ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 196676
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

西岳〜戸隠山

2012年06月02日(土) ~ 2012年06月03日(日)
 - 拍手

コースタイム

6:00上楠川林道入り口ー8:26熊の遊び場ー10:21西岳頂上ー11:10本院岳ー13:40戸隠山頂
(下山)14:00ー14:20百間長屋ー15:00戸隠神社奥社ー15:40上楠川林道入り口
天候 晴れ&ガス、ガス、ガス!
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鏡池から5分ほど歩くと数台駐車できるスペースあり
コース状況/
危険箇所等
6月2日でしたが2000m付近は残雪があり、非常に危険です!!!!!
とにかくおすすめできません。万が一行かれる場合は絶対に無雪期であること!
そして必ず
・山岳保険にはいっておくこと!
・入山届を提出すること!
・自分の実力を過信しないこと!(本当に死にます)
6:00上楠川林道入り口
2012年06月04日 16:40撮影 by  iPhone 4S, Apple
6/4 16:40
6:00上楠川林道入り口
西岳の前に登らねばならない第一峰
2012年06月04日 16:49撮影 by  iPhone 4S, Apple
6/4 16:49
西岳の前に登らねばならない第一峰
熊の遊び場 たぶん熊はここまで来れません!
2012年06月04日 16:40撮影 by  iPhone 4S, Apple
6/4 16:40
熊の遊び場 たぶん熊はここまで来れません!
こ〜んなクサリ場や
2012年06月04日 16:41撮影 by  iPhone 4S, Apple
6/4 16:41
こ〜んなクサリ場や
こ〜んなクサリ場も!
2012年06月04日 16:41撮影 by  iPhone 4S, Apple
2
6/4 16:41
こ〜んなクサリ場も!
唯一のハシゴだったと思います。9:15頃
2012年06月04日 16:42撮影 by  iPhone 4S, Apple
6/4 16:42
唯一のハシゴだったと思います。9:15頃
そそり立つ崖を登るクサリ場。こんなんばっかです
2012年06月04日 16:42撮影 by  iPhone 4S, Apple
2
6/4 16:42
そそり立つ崖を登るクサリ場。こんなんばっかです
第一峰あたりからの景色
左が西岳
右が本院岳
真ん中奥に高妻山が見えます
2012年06月04日 16:50撮影 by  iPhone 4S, Apple
2
6/4 16:50
第一峰あたりからの景色
左が西岳
右が本院岳
真ん中奥に高妻山が見えます
西岳登頂 10:20頃
2012年06月04日 16:44撮影 by  iPhone 4S, Apple
6/4 16:44
西岳登頂 10:20頃
ガスって見えませんが真下には崖です。ガスだらけの中を下ります。
2012年06月04日 16:51撮影 by  iPhone 4S, Apple
6/4 16:51
ガスって見えませんが真下には崖です。ガスだらけの中を下ります。
これよりもきつい残雪の場所はぜんぜんありました。が、そのころは心が折れて写真を撮る余裕がありませんでした。画像の左側は絶壁だったので、右側の笹を摑みながら降りました。
2012年06月04日 16:44撮影 by  iPhone 4S, Apple
1
6/4 16:44
これよりもきつい残雪の場所はぜんぜんありました。が、そのころは心が折れて写真を撮る余裕がありませんでした。画像の左側は絶壁だったので、右側の笹を摑みながら降りました。
先人の残してくれたロープです。…が、根元がほつれまくっていて本当に不安でした。しかしこれしか頼りが無かったのでした…
2012年06月04日 16:45撮影 by  iPhone 4S, Apple
6/4 16:45
先人の残してくれたロープです。…が、根元がほつれまくっていて本当に不安でした。しかしこれしか頼りが無かったのでした…
やっとこ見えてきた戸隠山頂
2012年06月04日 16:46撮影 by  iPhone 4S, Apple
1
6/4 16:46
やっとこ見えてきた戸隠山頂
戸隠山頂より帰り道の「蟻の戸渡り」を見下ろします。
2012年06月04日 16:47撮影 by  iPhone 4S, Apple
5
6/4 16:47
戸隠山頂より帰り道の「蟻の戸渡り」を見下ろします。
「蟻の戸渡り」直前まで来ました。なんという鋭利さでしょう。帰りたいのにここを通らねば帰れないのでした…。
2012年06月04日 16:47撮影 by  iPhone 4S, Apple
2
6/4 16:47
「蟻の戸渡り」直前まで来ました。なんという鋭利さでしょう。帰りたいのにここを通らねば帰れないのでした…。
まったく山行者とあわなかったというのに戸隠神社奥社までくると人、人、人がたくさんいてなんとも云えぬ安堵感でした。
2012年06月02日 15:00撮影 by  iPhone 4S, Apple
6/2 15:00
まったく山行者とあわなかったというのに戸隠神社奥社までくると人、人、人がたくさんいてなんとも云えぬ安堵感でした。
撮影機器:

感想

とある山行家のHPを通じて知った高妻山へ行こうと思い「山と高原地図」を購入して、ルートを考えていたとき、戸隠山の西に(危)マークがたくさんついてる山がありました。
それが西岳でした。群馬の妙義山を彷彿とさせる(危)マークの多さになぜか使命感のようなものを感じ、高妻山行を中止して西岳行きを決めました。

早朝の6時スタートで若いカップル2人と会いました。それ以外は終始誰とも会うことはありませんでした。
西岳頂上までは快調なペースで足を運ばせることができ、10時20分には西岳頂上へ着くことが出来、自分に自信を持つことが出来ました。でもここからが本当に辛かった。
百歩譲って途中である多数の鎖場や、細い尾根を歩くことはあまり問題はありませんでした。
何より怖かったのは鎖も無い場所にかぎって、たんまりと残雪が残っていて、山笹を摑んで降りる以外の術が無い場所があったことです。しかも何回もです。
本院岳へ着いたころには、疲れはピークへ達すほどで、心が折れそうになっていました。小休憩をすると小ざかしいちっちゃい虫が体中にまとわりついてきます。うっとおしくてまた足を動かします。こんなことを繰り返しなんとか進みました。
地図上では本院岳から戸隠山頂までは1:30hでしたが1時間以上はオーバーしたと思います。
登山道が崩落している場所、
60度くらいの角度の斜面を笹伝いに渡る場所、
「なんで?」というほどの崖にクサリが無い場所、
先人たちが設置してくれた鎖が崖下へ落ちてしまっている場所、
ほつれにほつれて今にもちぎれそうなロープが支えになってくれる場所を経て
戸隠山頂に着いたときの気持ちはなんとも云えぬ達成感でした。
そこから見える高妻山は本当に綺麗でした。

くだり道の「蟻の戸渡り」あたりのクサリ場を20分くらいかけてゆっくり慎重に降りた後、戸隠神社の奥社へ40分ほどで降りきってしまいました。

水芭蕉が咲いている戸隠森林植物園をのんびり歩きながらふと思いました。

早朝に見かけた若いカップルは西岳を登頂できたんだろうか?

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1200人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら