無双連山(林道文沢線入口よりピストン)
- GPS
- 03:40
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 765m
- 下り
- 756m
コースタイム
- 山行
- 3:24
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 3:40
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
踏み跡も明瞭で、道迷いの心配はありませんでした。 多くのレポートで「たいした危険箇所ではない」と書かれている唯一の核心部「犬戻り」は、確かに痩せ尾根としては歩きやすい部類に入ると思いますが、今回その付近で転倒、なんとか踏ん張って転落を免れるという体験をしてしまいました。もちろん私の慎重さが足りなかったのが悪いんですが、誰しも油断は禁物だと思います。 |
その他周辺情報 | 下山後は道の駅川根温泉で昼食をいただきました。 温泉も入って行きたかったけど、時間の都合でそのまま帰宅…。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ドライレイヤー(ミレー)
ハーフパンツ
タイツ
靴下
グローブ
レインウェア
帽子
トレランシューズ
ザック
行動食
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
|
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感想
梅雨入りしてしまい、なかなか山へ行けないシーズンになってしまいました。6月13日は火曜登山のグループで皇海山へ行く予定だったんですが、生憎の雨予報で中止に。うーん、どこでもいいから山へ行きたい!
天気予報サイト「SCW」を毎日チェックして、雨の降らなさそうな日をチェックしていると、どうも木曜日だけ天気が良さそうじゃないですか。「平日なので家族に迷惑がかからないように、8:30自宅出発で17:00頃までに帰宅できる未踏の山は…」ということでチョイスしたのが、川根本町と島田市にまたがる無双連山(むそれやま)でした。「無双」というカッコいい文字が山名についた山ですが、別名「本城山」と言い、南北朝時代の山城「徳山城」の城址が山頂に残されています。「ムソレ」というのは焼畑を意味する言葉らしいので、後年焼畑が行われていたことからつけられた山名なのかもしれません。
ネット上の記録では、文沢登山口まで未舗装林道を車でアクセスして、無双連山と高山を縦走、その後林道へ降りて文沢登山口まで周回するルートが定番のようでした。が、2時間1人で林道歩きするのはイヤだったので(先日の京丸山で飽きた)シンプルに無双連山P1で折り返すピストンルートにしました。
実際に現地まで行ってみると、林道文沢線が通行止になっていたため、登山口までの林道を徒歩で往復することになってしまいました。「『迎山橋』において損傷箇所が確認されました。大変危険な状態なため、林道文沢線を通行止めとします。」という説明がバリケードに貼られていましたが、行き帰りに迎山橋のアチコチを眺めてみてもどこが損傷箇所なのか分からない程度でした。もしかしたら裏側とか見えないところに大きな亀裂が入ってるのかもしれませんが…。いずれにせよ、しばらくは(もしくは永遠に)通行止めは解除されないのではないかと思います。
無双連山の登山道は最初だけちょっと急ですが、それ以降は適度な斜度で歩きやすかったです。途中木が倒れている箇所が2箇所ほどありましたが、細い木は手でどけて通過できますし、大きな木は回り込む踏み跡がしっかりついていて迷うこともありませんでした。
途中で小屋のある付近で小柄なカモシカ1頭に会うことができました。行き帰りとも同じ場所にいたので、あのあたりが縄張りなのかもしれません。
尾根には「蔵屋敷」「鍛冶屋敷」「陣屋平」「空壕」「門址」「殿屋敷」「帯郭」「腰郭」「犬戻り」「清水砦」など徳山城址の構造を説明する標識が立てられていて、もう少し城に詳しい人間なら色々想像できて楽しめたのかもしれませんが、そこらへんの知識がさっぱりな私にはただの林にしか見えませんでした。
そんなわけで、とくに眺望が良いわけでもなく、アクセスも決して良くない渋い山でしたが、短時間で静かな山歩きを堪能できて楽しかったです。
そういえば、静岡の山といえば日本百名山の南アルプスですらほぼ圏外なのに、ほとんどの所でDoCoMo回線が圏内だったのは意外でした。
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