25年振りの乗鞍岳山スキー


- GPS
- 06:03
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 695m
- 下り
- 1,238m
コースタイム
-10:04~38肩の小屋口バス停近く-11:20~33肩の小屋-12:33~40蚕玉(こだま)岳
-12:47~53剣ヶ峰-12:58~13:30蚕玉岳-14:55三本滝レストハウス
天候 | 晴れのち雪のち曇りのち晴れ(強風) めまぐるしく天候が変化 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
県道84号線を西進して三本滝レストハウスの駐車場に車を止め、ここから春山 バス(片道1200円)に乗って位ヶ原山荘へ。(NAVIで「三本滝レストハウス」と 入れたら、かなり下の所を示していた。) |
コース状況/ 危険箇所等 |
三本滝レストハウス入口横に黄色い登山ポストがあります。 どのルートを行っても雪はしっかりとんこっていますが、我々がたどったルートで は、肩の小屋手前に岩場がでてきているので、ここを下に回り込む人、岩場を板を 脱いで歩く人と様々ですが、シール登行の方は、この岩場を下から回った方がいい と思います。蚕玉岳への急斜面がアイスバーンで非常に登りにくかったので、肩の 小屋辺りでクトーを付けた方が良かった。 下りは、ツアーコースで三本滝レストハウスまで下ったが、エコーラインの除雪 作業が進んでいますので、その重機の右側から下らないと板を外して雪壁を下りて 登り返すことになりますので、注意が必要です。(我々は、左側に降りてしまい、 登り返すことになってしまった。)スキー場ゲレンデで、2ヶ所道が横切っている ので、ここでは板を外す必要があります。ゲレンデの最後の斜面はかなり雪がなく なっています。 詳細は「www.norikura.org 乗鞍大雪渓 Web Site 」が大変参考になりますので、 こちらを見てから山行に行かれることをお勧めします。 http://www.norikura.org/ 下山後の温泉は、乗鞍高原にある公共入浴施設「湯けむり館」(700円)に 浸かる。乳白色のお湯で、露天風呂からは乗鞍岳も見え、大満足。 |
写真
感想
約25年振りの乗鞍岳山スキー。同好会と一部の人に声をかけたら、12名と
いう大所帯となってしまった。各々、現地集合ということで、同好会のメンバーは
前日からの乗鞍高原観光センターにテン泊。駐車場がっかなり混むということで、
朝5時半に駐車場へ向かう。この時点で、舗装された駐車場は60%近く埋まって
いた。(最終的には100台近く止まっていたのでは?)前日、アルピコ交通に
バスの運行を確認したところ、パトロール車を走らせて判断するとのことだった。
(前日の11日は、朝一番のバスは運休したそうだ。)7時半過ぎ、この車が下って
きたので確認すると、運行とのことで準備をする。バスが来る時間前には、既に
200人ほどの人が。(バスは5台出た。)定刻より少し遅れて位ヶ原山荘に
向う。
位ヶ原山荘で降り、林道を少し登ったところから取付く。4名がシール登行で、
残りは担いで山頂を目指す。最初の急斜面、今回はほとんど苦労することなく、
ジグザグに進路を取りながら登って行く。約1時間弱で大雪渓下に到着する。
今回、初シール登行のとかげの仲間さんがかなり苦戦しているようだ。風はかなり
強く、時々ホワイトアウト寸前にまでなる。途中、どこかで諦める必要性を考え
ながら次の肩の小屋を目指す。先行する担ぎグループが途中の岩場に突入して行っ
たが、我々シール登行組は下に回り込んで登って行く。ここで、待てども後続隊が
こないので、M師匠にお願いし、我々は山頂を目指す。蚕玉岳山頂手前の急斜面が
かなりのアイスバーンで手こずり、途中で板を外して登って行く。早めにクトーを
着ければ良かったと反省。蚕玉岳山頂下のコルに荷物をデポして山頂へ。山頂では
30mほどの強風で、立っているのがやっとだが、元気印のボーダー君達、かなり
はしゃぎながら記念撮影をしていた。コルに戻り、昼食を摂って下山することに。
やっとこのころから天気が回復し、青空が見え、山頂方面がくっきりと見える。
いきなりの急斜面、雪質は良く滑り易い。するとS師匠が転倒し、板が外れて
200m以上流されていく。目指す先に重機があるので、それを目安に下って行く。
ここは、エコーラインの除雪現場で、ここを右から行かなければいけないところを
左に下ってしまい、登り返すことに。この辺り、雪原なのでホワイトアウト時には
注意ポイントだ。後は林間のツアーコースを下るだけだが、ゲレンデ上部に出る
最後の壁の雪が少なくなっていて、ルートを選びながら下る。途中、エコーライン
を横切るところは板を外して最後の斜面は滑って下る。途中で分かれてしまった
とかげの仲間さんとM師匠は、位ヶ原山荘にいるとの情報が入ったが、15時の
バスで下って来なかったので、心配して電話をかけまくる。途中、滑って下山中
との電話が入り、一安心。約1時間後に合流することができた。
久しぶりの乗鞍岳山スキー。風でかなり苦しんだが、何とか山頂を踏むことが
でき、無事全員が下山することができた。一部反省点はあったが、充実した山行
だった。
シール登行で岩場に入り失敗した、とかげの仲間です。朝が早いですね、言っていた通り。乗鞍大雪渓のWebページに我々の写真が載っていますよ。お疲れ様でした。
シール登行って難しいですよね。
初めてでこのコースは距離的にきつかったかもしれませんね。
次回は、しっかりとリベンジしましょう!
いつもぼくの拙いレコに「拍手」をありがとうございます。
憧れの山スキー、かっこいい!
ぼくはスキーすらできませんが近い将来山スキーデビュー企んでいます!
レコ参考にさせていただきます!
登山って色々なスタイルがありますが、結局はどこかで全ての要素が繋がっていると思います。
私のようなアラフィフになってからやろうとすると大変ですが、若いうちからなら十分チャレンジできると思います。
がんばって下さい
この山行以降、腰痛がひどくて...お願いしようかな?
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