坂田峠から栂海山荘で敗退
- GPS
- 16:44
- 距離
- 22.9km
- 登り
- 2,044m
- 下り
- 2,172m
コースタイム
- 山行
- 6:26
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 8:06
- 山行
- 6:08
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 8:01
7月26日(往路)
坂田峠駐車場_______ 08:50
金時の頭_________ 10:05
シキ割の水場_______ 10:10 〜 10:35
山姥平__________ 11:35
白鳥小屋_________ 12:05 〜 12:20
下駒ヶ岳_________ 13:45
菊石山__________ 14:15
黄連の水場________ 14:30 〜 15:05
黄連山__________ 15:45 〜 15:50
栂海山荘_________ 17:05
7月27日(復路)
栂海山荘_________ 04:45
黄連山__________ 05:40
黄連の水場________ 06:05 〜 06:15
菊石山__________ 06:30
下駒ヶ岳_________ 07:10
白鳥小屋_________ 09:05 〜 09:40
山姥平__________ 10:10
シキ割の水場_______ 10:50 〜 11:00
金時の頭_________ 11:15 〜 11:25
坂田峠駐車場_______ 12:00
(日影があれば随所で休憩していますので歩いている時間ではありません。
通過時間です。)
天候 | 晴れ 雨も |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
夜行バスで 富山 に入り、あいの風とやま鉄道(昔の 北陸本線)で 市振 へ移動 事前に頼んでいたタクシー(糸魚川タクシー 025-552-0818)で 坂田峠 へ(4,750円) 復路 坂田峠から上路(アゲロ)へ向かう途中、上路集落のある谷がよく見通せるところで携帯が通じた。 泊の黒東タクシー(0765-83-1166)に電話し、上路まで迎えに来てもらって 市振 まで送ってもらった(3,500円ぐらい) ちなみに 市振駅には何もありません。 隣接する 駐在さんと自転車置き場だけ、自販機もありません。 ゴミ箱は 缶、ペットボトル、燃えるゴミ があり、ありがたく使いました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・栂海新道 よく整備されています。 熊とかは別にして、夜にヘッドランプで何不安なく歩けると思います。 ・水場 地形図から見ての通り、どこも水は細いです。 枯れているのが 常態 という気がします。 今回は、梅雨明け直後だったので 黄連の水場 はたっぷりありました。 |
写真
感想
ともかく 蒸し暑い!!
栂海新道は一応北アですが登り始めの 坂田峠 の標高は600m、涼しい訳がありません。
夜行バスも失敗でした。登山用夜行バスではないので登山口に着いた時には太陽はギラギラでした。
2日目も夜明け前の出発時ですでに蒸し暑く厳しい下山でした。
でも、私を追い越していった人、すれ違った人、の清々しい山登りの顔を見ると、単に私が年老いて暑さに弱くなっただけかもしれません。
それと、数日前に 朝日小屋 に予約を入れたら満員でもう泊められないとの冷たい返事。
では、テント泊で小屋の夕食は?と聞いたらそれも無理、で、結局、2泊の自炊とツェルト泊装備で15kgの荷物でのスタートもきつかったみたいです。
初日目に結構疲れてもう翌日は 朝日岳 を目指したくない。
何か良い口実は?と考えながら寝ていたら何度もかなりキツイ雨が降る。
この雨の中、テント泊ならともかくツェルトはイヤでしょう。
これは立派な 撤退 の口実を見つけたと、4時ごろまで寝てました。
市振駅は1時間に1本ぐらいしか電車は来ません。
お客はゼロ。待合室で全身をウェットティッシュで拭き、ズボンと靴以外は全部着替えました。
【 atosukoshi と yamabujioriru 】
まるで二人で登ったような感じですが、実際は 私一人 です。
普段の山は atosukoshi 、赤線延ばしの山は yamabujioriru とアカウントを使い分けています。
後日、どちらかのアカウントをこのレコから消します。
このレコが atosukoshi のみのレコになるとしたら
それは、秋、暑さが遠ざかったころ、 yamabujioriru が朝日岳、白馬岳へと 赤線を延ばしに成功したことになります。
逆に、
このレコが yamabujioriru のみのレコになるとしたら
赤線延ばしは 親不知から栂海山荘まで で敗退(えらい 短いナ〜 笑)と言う結果になると思います。
親不知から太平洋への赤線延ばし、始まったばかりですが日に日にやる気を失くしています。
・太平洋から日本海で目的は達成したのに、更に、日本海から太平洋は 蛇足 では?、とか
・太平洋から日本海では、この先の山々に 径 はあるのか?とルート探しも楽しみの一つでしたが、北アだと槍まで径は一つ、ルート探しの楽しみは全くない
など、赤線延ばし 本当にまだこの先もやる?と言うのが現在の心境です。
atosukoshi も yamabujioriru も共にもう老いて山に登れる時間は余り無い、との気持ちで付けたアカウント名です。
赤線延ばしの山々があまりに面白すぎて夢中になっていましたが、栂海新道に取り付いてからは上記の通り熱が冷めてきています。
それより atosukoshi で登っておきたい山がまだいくつかあります。
イエ、正直なところもう登れないのは重々分かっていますが、トライして、敗退のレコで良いのでレコとして残しておきたいのです。
ほんの2〜3ヵ月前までは atosukoshi < yamabujioriru だった気持ちが今は atosukoshi > yamabujioriru になっています。
まあ少なくともこの暑い夏が過ぎるまでは yamabujioriru は休養です。
そういえば積雪期も休養していた yamabujioriru ですね。軟弱ですね(笑)。
【 栂海山荘 】
一言でいえば、ここは素晴らしい、が、私の印象です。
無人の営業小屋、なるほど、うまく作ってあると思いました。
・マット、布団、毛布があります。なのでシュラフなどは不要です。
ですがひと夏に一回も干すのかしら?と思う布団や毛布が気持ち悪いのなら
シュラフカバーを持っていき、その上に毛布を使いましょう。
・入口に入ったところにテーブルがあって自炊場になっています。
雨が降っていても気にせず食事ができます。
翌朝早く朝食を作っても寝ている人と離れているので迷惑になりません。
欠点は、
・水場が無い
・夜の間ず〜と小屋の周りはカエルの鳴き声がうるさかった
コメント
この記録に関連する登山ルート
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昨年の夏、白馬乗鞍から縦走しましたが、下部は深林帯とは言え、トレイルの上が開けているので、晴れたら暑いと思いました。
私のときはガスで下りだったので何とか歩けましたが。
お互い還暦過ぎなので、あまりガンバらず、残り少ない山ライフを楽しみましょう。
質問箱では有り難うございました。若い方かと思っていたので、ビックリです。
涼しくなったら、山を存分に楽しんでください。小屋泊の下りで、栂海新道のリトライしてみてはいかがですか?
コメントありがとうございます。
このコース、確かに 日本海から と言うこだわりが無い限り、絶対に 日本海へ ですよね。
帰路、あんなに近くに日本海が展開するという眺望は見ものでした。
それを見に行くだけでも価値ありますね。
> 若い方かと思っていたので、
若いですよ
白馬から爺の後立縦走、楽しんで来てください。
こんばんは。
この暑さでは、全くもってお疲れ様でした。
3000M でも暑かったですから、この標高で蒸されたらそれこそたまらないです。
行ってみたいとは思うものの、今一つ腰が上がらず。
車だと回収をどうするかとか、泊まりたくないので日帰りしたいけど長すぎるとか。
そうやってもたもたしているうちに、体力なくなって行かないで終わりそうです。
水場は、そこそこ途中にあるみたいですが、秋になると涸れるとか・・。
涼しくなってから、リトライすれば良いのではと思います。
こんばんは
50年ほど前に サワガニ新道 として開通されたとき、
行ってみたいな〜と思っていました。日本海から北ア、
なんかロマンを感じます。 で、結局行かなかったのですが
ひょんなことから数か月前にトライするチャンスが回ってきました。
でも、何としても行きたい、という気泊が無いからか
このザマです。本人的にはそれで良いのですけど
この後どうするかは 天の声 に従おうと思っています
きつい雨が2〜3日続いて、水の確保が保証され、
涼しくなって、と、「さあ、行ってこい」と天から
背中を押されたら行くことにしています
白鳥小屋、懐かしいです
今では、もう懐かしく思うのみです
でも、後少し山を楽しみたいと思っています
そうしませんか?
コメント ありがとうございます
まだまだ山は放棄しませんよ
私から 山 をとったら何も残りません
ただ、赤線延ばしでの 栂海新道 はどうする?という
気迫が無いのは事実です
misuzu さんからのコメントへの返信にも書きました様に
天が背中を押してくれたら、と思っています。
でも、この暑さではどこにも向かう気力は・・・
私は、標高こそ低いけれど 北側の尾根だしと
行ってみたのですが、暑さに勝てませんでした。
それより暑くなってからでも 四阿山の東面や
日光の南尾根
強いな~と感心してレコを見ていました
お陰で、私も、この夏の暑さに少し慣れてきたので
日帰りで山に入ってみようかな?と思っています
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