浅間山(前掛山) 信州百名山
- GPS
- 19:40
- 距離
- 30.4km
- 登り
- 2,600m
- 下り
- 2,579m
コースタイム
地点 発着時刻 移動時間 休憩時間他 備考
車坂峠登山口 04:26 1:40 0:00
トーミの頭 06:06 0:54 0:05
蛇骨岳 07:05 0:57 0:06
Jバンド 08:08 0:28 0:00
前掛山登山口 08:36 1:16 0:03
前掛山 09:55 1:01 0:14
湯の平口 11:10 1:15 0:31
トーミの頭 12:56 0:50 0:07
車坂峠 13:53
移動時間合計:8時間21分 休憩時間合計:1時間06分
コースタイム:9時間20分
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
所在地 群馬県北佐久郡御代田町 危険箇所 岩場有り、鎖ロープ等無 累積標高差+ 1,285m 累積標高差− 1,285m 沿面距離 13.9 GPS記録は GPSmap60CSxとeTrex 20J の2機種を比較検討のため使用してみた、eTrex 20J の方はまだ使い方がよく分かっていないがトラックの比較には問題ないだろう。 結果は eTrex 20J の方が正確なトレースを記録していると思える、ルートの記録ではギザギザのルートを示していたのがGPSmap60CSx,なめらかなルートを示していたのがeTrex 20Jです。但し両GPSを同じ条件には出来ないので、GPSmap60CSxはザックの右肩に、eTrex 20Jはザックの左肩に取り付けています。 ルートには両方の記録を載せています、ダウンロードして拡大すれば見えると思います。 |
写真
感想
今日の浅間山はコースタイムで9時間20分なので一応11時を過ぎたら先には進まずに引き返す事を前提に出発する、朝まだ暗いなか出発した人も居た様だが私にとっては全く初めてのコースなので自重して明るくなってからスタートした。昨日の天気予報では朝の内は曇9時過ぎからは晴とのことだったが予報通りの天候だ、コースはトーミの頭までは表コースと中コースの2つ有る、何方を行っても其れほどの展望が期待できるコースではないのでコースタイムの長い表を行く、途中2ヶ所展望が得られそうな所は有るが遠くの方は朝霧か雲かいずれにしても何も見えない。
中コースと合流しガラガラの道を一寸上るとトーミの頭(だと思うが実際は何処がそうなのだか特定出来ないのでピークを頭として置く)に出る、東側の浅間山方向を見ると急傾斜の草滑りの下に湯の平から天狗の露地が草原風に広がり、右側は牙山や剣ヶ峰左側には黒斑山から蛇骨岳そして仙人岳鋸岳(下降点のJバンド)に連なる絶壁が切れ落ちている、原の向うには岩くれを積み上げた様な巨大な浅間山の前掛山が鎮座する。この風景は見飽きないが何せ先は長い心を残しながら先へ進もう。
黒斑山へコースを取る切れ落ちた東側の絶壁すれすれを通るかと思っていたが案外樹林帯の中を通り滑落する様な危険は殆ど感じない、黒斑山からは軽いアップダウンは有る物の殆ど稜線歩きに近いただ一部は稜線の東側(ガレの上端)を通り道幅は有る物の滑落すれば無事では済まないだろう、蛇骨岳を過ぎる辺りからは樹林帯を抜けるので周辺がよく見える様になる、だが残念な事に天候の回復が期待通りには行かず相変わらずの曇天で遠くはガスに阻まれて見えるのはほぼ浅間山に限られるのが残念。
稜線上には多少岩場が現れてきた、先の長い事を考えて巻道の有る所は巻道を進みJバンドに出る、ガレた岩場の急降下と覚悟していたが見かけとは結構異なり割と楽に降下できる、鎖やロープ等も設置されて居ない、まあ鎖やロープが無いから危険度は結構高いとも言えるが。前掛山登山口は快調なペースで通り過ぎ前掛山への登りに掛かる、前掛山分岐まではコンスタントな登りで自分で休憩を取らない限り休める所はない、数人いた登山者の最後尾を登る皆んな元気で殆ど休まずに登っていく、私は最後尾だから抜かれる心配は無いのでマイペースで登れる。
前掛山分岐点で休憩中の人を追い抜きそのまま山頂に向かう、ここから山頂までは今までと比べれば緩い登りなのだがその分ピッチが上がる、前掛山頂上は細長い岩屑で休憩を取る場所には事欠かないが完全な吹き曝しで風を遮る物が何にも無い、又ガスが登り始めて曇り空もあって薄暗くなってくる、天気予報通りに晴れてくるのを期待したいが結構寒い、ウインドヤッケを着て少し佇んで居たが好転する様子のかけらもない。諦めて下山する事にする山頂にいた他の人たちも皆下山する様だ。
来た道を前掛山登山口まで戻り湯の平口に向かう、湯の平口付近から見る草滑りの上部は相当な急斜面で有る事が見て取れる、山行きの最後の方でこの登りは結構きつそうに見える腹も減ってきている事だし急登の前に腹ごしらえだ、人通りの無さそうな場所を見付けて昼食休憩とする。腹拵えも済んで草滑りの登りに掛かるネット情報などではスリップし易いと聞いていたが滑りやすい所など皆無、それとも今は雨の後で土が丁度良い具合に乾いていたからなのだろうか、それと草滑りと言うが草は全くと言って良いほど草は生えていない言うなれば笹滑り、一面の笹の中に道が付いて居る樹木も殆ど生えていない。
始の半分ほどは割合快調に登れる程度の傾斜だが中途を過ぎると疲れが溜まってきたのと、傾斜が半端でなく実質45°位は有るんじゃないかと思える、最上部付近になると道の表面が岩混じりから岩場が現れる、ここの岩は2〜3ヶ所では有るがJバンドの岩よりは手強く感じた、それに草滑りはほぼ稜線までキツイ登りで息が抜けない。稜線に出たら帰りは所要時間の短い中コースを行こう、と言う事で中コースに入るが思っていた以上に道が泥濘でこれならば全く展望のない中コースより、多少時間が掛かるが少しは展望が有り道も乾いている表コースを取った方が良かった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する