御嶽山(シリセード滑りすぎ)〜バツグンの大展望と開田高原の花巡り
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 1,338m
- 下り
- 1,362m
コースタイム
→10:00 剣ヶ峰頂上
→ ランチしながら、散策しつつ景色に見入る
→11:00 下山開始
シリセードで、あっという間に8合目まで
→ 道迷いのため、正規ルートに戻るのに、
ヤブコギなどで、ロスタイム
→13:00 下山完了
天候 | 快晴☆、パーフェクトブルーな青空。 ほぼ無風でポカポカ陽気。 残雪多し。9合目から、王滝頂上までは ガチガチのアイスバーン。 登山開始時、気温マイナス2度 山頂気温 6度 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
県道他。 中津川ICから、80Kmほどの距離になります。 田の原から、開田高原までは、36km。 途中に、御嶽山全容を、東側から 一望できる、展望ポイントあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
(上り) 登山口〜8合目まで 登山口周辺は、雪が融けています 御嶽神社をすぎるあたりからは、残雪たっぷり。 雪は、とても締まっていました。 前爪のあるアイゼンは、必携だと思います。 9合目〜王滝・剣ヶ峰山頂。 夏道は、踏み抜きが多そうだったので 西側の、直登トレースを歩きました。 超急坂でした。心臓バクバクでした。 あまりの苦しさに、正規ルートに復活すべく 雪原をトラバースしようとしますが、 途端に、ズブズボと踏み抜いてしまいました。 直登ルートは、一旦登りだしたら、苦しいですが そのまま進み続けるほうが、確実だと思いました。 (山頂周辺) 好天と、地熱のためか、八丁ダルミの雪は、かなり融けて います。ここは、アイゼンが邪魔な路面でした。 風も弱く、大きな岩の上は、岩盤浴が出来るくらいポカポカ♪ (下り) 山頂から一気に、かなり下のほうまで、シリセードで 下れます☆ スピードバツグン。スノーボード並☆ けっこうなロングコースです。めちゃくちゃ楽しいです〜 (快適シリセードの落とし穴) 快適すぎて、かなり下り過ぎてしまったようで 上りでは、見ていない渡渉ポイントに出てしまいました。 おかしいな?と思いつつも、さらに進むと、滝つぼまで出現・・・ 不思議なことに、赤テープは、その先に続いています。 GPSと地図で確認すると、かなり西にそれていました。 正規ルートに戻るべく、ハイマツとササの森を1時間くらいヤブコギ・・ 腰まで埋まるときもありました。 痛恨のコースミスでした。残雪期には、下れても、登り返しが 出来ない場合も多く、正規ルートに戻れたのは、不幸中の幸いでした。 下山後、駐車場で、ご一緒した方のお話によりますと その方も僕と同じ間違いをされてしまい、でもさらに下って 滝を4個抜けたあと、ヤブコギされたとのこと。 沢登りの経験がない僕には、絶対無理。 上りのときに、直登ルートに分岐したポイントを よく記憶しておかなきゃと反省。 |
写真
感想
5月23日(水)、御嶽山に登ってまいりました。
まわりの山々の、雪に抱かれた風景を
見てみたいなと思ったためです。
(眺望)
登山開始前に見た、木曽谷の雲海にまず大感激〜
その後、山を登るにしたがって、どんどん展望が
開けてきます。
中央アルプスの険しい稜線が、とても美しかったです。
王滝頂上では、火山らしい風景を満喫。
山肌の向こうに見える白山に感嘆。
圧巻は剣ヶ峰からの大展望。
乗鞍岳の向こうに、白く輝く
槍ヶ岳・穂高岳・野口五郎岳など
大迫力で望めました。
途中の登山が、しんどかっただけに
感動は、ひとしおでした。
とても幸せな気分になれました。
(登山)
かなりしんどい、急坂の上りも印象深いですが
下りでのコースミスは、反省材料がいっぱいで
いい教訓になりました。
ヤブを漕いで、正規登山道に戻れたのは
不幸中の幸い。運が良かっただけ。
メジャーな山のメインルートでも、
落とし穴はいっぱいだと感じました。
快適すぎるシリセードルートですが
ところどころ止まって、ルート確認をしなきゃと
反省しました。
(雷鳥と花)
雷鳥とのラッキーな遭遇がありました。
モコモコ・ヨチヨチしてて、とてもキュート☆
高山で、がんばって生きている様子に
感心しました。
花は、雪解け直後で、御嶽山では、ほとんど
見れませんでしたが、ふもとの開田高原では、
ミズバショウ・石楠花・花桃などが
満開でした。
僕にとって、積雪期初の3000M峰でしたが
御嶽山で、素晴らしい数々の体験ができました。
登山での達成感・展望の満足感・
シリセードの爽快感などなど、とても楽しく
登山が出来ました。
ぜひ、今度は夏に、一泊で登りたいと
思っています。
素晴らしい体験をさせてくれた御嶽山に
感謝の気持ちでいっぱいです。
後でレポしますがちょうど昨日同じぐらいの時間に登ってて頂上で昼寝してた者です。
天気良くて気持ち良かったですね。
僕もある程度承知の上で雪渓をコンパスと地図を頼りに沢筋に下りましたが滝をいくつも下って行くのも、ハイマツや藪漕ぎ、踏み抜きが多くて登山口まで戻るのかなり大変でした(汗)
今日は顔がヒリヒリですw
昨日は、いろいろお話させていただき
とても楽しい下山後の時間を過ごせました。
南アルプスのお話など、とても有難かったです
mamepyonさんのお話、レコの本文にて
紹介させて頂きました
一旦、正規ルートをはずすと、大変でしたね。
僕は、沢登りはまったく出来ないので、
mamepyonさんのお話を伺って、最初のタキツボで
引き返して正解だったなと思いました。
レコ、お待ちしています
僕も、顔がかなりテカテカです
komaki
komakiさん、おはようございます。
御嶽山でシリセード!意外な一面を見させて貰いました
下り過ぎでの藪漕ぎは、かつて経験したことがあります
的確なご判断でコースに復帰!何よりでした
写真19の「ミヤマキケマン」ご教示いただいた です
その節はお世話になりました。
仲間内ではミヤマキケマンが、ちょっとしたブームに
なりましたよ
雷鳥とのご対面にパーフェクトブルー。
良い山旅を満喫され何よりでした。
御嶽山、積雪期には初体験でしたが
王滝の登山道の西斜面を直登するとは
現地でトレースを見かけて、ビックリでした。
シリセードには最適な斜度ですね
来季もぜひ楽しみたいと思いました。
下りすぎてのヤブこぎ、taiwindさんも
体験されてるのですね
標高の低いトコが、あんなにササが深いとは
想定外でした〜
ミヤマキケマン、カタチが本当「ラッパ」
みたいですよね〜
信州の山々、見える景色のスケールが
すばらしい山々ばかりで、登りたい山が
たくさんあります。
とくに八ヶ岳は、今年必ず登りたいと
思っておりますので、今後もtaiwindさんの
レコを多々参考にさせて頂きたく思います
komaki
素晴らしい眺望ですね
シリセード、楽しいですよね
でも快適ゆえに滑り過ぎてしまう…そんな落とし穴があったとは
まだそんなに長く滑れる斜面に出くわしたことがないので気付きませんでした。
気を付けなきゃですね
シリセード、とても楽しいですよね
直登で、苦労した急坂を
あっと言う間に下る快感は、
たまりません〜
でも、今回、ルート確認の大事さを
改めて感じました。
登山は、安全第一ですからね〜
komaki
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