八ヶ岳・編笠山【天候不順のGWへ憂さ晴らし】
- GPS
- 07:54
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 1,004m
- 下り
- 992m
コースタイム
------ 観音平駐車場 05:12
06:02 雲海展望台 06:02 0:50 1:00
06:40 押手川 06:41 0:38 0:50
08:13 編笠山山頂 08:20 1:22 1:20
08:57 青年小屋 10:47 0:37 0:20
11:39 押手川 11:41 0:52 0:55
12:02 雲海展望台 12:31 0:21 0:40
12:44 展望台 12:44 0:13 0:25
12:59 観音平駐車場 ------ 0:15 表記なし
歩行時間 5:08
休憩時間 2:29
所要時間 7:47
天候 | ・強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
突き当たりが観音平駐車場 所要時間20分 ◆観音平駐車場 ・40台ぐらい ・トイレ、売店等なし ◆コンビニ ・小淵沢IC出て、県道11号沿いにローソンとセブンイレブンあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆道の状況 ・観音平〜雲海展望台 危険個所なし。 ただし、道わかりづらいかも。 駐車場の奥、北側の案内板横を入り脇道に入らずまっすぐ進む。 ・雲海展望台〜押手川 岩増えてくるが危険個所なし。 ここが分岐。小さい川があり、少々道わかりづらい。 青年小屋は右手。編笠山は押手川の説明標識の脇を登っていく。 ・押手川〜編笠山山頂 氷化した残雪多数。時間にもよるが、アイゼン(8本)あったほうが良い。 AM11:00以降は足ツボ必至。 ・編笠山山頂〜青年小屋 樹林帯は残雪多し。AM11:00以降は足ツボ注意。 アイゼンなくても大丈夫かも。 岩場、足元と進行方向注意 ・青年小屋〜押手川 こちらも氷化した残雪多し。軽アイゼンでも大丈夫そう。 青年小屋直下は足ツボ必至 ◆登山ポスト ・観音平駐車場にある |
写真
感想
まったくついてないGWだった。
計画していた恵那山、木曽駒ケ岳、焼岳は悪天候で諦めるより仕方なかった。
だからといってこの連休にどこにも行かないなんてありえないっ
毎朝、毎晩天気予報とにらめっこ。
5日しかない!
しかも、八ヶ岳山系!
でも、GW渋滞は避けたい。
編笠山に決定!
前夜10時。
本降りの自宅を出発。
横田基地をすり抜け、日の出ICへ。
圏央道、中央道で小淵沢ICへ向かう。
中央道に入る頃には雨はやんでいた。
上り線は、小仏トンネルから、上野原IC先まで断続渋滞。
もう11時なのに…
観音平の駐車場には予定通り12:30着
リアシートを倒し、荷室を広げ寝袋にくるまる。
良く晴れて白い月が輝いているが、風が強く車が揺れるほどだ。
4:20起床
納豆巻き一本流し込み、身支度を整える
風は相変わらず強い
編笠山には、厚く早い雲がかかっている
5:00過ぎ
シャツ、フリース、ダウンジャケットを着て歩きだす
唐松林の気持ちの良い道
芽の出ていない唐松を風が揺らしていく
遊歩道のような唐松の落ち葉でふかふかになった道を進む
6:00過ぎ
ほぼコースタイムどおりに雲海展望台通過
6:40過ぎ
押手川通過
ここから傾斜はやや勾配を増す。
氷化した残雪が目立ち始める
7:00過ぎ
まだ早い時間だし、昨日は雨が降っていたはず
アイゼンを早めに装着した
このアイゼン、3月に購入して今回が初めての使用
八本爪のちょっとお気に入り。
今までは4本爪の軽アイゼンだけだったが、この山では
それでは不安があり持ってきた。
これが大正解!
すぐに道はアイスバーンだらけとなった。
前方の爪も大活躍
ふと振り返ると、目の前に南アルプスが真っ白な姿で飛び込んできた
正面に甲斐駒ケ岳
その右手には仙丈ケ岳。これは本当に真っ白だ
甲斐駒の左手には、北岳、間ノ岳、農鳥
その手前には鳳凰三山が良く見える
しばし見とれながらの小休止
気温があがり、強い風のせいでシラビソからぱらぱらと霧氷が降る中を登る
岩場、氷化した残雪
息を乱しながら登る
8:10
編笠山山頂
北風が物すごく強い
しかし、目の前には権現岳、その奥には盟主赤岳が堂々と聳えている
急峻な阿弥陀岳も、赤岳の奥には横岳も顔を覗かせている。
シラビソの陰で風をよけながら一服
時間的には権現行けるな
でも、この風がちょっと怖い。
とりあえず、青年小屋へ向かう
南斜面とは打って変わって、柔らかめの残雪
まだ、足ツボにはならないが、前日以前の被害者が多数いた模様
樹林帯を抜けると、青年小屋が眼下に青い屋根を見せた
ここでアイゼンを脱ぐ
長い大きな岩場
岩の上を、飛び石のように下っていく。
青年小屋には数名の先客
泊り客もいるのだろうか?
風のよけられる、日当たりの良い小屋近くの岩に腰掛ける
近くにいた人のよさそうなおじさんが話しかけてきた
昨日から泊っているらしい
権現に行こうと思ってると言ったら
やめろとのこと。
朝、単独の男性が向かったが、鎖場の鎖がまだ雪の中で結構きついらしい
結局その男性は引き返してきたとのこと
度胸も、技量もないからこの話であっさり諦める。
ここでカップラーメンを食べながら、おじさんと話に花を咲かせる。
小平から仲間6人と来ているのだが、前日足をくじいてしまい
仲間が西岳に行って戻るのをここで待っているとのこと
おじさんの北海道の山々の体験談を楽しく聞かせてもらった。
結局一時間半以上も話し込んでいた
またどこかでと、握手を交わし一足先に下山
下りはアイゼンを付けずに行く。
押手川でフリースを脱ぎ、シャツ一枚になる
雲海展望台で再び、大休止
コーヒーブレイク
屏風山手前の展望台経由で下った
温泉に入ろうと考えていたが、時刻は1時半
まだ大きな渋滞には巻き込まれないとふみ、
小淵沢ICへ向かい、そのまま帰路へ
笹子トンネルで三キロ
小仏トンネルから談合坂SAまでの渋滞にははまったものの
5時半には自宅についた
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