不老山 (明神峠 → 県境尾根ルート) サンショウバラは…
- GPS
- 04:36
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 471m
- 下り
- 1,096m
コースタイム
明神峠出発: 9:25
湯船山: 9:54(0:29)
白クラの頭: 10:11(0:17)
サンショウバラの丘(樹下の二人): 10:57(0:46)
世附峠: 11:03(0:06)
不老山南峰: 11:26(0:23)
金時公園方面分岐: 11:35(0:09)
生土山分岐(半次郎): 12:20(0:45 内食事休憩20分)
下谷・生土ルート分岐: 13:02(0:42)
県境尾根生土取付: 13:14(0:12)
ふじみセンター: 13:51(0:37 内着替え15分)
JR駿河小山駅着: 13:59(0:08)
合計コースタイム: 4:34
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
JR駿河小山駅 8:45発 明神峠行きハイキングバス(土日祝のみ運行、大人5 30円、子供270円)乗車時間20分強。 ※ JR御殿場線は無人駅が多い為、無人駅で降りる乗客が多いほど遅延します。車 掌が無人駅で運賃を徴収する非ワンマン便の遅延の方が大きいかもしれません。山 行当日、駿河小山到着予定時間には、手前の谷峨駅に停車中でした。 ・ ハイキングバスは電車の到着を待ちますが、駿河小山駅でトイレ等を予定して いる場合は行けない可能性もあるかと思います。 ・ 山行当日、ハイキングバスは2台の運行でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・ 今回のルートはほぼ全般に渡って快適なふかふかの樹林内の道です。 ・ 途中多少の急登・急降下はありますが、距離は短いです。 ・ 全般に渡って眺望は良くありません。サンショウバラの丘のみが開けた広い場 所かと。 ・ 登山ポストは見当たりませんでした。 ※ 県境尾根ルートの最後、生土集落に降りる沢沿いの急降下は非常に危険。例の 個性的な道標にも”very very dangerous!”と警告されています。打ち込んで あるプラスチックのステップのみに乗らないように!滑ります!降雨時・降雨 後に濡れている場合は特に注意をすべきです。青パイプの手すりもぐらついて いる箇所があります。 ※ 駿河小山のふじみセンターの温泉の営業は終了しています。山北駅の駅前に温 泉あり。 |
写真
感想
【山行前】
関東地方もいよいよ梅雨入り。天気に左右され、今週末の山行予定が紆余曲折し、
6/10(日)にこのプランを実施しました。本来は6/9(土)にサークルの山行として実
施予定だったのですが、雨天予報の為キャンセル。元々日曜日に実施予定だった別
のグループ山行もキャンセル。それで、個人山行として空いた6/10(日)に行く事に
なりました。
前日は終日雨。不老山の登山道は状態の悪いコースも幾つかあるようで、急登らし
い山市場ルートは降雨後という事で避け、明神峠までバス&県境尾根ルートで駿河
小山に戻るというルートで決定。後はバスに間に合うように早起きするだけなんで
すが、土曜日は全仏オープンテニスの女子決勝+男子ダブルス決勝を見て、寝たの
は午前2時過ぎ。6時に起きられるのか…?
【山行記録】
…ちゃんと起きる事が出来ました。最寄りの小田急線の駅から急行に乗ります。さ
すがに日曜日の早朝は座れます。寝不足を多少車内で補って、御殿場線に乗換えま
した。梅雨の合間を狙って、多くのハイカーが乗っていました。この中の多くは不
老山に行くんだろうなぁと思いながら…何か、停車時間がやたら長くないか??
御殿場線は近代化からとり残されているような(失礼)路線で、ICカードが使えませ
ん。無人駅では車掌が運賃を徴収しているようで、降りる乗客が多いほど時間がか
かるみたいです。普段乗らないハイカーが多いと、それだけ時間もかかる。駿河小
山に到着予定の時間には…まだ谷峨駅に停車中でした。
ずいぶん遅れて駿河小山に到着。トイレに行くつもりだったけど、改札を出た時は
バスへの乗車が始まっており断念。ハイキングバス2台にほぼ満員のハイカーを乗
せ、明神峠へ。到着後、登山道に入る準備をしていると、タオルと手袋を忘れた事
に気付きました。タオルは着替えの中にもう一枚入れてたからいいとして、手袋は
痛い。用意はしていたのに何でザックに入れなかったんだろう…
気を取り直して、スマホを電波OFFモードにして山旅ロガーを入れ、出発!明神峠か
らの登山道はふかふかの腐葉土で、とても気持ちの良い道です。木陰の中、ウグイ
スをはじめとした鳥の囀り…う〜ん、富士スピードウェイの爆音さえなければ最高
なんだけど。。
今回の山行で楽しみにしているのは、サンショウバラはもちろんですが、ギンリョ
ウソウが見られるかもしれないという事でした。このサイトだったか別だったか思
い出せませんが、このルートでギンリョウソウを見たとのレポートを読んだ事は確
か…。見逃すまいと、まるでレーダーのように左右の地面を見まわしながら、天候
の不安もあって、若干ペースを上げて進みます。
”お先に失礼しま〜す┏O))”と10名近くのパーティを2組ほど追い越し、テク
テクと進んでいくと…見つけました!!ギンリョウソウです。湯船山と白クラの頭
の間、登山道の左側に出ていました。すぐ後から来ていたパーティも気づいたよう
であまりじっくりと観察する事は出来ませんでしたが、不思議な植物ですね〜。ど
んな触り心地なのか…触ってみたかったです。
白クラの頭を過ぎると少し急な下り坂があり、手袋を忘れた事を後悔…。私は急な
場所ではトレッキングポールを使うより、木に掴まりながら登り降りする方が合っ
ているものですから。そうこうしているうちに、サンショウバラが現れましたが、
花弁1〜2枚を残した散りかけの花が数輪付いているだけ…終わってる??
どうやらそのようです。サンショウバラの丘も同じようなものでした。多くのハイ
カーが昼食タイムで休憩していましたが、写真を撮っている人は皆無…。少し標高
の高い不老山山頂の個体を期待するしか無いようです。サンショウバラの丘の向こ
うには、で〜んと不老山が鎮座しています。こちらも昼食にしようかと思いました
が、食後にまた登るのはちょっと抵抗が…。まだ時間も早いし、このまま山頂を目
指します。
世附峠まではすぐ。ここにも1本ありましたが、終わっています。不老山への登り
は200m位。ふうふう息を弾ませて登り、ちょっと休憩するかなぁ…と思い始め
たら山頂です。7〜8人のパーティが昼食中。山頂の道標を写真に収め、あたりを
見回すと…咲いてます!!梢の高いところにピンク色の大輪の花!
多分、咲き始めたばかりなのでしょう。低いところの蕾はまだですが、高いところ
には開花直前の蕾も多数。目の前近くで見る事はかないませんでしたが、報われた
ようで嬉しかったな〜 O(≧▽≦)O
花がどのくらい持つのかは知りませんけど、次の週末はどうでしょうか…もしかし
たら微妙なのかもしれません。天気もどうなるかわかりませんし、来て良かった!
さて、お目当てのサンショウバラを拝む事も出来ましたし、後は雨が降りだす前に
下山しなければ。ルートは県境尾根コース。途中に食事が出来るスペースはあるの
かな?とにかく、行ってみましょう。トレランのトレーニング(?)の少年達とすれ
違い、元気だよな〜と思いつつ食事場所を探します。
坂が緩やかになり、少し広めになった場所で三脚椅子を引っ張り出し、食事です。
『鹿児島県産黒豚メンチカツ』のランチパック。前日スーパーで30円引きになっ
てたものですが…袋がパンパンなのは気圧のせいですよねぇ^^ 一応消費期限内
だし。パクリ…なかなかいける!サーモスのアイスコーヒーを飲み、『ホホッ、ホ
ホッ…』というツツドリの鳴き声を聞きながら、しばし休憩。
この県境尾根コース、とても良い道です。夏も木陰の中で涼しそう。歩いていると
突然ふわっといい香りがして、立ち止まると山椒の木が傍らにあるんです。道標も
楽しい。『無言坂』のコメントが面白かったですねぇ。コースの最後の最後、生土
集落に出るところの沢沿いの急降下は非常に危険。充分注意する必要があります。
もっとかかると思っていましたが、集落まで1時間半強で降りる事が出来ました。
ふじみセンターの温泉は営業していないとネット情報がありましたので、この沢で
汗を拭いてシャツを着替えました。駿河小山駅に戻る道ですが、酒匂川沿いの県道
に出たところで迷います。右…?左…?。道標が一つ欲しいなぁと思いました。見
落としたのかもしれませんけど。ここでスマホのマップアプリを使って、道を確認
しました。正解は右(Mobilの方向)です。
橋が見えてきた時に国府津方面行きの電車が…。げげっ、一時間待ちか? まぁ…
これはこれで、急く必要も無くなったのだから良しとしましょう。ふじみセンター
に寄って温泉の営業終了を確認し、駿河小山駅に到着。ほぼ4時間半でした。電車
は30分待ち。のんびり一服した後、家路につきました。
小田急線の自宅の最寄り駅『箱根そば』で冷したぬきソバを食べ、自転車で帰宅途
中に雨がパラパラ…本降りになる前に帰宅出来ました。お疲れさまでした!
【反省】
・ 持っていく物は、取りあえず全部ザックの中に入れてしまいましょう。
山らしい山に登ったのは5/12の塔ノ岳以来。今回はお手軽コースにも関わらず翌日
は太腿が筋肉痛に。4週間空けたら慣れた足も元通りって事ですか。塔ノ岳の時は
筋肉痛無しで、その前が4/29の百蔵山→扇山だからインターバル2週間。キツめの
山に行く時は、足慣らしのスケジュールから考えなければいけないんですね。
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