瓢ヶ岳(KUMA-VEGAさんと同行)
- GPS
- 05:25
- 距離
- 5.5km
- 登り
- 537m
- 下り
- 533m
コースタイム
天候 | 曇り(疑似晴天)後小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
美濃ICを出て左折、長良川に架かる”山崎大橋”を渡ってすぐの交差点(山崎大橋西)を右折、長良川の右岸を道なりに進み、長良川の支流である板取川に架かる”新長瀬橋”を渡り、板取川の左岸を道なりに1Kmくらい進むと右手に何故か”自由の女神像(The Statue of Liberty)”。その先の”新谷戸橋”を渡って左折すると、道なりに約10Kmで”ふじべの森”の看板がある駐車場に到着します。美濃ICから約30分。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
徒渉地点が数ヶ所あります。増水時は要注意です。 苔むした岩稜帯があります。スリップ注意です。 岩稜帯が終わって分岐点から次の分岐点である”骨ヶ平”までは植林帯を進みますが、踏み跡が多数あります。マーキングはしっかりありますが、メインルートを踏み外しそうな箇所が数ヶ所あって師匠(KUMA-VEGAさん)に指摘されました。 骨ヶ平からは二ヵ所のアップダウンを経て瓢ヶ岳山頂へ続きますが、倒木、クマササの処理が進んでいて歩きやすい道でした。しかし、間伐材丸太で作った土留め目的の木道階段はスリップ要注意です。 |
その他周辺情報 | 下山後の昼食に”みそかつの店・美濃屋”を利用しました。 https://www5.hp-ez.com/hp/minoya/ 昼の部(11:30〜14:00)を少し過ぎての入店でしたが、快く迎えてもらえました。 Wとんかつ(1800円)、シングルとんかつ(1200円)でした。 |
写真
感想
御嶽・五の池小屋
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-723351.html
でお会いして以来、コメントを頂戴したり、オフラインで話を聞いたりとお世話になっている”KUMA-VEGA”さんからのお誘いで、瓢ヶ岳(ふくべがたけ)を訪れました。
私もさることながら、嫁はんを完全サポートしてくださって様々なアドバイスをいただきました。この場を借りて改めてお礼を申し上げます。ありがとうございました!
その中で、一番効いたのは、嫁はんの登山ブーツの寿命についてでした。嫁はんのブーツは歩くとウシガエルの鳴き声のような音がします。(下りで顕著)
もうずいぶん前からこの症状は出ていたのですが、物持ちが良いというかケチというか、そのまま履き続けていました。もうすぐ6年が来ます。その間、ほぼ同時期に買った私の方は途中でソール張替えを1回して、2回目時期を前にして更新しました。
私に云われても決心できなかったのに、師匠(KUMA-VEGAさん)に云われると一も二もなく、買い替えを決断していました。
もう一つは、徒渉時には岩に足を置くことに拘らず、水の中に積極的に足を置くことを勧められました。濡れることを嫌って見える岩にばかり拘ると、バランスを崩して流れに転落する危険が大きいとのことです。
私⇒嫁はん⇒師匠(KUMA-VEGAさん)という順番で歩きましたので、私は後ろから聞こえる師匠の声が頼りでしたが、嫁はんはそれこそ手取り足取り指導を受けていました。
それと、岩の歩き方と一本ストックの勧め。これは特に下りで嫁はんの足元がおぼつかなくなっているのを見かねて、ご指導していただけたと思っています。
また、山頂で行動食としてバナナを差し上げたところ、残ったバナナの皮を細かく分解されて、周りのブッシュへ投げ込まれました。ゴミとして持ち帰りを守っていましたので、一瞬、”目が点”状態となりましたが、小動物や昆虫の餌にもなるし、有機物なので分解して自然に返るとのことでした。
山頂では、強風時や積雪時のツエルトの張り方、懸垂下降用の10Mロープの携帯方法(巻かないでスタッフバッグにそのまま入れる)、セルフビレイの取り方などなど、目から鱗の話の連続でした。
私は登山口から数百メートルでもう汗だく(顎やハチマキから滴り落ちる状態)。休憩時の水分補給時には”飲む量が多すぎる”との指摘も頂きましたが、体が要求しているので水分量を抑えることができませんでした。
師匠(KUMA-VEGAさん)からはボトルタイプのハイドレーションを勧められました。しかし、これで舐めるように水分補給をするだけでは、私の発汗量に見合う水分補給は難しと感じました。私の場合、登山と発汗と水分補給は永遠の課題です。
下りも同じルートのピストンとなりましたが、師匠(KUMA-VEGAさん)によると、この瓢ヶ岳は9ランク(と聞き取れました)の山で、徒渉、岩稜歩きがありこの山を無事に登り下りできると、3000M峰である御嶽山でも大丈夫との指摘でした。
当初はお昼までに下山し、どこか近所のお店で昼食とのプランでしたので、この地区なら”鮎”か”うなぎ”でしょうか?と申し上げておりましたが、結果的には私たちの鈍足に付き合っていただき、午後1時半の下山。
そうでした。下山と同時に空からポツリ、ポツリと雨粒が…。私たちが独占していた山頂を後にしたあと、数組のパーティに出会いましたが、師匠(KUMA-VEGAさん)はそれぞれの方々に「天気が崩れますよ!」と注意されていました。そして、下山と同時の降雨とは…、KUMA-VEGAさんの的確な気象判断には脱帽です。
しかし、隠れた殊勲甲は嫁はんかも知れません。KUMA-VEGAさんからは「午前8時からスタートしたい。」と云われていました。そのためにはKUMA-VEGAさん宅を7時にスタートする必要がありますが、早起きの嫌いな嫁に引きずられて、午前8時の集合になるのではと危惧していました。しかし、今回は6時半過ぎには集合が出来ました。これが降雨に遭わずに山行を終えられたもう一つの理由と思います。
さて、降雨に遭わずに下山できても、私は”濡れ鼠”状態です。マイカーはこれを見越して防水のシートカバーを装着していますが、このままの濡れ鼠でKUMA-VEGAさんの愛車に乗り込むのは憚れます。せめてもの配慮として、上だけTシャツに着替えさせてもらいました。脱いだ山シャツとジオラインのLWシャツはずっしりと重かったです。
嫁はんのふらつきながらの下山をつぶさに観察されていたKUMA-VEGAさんから、嫁はんに対してリアシートに脚を伸ばして乗車するように勧められました。「こうすれば足が楽になる。」とのことでした。
車に乗せていただいてから、昼食に関し私から「鮎か鰻と申し上げましたが、今は鮎ではなく、鰻の気分です。」と申し上げました。しかし、14時を回ってからの鰻のお店は中々見つかりません。そこで、KUMA-VEGAさんから”とんかつ”を勧められ、着いたお店は丁度、ひるの営業を終えたところでした。
KUMA-VEGAさんが交渉してくださって、何とか昼食にありつけましたが、私たちが昼食代の負担を申し出ることを予想されての”大人の対応”だったと、支払時に気が付きました。鮎のコース料理も鰻も結構しますので…。
いろいろとお心遣いをしていただき、ありがとうございました。
この場を借りてお礼を申し上げます。
それでは、また。
コメント
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ちょっと湿度が高かったですね。渡渉の足運びは歩幅の小さい女性の場合
は重要ですね、ここの第一の渡渉地点は、もう少し水量が増えるとちょっと
難儀ですが、赤丸地点より少し上にも渡れる場所があります。
どうもありがとうございました。
スタート時から喉が痛かったのですが、その後、発熱しました。
久しぶりの風邪の症状です。インフルエンザなら出勤できないので、瀬戸・尾張旭の休日診療を受診し、インフルエンザは陰性(−)だったのが救いでした。
脚立とピッケル、養生テープで氷嚢釣りを工夫しました。ちなみに、嫁はんの発想は脚立と孫の手、それを押さえるのは書籍でした。
現時点(7/16)では回復しています。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
それはたいへんでたね。大量の発汗は風邪も一因かもしれません。
蜂さされは、翌日腫れ上がり、やむなくステロイド軟膏で押さえ込みました。
後数日かかるかもしれません、今日は岡山、明日は東京に出張です。
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