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Yamareco

記録ID: 194612
全員に公開
山滑走
富士・御坂

今年手に入れたオモチャ遊びの締めは富士山で

2012年05月27日(日) [日帰り]
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かめ shima1121 その他1人
GPS
08:37
距離
7.6km
登り
1,403m
下り
1,402m

コースタイム

5:07富士宮口五合目登山口−11:13〜18富士山本宮浅間大社奥宮
−11:27〜32馬ノ背のコル(荷物デポ)−11:43〜48剣ヶ峯
−11:53〜12:15馬ノ背のコル(スキー装着)−13:18〜25六合目
−13:38富士宮口五合目登山口
天候 快晴(山頂でも微風)
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 新東名高速道路の新富士ICで降り、西富士道路から国道139号線を北進、
登山道入口交差点を左折して県道180号線を東進し、富士山スカイラインで
富士宮五合目登山口へ。
コース状況/
危険箇所等
 登山ポストは見当たらなかった。

<五合目登山口〜九合五勺>
 登山口から目の前にある雪渓を直登する。何とか、雪は繋がっているので、登山
口近くまでは滑り降りることが可能。この日はかなり冷え込んだので、雪渓に入っ
たところでアイゼンを装着する。最後の九号五勺への急なトラバースは斜面が急な
上に雪も硬く、慎重に登った。

<九合五勺〜富士宮頂上>
 とにかく急登。所々でアイスバーンの部位があり、兼用靴だけでアイゼンを装着
せずに登っている方は大変苦労していた。

<富士宮頂上〜剣ヶ峯>
 雪もしまっていて、アイゼンが良く効いて歩きやすい。最後の登りは、夏に登っ
たときはかなり急な斜面だと感じたが、今回はそれまでの急登の感覚から、全く
急には感じられなかった。

<馬ノ背のコル〜六合目>
 このコルからドロップ。九合五勺まではカリカリのアイスバーンで、かなり気を
使って滑り降りる。九合五勺からは登ってきた雪渓に向かわず、夏道側の斜面を
滑り降りる。雪はザラメ状になっていて、非常に滑りやすい。八合目小屋?
(スキー靴が片方だけ落ちていた)で雪が切れたので、反対側の斜面に移動し、
六合目小屋上まで滑り降りることができた。

<六合目〜五合目登山口>
 板を外し、ザックに取り付けてスキーブーツのまま夏道を下る。
予約できる山小屋
八合目池田館
登山口からは山頂の旧測候所の建物まで見えます
2012年05月27日 04:34撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/27 4:34
登山口からは山頂の旧測候所の建物まで見えます
雲海とちょっとの影富士
2012年05月27日 05:06撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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5/27 5:06
雲海とちょっとの影富士
富士宮五合目登山口
2012年05月27日 05:08撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
5/27 5:08
富士宮五合目登山口
測候所の建物目指して直登します(雪は締まっていて歩き易い)
2012年05月27日 05:55撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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5/27 5:55
測候所の建物目指して直登します(雪は締まっていて歩き易い)
バテバテの私は、両師匠からどんどんと離されます
2012年05月27日 07:51撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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5/27 7:51
バテバテの私は、両師匠からどんどんと離されます
駿河湾まで見え、天気は最高!
2012年05月27日 08:05撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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5/27 8:05
駿河湾まで見え、天気は最高!
九合五勺で夏道と合流すると、人・人・人
2012年05月27日 10:18撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
5/27 10:18
九合五勺で夏道と合流すると、人・人・人
途中、振り返るとヘリがホバリングしています。
何かあったのか?
2012年05月27日 10:23撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
5/27 10:23
途中、振り返るとヘリがホバリングしています。
何かあったのか?
九合五勺への最後のトラバースはかなりやばく、慎重に
2012年05月27日 10:26撮影 by  DMC-FX33, Panasonic
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5/27 10:26
九合五勺への最後のトラバースはかなりやばく、慎重に
山頂直下から下を振り返ると・・・・・
2012年05月27日 11:03撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/27 11:03
山頂直下から下を振り返ると・・・・・
富士宮山頂で剣ヶ峯をバックに
(鳥居は足元にあり、釘が出ていて危ない)
2012年05月27日 11:16撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/27 11:16
富士宮山頂で剣ヶ峯をバックに
(鳥居は足元にあり、釘が出ていて危ない)
剣ヶ峯方面
いい天気です
2012年05月27日 11:27撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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5/27 11:27
剣ヶ峯方面
いい天気です
お鉢の中に滑り込んでいる人もいます
2012年05月27日 11:31撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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5/27 11:31
お鉢の中に滑り込んでいる人もいます
最高点の碑がここまで埋まっています
2012年05月27日 11:43撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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5/27 11:43
最高点の碑がここまで埋まっています
山頂の雪は、建物と同じ高さまである
(皆さんが立っているのは屋根の上)
2012年05月27日 11:44撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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5/27 11:44
山頂の雪は、建物と同じ高さまである
(皆さんが立っているのは屋根の上)
ちょっと霞んではいるが、最高の眺望
2012年05月27日 11:46撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
5/27 11:46
ちょっと霞んではいるが、最高の眺望
馬の背のコルに戻り、ここからドロップします
さて、出発しますか
2012年05月27日 12:23撮影 by  DMC-FX33, Panasonic
5/27 12:23
馬の背のコルに戻り、ここからドロップします
さて、出発しますか
N師匠の華麗な滑り
2012年05月27日 12:30撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/27 12:30
N師匠の華麗な滑り
私の滑り
2012年05月27日 12:30撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/27 12:30
私の滑り
滑っていて気持ちがいい
2012年05月27日 13:00撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
5/27 13:00
滑っていて気持ちがいい
もう一度N師匠
2012年05月27日 13:10撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
5/27 13:10
もう一度N師匠
S師匠の滑り
2012年05月27日 13:10撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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5/27 13:10
S師匠の滑り
私の滑り
2012年05月27日 13:15撮影 by  DMC-FX33, Panasonic
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5/27 13:15
私の滑り
S師匠の滑り
2012年05月27日 13:15撮影 by  DMC-FX33, Panasonic
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5/27 13:15
S師匠の滑り
登山口に到着
お疲れ様でした
2012年05月27日 13:36撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
5/27 13:36
登山口に到着
お疲れ様でした

感想

 当初、この山行は6月2日or3日に予定されていたので、仕事の都合で参加でき
そうになかったため、スキーシーズンは終了したと思って冬季登山道具は全て片付
けてしまっていたが、長期予報で両日共に悪天が予想され、急遽日程が天候が良さ
そうな1週間前に早出しとなり急遽クリーニングに出したウェア類を早々に引き取り、
参加することに。参加者はS師匠、N師匠、私の3名パーティーです。
 5月26日の17時に会社に集合し、新東名経由で五合目の駐車場に20時過ぎに到着。
途中、駐車場に近づくにつれて雲が多くなってきたので少しの不安を残しつつ、
お酒を飲んでテントで就寝する。翌日4時に起床して準備をし、5時に出発する。
地平線には雲が出ているが、上空は快晴。風もなく絶好の登山日和になりそうだ。
今回の私の荷物は、スキー靴をザックに入れている上にもしもの防寒着、水分3L
も入れてあるため、総重量が20kg弱はある。登山口には柵が設けられていて、あく
までも自己責任で入山する。登山口からは旧気象レーダードームが見えているが、
我々は夏道には向かわずに目の前にある雪渓を直登する。雪渓はかなり引き締
まっているので、ここでアイゼンを装着する。荷物が重いため、思った以上に
ペースが上がらず、先行する2名にどんどんと引き離されていく。途中、何度も
あきらめて下山しようかとも考えたが、風もなく本当にいい天気、これを逃したら
次は何時来れるかわからないので、気力を振り絞って登って行く。この雪渓側から
登って来る人も多いと思ったが、九合五勺で夏道と合流して周りを見渡すと、2週
間前の乗鞍岳以上の人が登っているのが確認できる。それも、約8割がスキーや
ボードを背負っている。色々な人のレコで多いことはわかっていたが、これほど
までとは思わなかった。登山口から約5時間で富士宮頂上に到着。馬ノ背のコルに
荷物をデポして剣ヶ峯を目指す。風もほとんどない山頂には多くの方が休憩をして
いた。あいにく、北部の山々は雲がかかっていて見ることができなかったが、南部
の富士市やその先の駿河湾まで見える。お釜の中に滑り込んでいる人も何名かいた
が、登り返す体力もないのでコルに戻り、後は板を装着して下るのみ。
 コルから九合五勺まではカリカリのアイスバーン。この先は夏道側の斜面を下っ
ていく。こちらの斜面は日当たりが良い上に風も全くないので、雪はザラメ状態。
先日の乗鞍岳で板の感覚をつかんだので、気持ちよく滑る事ができる。途中、八合
目の小屋?(ブーツが片方だけ落ちていた)辺りで板を外して小屋の反対側に行き
ここから六合目の小屋上まで滑り降りる。ここからは、板を外して駐車場まで
スキーブーツで下る。疲れきった体にこの最後の歩きは非常にきつかった。全工程
8時間半、下に降りて車に到着したころにはバテバテで、すぐにブーツを脱いで
裸足のまま後片付けをして下山する。
 自分の体力のなさから、他の2名の方には大変迷惑をおかけし、申し訳ございま
せんでした。自分としては非常に有意義で、3月に衝動買いした山スキーの今年の
締めにふさわしいな山行となりました。次は、兼用靴を買お〜と!

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コメント

最高の富士山スキー
最高ですね。
写真と説明文で自分がいった気になり楽しませて貰いました。ありがとうございました。天気も良く、開放感抜群、言うことなし!お疲れ様でした。
2012/6/2 21:57
久しぶりにメッチャ、ハードでした
 無茶苦茶ハードな山行でしたが、達成感はすごくありました。
私は、乗鞍で御馳走様状態ですが、tokageさん、次回挑戦してみてはどうですか?

 ところで、楽しみにしているブログの山行がなかなか進まないのですが...
アップを楽しみにしています!
2012/6/2 22:29
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