久住山(牧ノ戸峠よりピストン)そして 転倒・手首骨折


- GPS
- 03:31
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 824m
- 下り
- 816m
コースタイム
- 山行
- 3:00
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 3:31
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に問題があったわけではありませんが、傾斜地のガレ場で転倒・骨折しました 涙 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
計画書
GPS
筆記用具
日焼け止め
保険証
携帯
タオル
|
---|
感想
<橈骨遠位端骨折の個人的な備忘録です>
最初、骨折の事実は記載していませんでしたが、骨折完治から1年以上経って記載することにしました。(2021.04.10追記)
7/6(土)
6:55頃
単独行で久住山から中岳に向けて歩いている途中、下りのガレ場で変な体勢で転倒。右手を付くも、ボキッとなり、手首から曲がってしまう。すぐに骨折と気が付く。
周りに登山者はいない。
あーやっちまったなー が本音。
なぜか痛みは軽い。
今7時で福岡空港の羽田行き予約便は17時台で時間は十分にあるので冷静に考える。
添え木はないが、左手を添え木代わりにして腕組みして歩けば問題なさそう。
7:00〜8:40
下山も普通のペースで歩けそう。
痛みはあまり増さない。
逆に登ってくる登山者に何事もないようにいつも通り「こんにちはー」と挨拶。
半袖で腕組みしているので「寒いの?」と言われるが、骨折れたというと色々面倒なので、あいまいな返事でやり過ごす。
8:40〜9:10頃 下山完了。レンタカーに座り、一息。
さて、今日は土曜日。病院は何時から開いているんだ?9時くらいかな?もうすぐ開くのか。
16時くらいまでに福岡空港近くのレンタカー屋さんに返却が必要だけど、
オートマだし、片手で運転は可能そう。左手でウィンカーが面倒だけど。
どこに整形外科の病院があるかなぁ・・・
少なくても山の中から脱出して、市街地まで行った方が良いな。
よし、100kmくらいあるけど昨晩泊まった福岡県朝倉市まで戻って、そこで病院を探そう・・・
ちょっと、まて。このまま病院に行くと、何を施術されるか分かんないけど、三角巾などで吊られると着替えなんてできないな。
今のうちに登山のウェアから普段着に着替えよう。
(この判断は正解でした)
9:10〜10:30
片手でレンタカーを山道、高速と運転。
ウインカーと高速料金の支払いを除き問題なし。
基本左利き(字を書くときだけ右)である意味両手利きなのがプラスになっている。
甘木インター降りて近くの今朝チェックアウトしたホテル駐車場へ。
スマホで開いている整形外科の病院を検索。
場合によってはホテルのフロントに相談しようという算段。
近場で複数の病院がヒット。土曜日だけど開いている。
良かった。
11:00〜13:00
近くの総合病院に行く。
初診受付で「右手首を骨折していると思う」と伝える。
ナース「ちょっと見せて・・・あぁ確かに折れてそうですね。」
受付「初診なので必要事項書いて下さい」
私「右手が折れていて字が書けないっす」
なんてやり取りをしながら診察の順番を待つ。
30分ほどで診察の順番に。
レントゲンとCTを行い、骨折確定。
見事な折れ方。
医「手術は3日後でないと空きがないなぁ」
私「自宅は東京で今日の飛行機で帰りたい&東京で手術したいのですが」
医「では、手術までの応急処置と紹介状書くから自宅近くの病院行って」
私「手術って?」
医「一般的にプレートで骨を固定する手術。この病院なら二泊三日かな」
私「応急処置とは?」
医「骨が変な形で曲がっているので、折れているなりにまっすぐにします」
お医者様は近くにいる看護師などに声かけ。4人集合。
4人がかりで私を押さえつけ、右手を引っ張って真っ直ぐに矯正する。
私「痛っああああーーーーーーーーーーーー!!」大絶叫
紹介状と鎮痛剤を処方して貰う。
13:00〜14:20
福男は空港まで下道ドライブ。
福岡空港近くのレンタカー屋へ車返却。
思ったより早く着いたので、帰りの便を変更し前倒しに。
ここで初めて東京の家族に電話し、骨折の事実、顛末を説明。
あとは飛行機に乗って東京に帰るだけの状況で話さないと、色々と言われるし心配されそうだったのでタイミングは適切だったかと。
15:00〜16:40
JAL羽田行き。
骨折で三角巾状態のため優先搭乗させて貰う。
楽ちん。
18:30
自宅到着。
7/8(月)骨折から2日後
自宅から歩いて15分の整形外科のある病院へ
手術の予定が詰まっていて少し先の10日後になると。
私「手術までに時間が開いて、今の状態で骨がくっついてしまったりしない?」
医「全く問題なし」
7/15(月)〜7/18(木)の3泊4日
人生初の入院。
入院患者の中で状況が楽なので申し訳なさを感じる
メシ、極めてマズし。
手術しチタンプレートで折れた部分を固定。
全身麻酔が体に合わず、麻酔明けにものすごい吐き気。オエ
全身麻酔の時に垂れ流しになるので、フンドシみたいなものを履かされるのと尿道に管を入れられるのが恥ずかしく気持ち悪い。
(記憶がないときに入れられているんだけど)
7/18(木)
退院。
手首の可動域が殆どなくなってしまった。
握力も10kg・・・
ひねったり曲げたりとかリハビリが必要。
床に手を着いて立ち上がれるようになるのに3ヶ月くらいかかる
8/11
骨折後 最初の登山 それもライトとは言えない金峰山
右手で手をついたり、ストックを持ったりはできないが普通に登れた。
以降はあまり気にせず山に登る。
3ヶ月くらいで殆ど支障はなくなっていましたね。
(10月に槍ヶ岳登っているし)
2020年2/9(日)〜11(火)
骨折から7ヶ月。
骨が完全にくっついたとのことで固定していたプレートを除去する手術。
また全身麻酔かと思うと少しブルー。
手術前に麻酔について相談して気持ち悪くなりにくくして貰った。
今は、手首の可動域は90%くらいまで戻る。
手首に手術の傷跡が残る。
折れてくっつくと骨が太くなるらしく手首が少し太くなる。
(時計のバンドで穴1個分くらい)
はありますが、登山や日常生活には全く支障がなくなりました。
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