユ料理
- GPS
- 02:30
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 554m
- 下り
- 537m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口まではオフロードバイクで林道を走っていったので問題なかったですが、一般車で上がるのは砂利道や石ころの転がる林道は厳しいかと思います。四駆でジムニーのような小型のオフロード車で行くのをおすすめします。 |
写真
感想
迷岳は台高山脈支脈の尖峰で、北は三峰山、南には大台にはさまれた奥まった場所にそびえる山だ。去年の今頃にも1度登ろうとしたが、途中の峠道が通行止めになっていてなくなく引き返してきた。去年の暮れに道が復旧。さらに今日からは6月ということで鮎漁が解禁となり、登山口そばにある清流茶屋も開店してアユ料理が食べられるようになった。こうなったら、迷岳へ迷わず行くしかないでしょう。
峠道が復旧したとはいえ、三重の松坂市のはずれにある迷岳の登山口までは遠かった。朝は6時ちょっとに出発したが、迷岳の麓の林道入口まで2時間半かかった。そこから長い長い林道を30分以上も駆け上がって標高1000M弱の登山口に到着。駐車場もところどころあって、車で上がれるようになっている林道のようだ。ガレ道や急傾斜はなく、安心して登れた。途中シロヤシオか何かの白い花が密集して咲いており、その花の香りがぷんぷんしていた。また鹿の親子が前を走って逃げていく場面もあった。それだけ山奥だということだろう。家を出発して3時間半でようやく登山口に到着。バイクを止めていざ出発。尾根の道まではバイケイソウの群生がところどころにあり、道の中央にまで張り出しているのまであった。30分ほど登って尾根沿いの道に合流。そこからは西に向かって進んでいった。30mほどのアップダウンはいくつかあったが、とても歩きやすい尾根道だった。一帯はブナ林になっており、南側に展望が開けていた。やや曇ってはいたが、紀伊山地の1000m級の山々がずらりと見えた。奥には大台ケ原がのぞめ、富士山のように山頂が真っ平になっていて、「大台」の名前の由来が大きな平らだというのではないかと勝手に納得していた。大杉谷には近いうちに行きたいなと思った。歩きやすい道ではあったが、頭の上の方では虫がぶんぶんと飛び回っていた。木の上に咲いている花に集まっているのだろう。こちらの顔の方までたかってくることはなかったのでよかった。上り始めて1時間半で迷岳山頂に到着。眺望はなかったが、休憩できるスペースのある山頂だった。少し疲れて休みたい気もしたが、それよりも空腹をアユで満たしたいと思い、すぐに下山。油断して、広い尾根道でルートを間違い、5分ほどロスをした。広すぎる尾根道って、時々迷ってしまうことがある。登山口には12時ちょっとに戻ってきた。すぐに林道を下り、第2の目的地である清流茶屋へ。今日から開店した清流茶屋は、お客もまばら。名前の通り清流宮川のそばにお店があり、川を眺めながら食事ができる。注文したのはアユの塩焼きとフライの入った清流定食。1200円でこの内容は十分だったが、今日は開店日ということで甘露煮をサービスしてくれた。何てうれしいお心遣い。アユの他に野菜の天ぷらなどもあってたっぷりの清流定食だったが、おいしくてあっという間に平らげてしまった。ちょっと遠いがきっとまたこのアユを食べたくなって訪れることだろう。
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