塩見岳【鳥倉登山口からピストン】
- GPS
- 10:43
- 距離
- 24.4km
- 登り
- 2,229m
- 下り
- 2,220m
コースタイム
- 山行
- 10:10
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 10:43
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし |
写真
感想
南アルプスの孤立峰、塩見岳を登るのに、元々は三伏峠にテント泊を計画していましたが、とても中途半端な感じがして、日帰りでの山行を決意したのが、この山行のきっかけでした。
前夜に鳥倉林道のゲートに到着し、車の中で就寝。
暗いうちから起きだして、歩き始めました。
30分ほど林道を歩くと、鳥倉登山口に到着し、そこから山道に入っていきます。
相当な距離を歩くので、体力を温存したくて、スタートはゆっくり目のペースで、三伏峠まで自重して歩きました。
三伏峠直前の急登以外は、巻き道がほとんどで、厳しい勾配はなく、ゆっくりとペースを守って歩くことができました。
三伏峠に到着し、少し休憩して歩きはじめ、すぐに三伏山の頂上に到着しました。
三伏山はとてもよい展望台で、行く手の塩見岳の向こうには、仙丈ヶ岳や間ノ岳などが見えましたし、振り返ると、悪沢岳や赤石岳、聖岳を望むことができました。
三伏山を後にし、一度下ってから登り返すと本谷山に到着します。
そこから下って、進行方向を東に転じると、うっそうとした樹林帯の中を進んでいきます。
徐々に勾配がきつくなってくると、樹林帯を抜けて、塩見小屋に到着しました。
塩見小屋からは、本日のクライマックス、塩見岳直下の岩稜帯を登っていきます。
鎖場こそありませんが、両手両足を使わなければ登れないような岩場もあり、見上げた先には塩見岳の頂上は見えず、延々と手足を使って登っていきます。
いくつかのピークを越えると、やっと塩見岳西峰に到着し、その先に、最高点の東峰が見え、頂上に到着します。
東峰からは、仙塩尾根が間ノ岳、仙丈ヶ岳へと続くさまが、一望にすることができ、この尾根の長さに圧倒されました。
いつかは踏破してみたいと思いながら、それがいつになることやら・・・。
やはり南アルプスは、一つ一つの山が大きく、それぞれの個性が際立っていて、とても魅力的だと思います。
展望を満喫したところで、下山を開始しました。
雲がだいぶ出てきていたので、天候の崩れを心配して、できるだけ早く下山したいと思い、ペースを上げて、三伏峠小屋を目指しました。
本谷山、三伏山の登り返しには、かなりバテていて、心が何度も折れそうになりながらも、なんとか三伏峠小屋に到着しました。
あとは、鳥倉登山口まで1時間ちょっとというところなので、やっと安心することができました。
ただ、体力は使い果たしていたので、鳥倉登山口まで、そして、駐車場までは、もうへとへとになりながら歩きました。
鳥倉登山口まで下りてきたときには、雨が少し降りだしていて、急いで林道を歩き、駐車場まで到着しました。
帰りに赤石荘の露天風呂を楽しみ、さっぱりしたところで、雨が本格的に振り出し、例えのごとく、バケツをひっくり返したような雨に見舞われました。
少々無茶な計画でしたが、なんとか塩見岳を日帰りで登ることができました。
普段のランニングのおかげで、脚力も上がり、ちょっとしたロングコースでも足に支障をきたすようなことはなくなりました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する