東海道（掛川-日坂-小夜の中山-金谷）

2019年05月30日(木) [日帰り]

• GPS: 05:23
• 距離: 18.0km
• 登り: 377m
• 下り: 300m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:12
• 休憩: 0:12
• 合計: 5:24

距離 18.0km 登り 377m 下り 316m

8:00 スタート地点
8:07 8:15 東海道26宿掛川宿
10:12 東海道25宿日坂宿
10:58 11:02 小夜の中山
13:24 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

起点：JR掛川駅
終点：JR金谷駅

コース状況／危険箇所等

道路状況は良好で危険箇所もなく、舗装状態も良い。

写真

5/30 8:08

この日は掛川城前からスタート。

5/30 8:19

5/30 8:20

掛川宿七曲り

5/30 8:23

次を右へ。岡崎二十七曲りほどではないけど間違えたくない。

5/30 8:27

東からの侵入者を防ぐための構造。このあたりに番所があった。

5/30 8:32

葛川の一里塚

5/30 8:40

福天道標

5/30 8:50

馬頭観音を過ぎると県道に合流

5/30 9:21

街道は右の旧道へ

5/30 9:22

このあたりの東海道は逆川の浸食によってできているのがわかる

5/30 9:24

東山口の道標「西方村堀ノ内駅ニ通ス　掛川駅へ約一里十四丁　堀ノ内駅へ約一里三丁　日坂村役場　約十九丁　東山口村青年会」

5/30 9:25

伊達方の一里塚跡

5/30 9:35

静岡まで43キロ。　数字を見ると一歩一歩と近づいてきたことを実感する。

5/30 9:45

事任（ことのまま）八幡宮

5/30 9:48

境内のクスノキ。

5/30 9:52

事任八幡宮の歩道橋は擬宝珠付き

5/30 9:52

左へ進むと日坂宿へ

5/30 9:58

日坂宿の高札場

5/30 9:59

旅籠屋「川坂屋」。江戸末期に再建。

5/30 10:01

問屋場「藤文」。明治期には日本最初の郵便局の一つ。　難所の坂を登る前にここで休憩。

5/30 10:09

日坂のマンホール。　こんな笑顔じゃ無理やろ。

5/30 10:10

日坂宿本陣　扇屋

5/30 10:13

日坂宿はここまで、県道を越えると坂道が待っています。

5/30 10:14

真ん中の細い道が旧東海道。名古屋からの道では初めて山の中で入ります

5/30 10:17

「二の曲り」と「沓掛」　かなりの急坂だけど軽トラが登っていきました

5/30 10:22

通りすぎた人から「あと30分上り坂だよ。でも茶畑がすごいよ」と言われました。

5/30 10:24

おー茶畑だ

5/30 10:27

茶畑＆林の中を進みます

5/30 10:27

広重の浮世絵もオーバーじゃないと実感

5/30 10:39

向こうの山に「茶」の文字　近くで見たら相当巨大だろうなぁ

5/30 10:40

茶畑の中にポツンと白山神社

5/30 10:51

佐夜鹿の一里塚

5/30 10:55

「年たけて　また越ゆべしと　おもひきや　いのちなりけり　さやの中山」　ここが頂上部。

5/30 10:55

子育飴って何かな

5/30 10:58

久延寺

5/30 10:59

「伝説　小夜の中山夜泣き石」　それで「子育て飴」が売っていたのか。

5/30 11:00

夜泣き石。

5/30 11:04

さぁ茶畑の坂道を一気に下ります。足にマメができてるから下りの方がキツイ。

5/30 11:07

でも茶畑の景色は最高

5/30 11:07

ここから島田市。菊川の里へ。

5/30 11:13

振り返っても茶畑。とにかく茶畑

5/30 11:18

この石畳を下れば菊川へ

5/30 11:19

佐野郡・城東郡の標石

5/30 11:20

菊川の里会館。休館日だったけど軒先を借りて休憩させてもらいました。トイレもあるので助かります。

5/30 11:21

菊川由来石。　周辺の川から菊花紋の石が多く出土したため、川の名前が菊川になり地名も生まれた。

5/30 11:49

ここは真っすぐ。

5/30 11:49

道しるべ「みぎ　二十五ばん道　下菊川村」。　でも右にはいかない。

5/30 11:52

ここから左の石畳上り坂がはじまる

5/30 11:53

ゴツゴツした石畳

5/30 11:57

そしてまた茶畑

5/30 12:06

石畳の終点。諏訪原へ。

5/30 12:11

諏訪原城ビジターセンター。おにぎり食事中の館員さんとしばらくおしゃべり。

5/30 12:45

館員さんに是非見て来てといわれた「丸馬出」。全て人力で掘ったのに、20年で用なしになり廃城になったそうです。

5/30 12:47

二の曲輪北馬出の薬医門

5/30 12:48

薬医門から大井川大橋を見る。かなり高い所にいるんだと実感。モヤってなければ富士山も見えるとのこと。

5/30 12:49

「丸馬出」。これを見に全国各地、さらに海外からも城郭マニアが見に来るらしいです。春風亭昇太さんも先月2回きたんだとか。

5/30 13:00

東海道に戻り、金谷坂の石畳を下ります

5/30 13:01

石畳のゴツゴツが小指のマメに響く…

5/30 13:04

すべらず地蔵尊。ここの石畳はすべらない所から受験生などに人気だとか

5/30 13:12

ここで石畳は終了

5/30 13:14

この坂を下って金谷の町へ

5/30 13:17

金谷大橋（西入口土橋）を渡ります…大橋か？

5/30 13:21

JR金谷駅に到着。今回はここでゴールにします。

撮影機器：

FinePix T500 FUJIFILM

感想

KBZ0126

　3泊4日の東海道歩き4日目。掛川宿から金谷宿までのアップダウンの多い林道歩きでした。東海道を歩きだしてから初めて山に入り、街道らしさを堪能できました。

　静岡と言えば「茶どころ」とは聞いていたものの、これまでの道中では茶らしき風景には出会えませんでしたが、この日はこれでもかとばかりに茶畑の道を楽しむことができました。
　石畳の道も街道らしさを感じらました。しかし江戸時代の石畳道が今もそのまま残っていたわけではなく、地元の方の尽力で石畳も整備され直されたことは本当に感謝いたします。

　諏訪原城跡には寄る予定もなく、フラフラと立ち寄ってみました。人力で掘ったとは思えないほど巨大な堀があり、道草を食った甲斐がありました。館員さんのお話だと、わざわざ堀を見に海外からも客が来るマニアがいるというのもうなずけます。

　東海道歩きを楽しめました。静岡の方々お世話になりました。ありがとう。