電車とバスで行く尾瀬ヶ原(鳩待峠BS〜尾瀬沼山峠BS)
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- GPS
- 08:22
- 距離
- 23.7km
- 登り
- 484m
- 下り
- 355m
コースタイム
- 山行
- 7:03
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 8:21
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
その他周辺情報 | 燧の湯 500円(上の原BS下車) |
写真
感想
2回目の尾瀬訪問。前回は、シーズンを過ぎてワタスゲが僅かに残る時期に、大清水から入って御池ロッジを拠点に湿原を巡り、奥只見観光船ルートで浦佐に出るルートを取った。今回は、これまで混雑を恐れてとても行く気にならなかった水芭蕉の時期の尾瀬を敢えて訪問。
夜行バス「尾瀬号」から連絡バスに乗り換えて、5時過ぎに鳩待峠に到着。しばらく樹林中の木道を下っていくと、水芭蕉の群落が現れる。臭くてハエが好む花というイメージだった水芭蕉だが、この時期はそんなことはなく、清らかに咲き誇っている。
山ノ鼻の研究見本路に立ち寄ってから、湿原のメインストリートへと繰り出す。ミズバショウ以外は、まだ枯草色の湿原が広がっている。竜宮十字路から北に入ると、タテヤマリンドウも目立つようになる。東電小屋から少し下ったところには、水芭蕉の大群生地がある。
見晴で休憩の後、尾瀬沼への道に入ると途端に賑やかさは消える。雪が残る箇所も多く、特に白砂峠からの下りは雪解け水の流れも加わって悪路となっている。
尾瀬沼の北岸も人の姿は多くなく、ポツポツと咲く水芭蕉を眺めながら静かに歩ける。大江湿原に入ると、ツアー客などで再び多くの人に会うようになる。この頃になると、夜行の疲れと湿原の眺めへの飽きから、歩きながらでも眠気を感じてしまう。
沼山峠からバス停への下りも雪で滑りやすく、注意が必要。沼山峠からの会津田島行きのバスを上の原で途中下車して、燧の湯に2回目の立ち寄り。硫黄の香りが漂うかけ流しの湯でゆったりとしながら、90分後の後続バスを待つ。この時期に福島側から入る人は少ないようで、予想に反してバスの座席はかなり空いていた。
会津高原尾瀬口からは浅草行きの特急列車が出るが、野岩鉄道内は特急扱いではなく、秘境駅も含めて各駅に停車していく。桧枝岐から東京までは5時間以上の長い道のりだった。
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