今年手に入れたオモチャ遊びの締めは富士山で


- GPS
- 08:37
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 1,403m
- 下り
- 1,402m
コースタイム
-11:27~32馬ノ背のコル(荷物デポ)-11:43~48剣ヶ峯
-11:53~12:15馬ノ背のコル(スキー装着)-13:18~25六合目
-13:38富士宮口五合目登山口
天候 | 快晴(山頂でも微風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山道入口交差点を左折して県道180号線を東進し、富士山スカイラインで 富士宮五合目登山口へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは見当たらなかった。 <五合目登山口~九合五勺> 登山口から目の前にある雪渓を直登する。何とか、雪は繋がっているので、登山 口近くまでは滑り降りることが可能。この日はかなり冷え込んだので、雪渓に入っ たところでアイゼンを装着する。最後の九号五勺への急なトラバースは斜面が急な 上に雪も硬く、慎重に登った。 <九合五勺~富士宮頂上> とにかく急登。所々でアイスバーンの部位があり、兼用靴だけでアイゼンを装着 せずに登っている方は大変苦労していた。 <富士宮頂上~剣ヶ峯> 雪もしまっていて、アイゼンが良く効いて歩きやすい。最後の登りは、夏に登っ たときはかなり急な斜面だと感じたが、今回はそれまでの急登の感覚から、全く 急には感じられなかった。 <馬ノ背のコル~六合目> このコルからドロップ。九合五勺まではカリカリのアイスバーンで、かなり気を 使って滑り降りる。九合五勺からは登ってきた雪渓に向かわず、夏道側の斜面を 滑り降りる。雪はザラメ状になっていて、非常に滑りやすい。八合目小屋? (スキー靴が片方だけ落ちていた)で雪が切れたので、反対側の斜面に移動し、 六合目小屋上まで滑り降りることができた。 <六合目~五合目登山口> 板を外し、ザックに取り付けてスキーブーツのまま夏道を下る。 |
予約できる山小屋 |
八合目池田館
|
写真
感想
当初、この山行は6月2日or3日に予定されていたので、仕事の都合で参加でき
そうになかったため、スキーシーズンは終了したと思って冬季登山道具は全て片付
けてしまっていたが、長期予報で両日共に悪天が予想され、急遽日程が天候が良さ
そうな1週間前に早出しとなり急遽クリーニングに出したウェア類を早々に引き取り、
参加することに。参加者はS師匠、N師匠、私の3名パーティーです。
5月26日の17時に会社に集合し、新東名経由で五合目の駐車場に20時過ぎに到着。
途中、駐車場に近づくにつれて雲が多くなってきたので少しの不安を残しつつ、
お酒を飲んでテントで就寝する。翌日4時に起床して準備をし、5時に出発する。
地平線には雲が出ているが、上空は快晴。風もなく絶好の登山日和になりそうだ。
今回の私の荷物は、スキー靴をザックに入れている上にもしもの防寒着、水分3L
も入れてあるため、総重量が20kg弱はある。登山口には柵が設けられていて、あく
までも自己責任で入山する。登山口からは旧気象レーダードームが見えているが、
我々は夏道には向かわずに目の前にある雪渓を直登する。雪渓はかなり引き締
まっているので、ここでアイゼンを装着する。荷物が重いため、思った以上に
ペースが上がらず、先行する2名にどんどんと引き離されていく。途中、何度も
あきらめて下山しようかとも考えたが、風もなく本当にいい天気、これを逃したら
次は何時来れるかわからないので、気力を振り絞って登って行く。この雪渓側から
登って来る人も多いと思ったが、九合五勺で夏道と合流して周りを見渡すと、2週
間前の乗鞍岳以上の人が登っているのが確認できる。それも、約8割がスキーや
ボードを背負っている。色々な人のレコで多いことはわかっていたが、これほど
までとは思わなかった。登山口から約5時間で富士宮頂上に到着。馬ノ背のコルに
荷物をデポして剣ヶ峯を目指す。風もほとんどない山頂には多くの方が休憩をして
いた。あいにく、北部の山々は雲がかかっていて見ることができなかったが、南部
の富士市やその先の駿河湾まで見える。お釜の中に滑り込んでいる人も何名かいた
が、登り返す体力もないのでコルに戻り、後は板を装着して下るのみ。
コルから九合五勺まではカリカリのアイスバーン。この先は夏道側の斜面を下っ
ていく。こちらの斜面は日当たりが良い上に風も全くないので、雪はザラメ状態。
先日の乗鞍岳で板の感覚をつかんだので、気持ちよく滑る事ができる。途中、八合
目の小屋?(ブーツが片方だけ落ちていた)辺りで板を外して小屋の反対側に行き
ここから六合目の小屋上まで滑り降りる。ここからは、板を外して駐車場まで
スキーブーツで下る。疲れきった体にこの最後の歩きは非常にきつかった。全工程
8時間半、下に降りて車に到着したころにはバテバテで、すぐにブーツを脱いで
裸足のまま後片付けをして下山する。
自分の体力のなさから、他の2名の方には大変迷惑をおかけし、申し訳ございま
せんでした。自分としては非常に有意義で、3月に衝動買いした山スキーの今年の
締めにふさわしいな山行となりました。次は、兼用靴を買お~と!
最高ですね。
写真と説明文で自分がいった気になり楽しませて貰いました。ありがとうございました。天気も良く、開放感抜群、言うことなし!お疲れ様でした。
無茶苦茶ハードな山行でしたが、達成感はすごくありました。
私は、乗鞍で御馳走様状態ですが、tokageさん、次回挑戦してみてはどうですか?
ところで、楽しみにしているブログの山行がなかなか進まないのですが...
アップを楽しみにしています!
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