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Yamareco

記録ID: 198039
全員に公開
沢登り
北陸

打波川支流矢高沢〜亥向谷

2012年06月10日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:34
距離
15.6km
登り
1,202m
下り
1,181m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

矢高沢出合6:10-9:45赤兎山登山道-下降点10:10-11:20亥向谷本流-矢高沢出合
天候
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
どちらの沢も遡行内容的にはレベルが低く、内容も貧しい。亥(び)向谷本流は、地図上の取水堰堤までしか車は入れない。
矢高沢の最終堰堤。
2012年06月10日 06:16撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/10 6:16
矢高沢の最終堰堤。
2012年06月10日 06:33撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1
6/10 6:33
2012年06月10日 06:35撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/10 6:35
矢高沢、唯一の瀑。
2012年06月10日 06:50撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/10 6:50
矢高沢、唯一の瀑。
2012年06月10日 07:08撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/10 7:08
源流部は蛇行を繰り返しルートファインディングがなかなか難しかった。
2012年06月10日 08:50撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/10 8:50
源流部は蛇行を繰り返しルートファインディングがなかなか難しかった。
亥向谷下降直後。
2012年06月10日 10:20撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/10 10:20
亥向谷下降直後。
亥向谷支流には、未だ雪渓が。
2012年06月10日 10:29撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/10 10:29
亥向谷支流には、未だ雪渓が。
2012年06月10日 11:01撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/10 11:01
亥向谷本流。
2012年06月10日 11:22撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/10 11:22
亥向谷本流。
2012年06月10日 11:22撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/10 11:22
前回遡行時は、バックウォーターになっていた堰堤だったが、今は砂が堆積して景色が変貌していた。
2012年06月10日 12:08撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/10 12:08
前回遡行時は、バックウォーターになっていた堰堤だったが、今は砂が堆積して景色が変貌していた。
この画像は2010年8月のもの。完全にバックウォーターだった。
2010年08月01日 17:03撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
8/1 17:03
この画像は2010年8月のもの。完全にバックウォーターだった。
林道だった部分は、今では踏跡になっている。
2012年06月10日 12:12撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1
6/10 12:12
林道だった部分は、今では踏跡になっている。

感想

先週は不覚にも風邪をひいてしまって遡行がお流れとなってしまったので、今週はどうあっても遡行を実現したかった。しかし週末の予報を見ると生憎の天気。しかも北陸もとうとう梅雨入りしてしまったではないか。

とりあえずこんな天気でも、行くだけ行ってみるということで計画を続行。しかし今回は(前回お会いした)山猿君が急きょ初参加するということで、この天気でずいぶんと気分が落ち込んでいたものの、俄然元気が湧くこととなった。

某地で集合するも、外は依然雨。この雨では増水も心配されたので、予定を変更して亥向谷支流の下降は断念して登山道(赤兎山)を鳩ヶ湯に下山することを告げ、予定していた車二台で行くことをやめて一台で現地に行くことにした。しかしこれが大失敗だった。

矢高沢は平凡な沢で、顕著な滝すら見参することのない平沢でテンションダウン。しかしその反面、源流部では微妙なルートファインディングが必要で、なかなか楽しませてもらうことに。しかしつくづくGPSのありがたみを感じる場面だった。

下降の亥向谷支流もこれまた"スカ沢"で、下部は堰堤だらけ。雨は降るわ、谷は平凡なゴーロだわで、気分はすっかり消沈してしまった。

あとは約9km、2時間20分の平地歩きとなった。やはり車二台で来るべきだったと悔やむものの、それはすでに後の祭りだった。

沢も山も、基本的には「冒険登山」がいちばん愉しいし、それが本来の登山のあり方だと思っている。既成登山を否定はしないが、それだけではどうしても進歩というものは生まれない。たとえ結果がどうあろうとも、冒険的開拓というスピリットを失わず、現代における教条的な登山の風潮を意識的に乗り越えていかないと、登山というコミュニティ全体のみならず、登山における根源的な精神そのものがだんだん衰退してしまうだろうと思っている。

選択肢には必ずスカがある。しかしそれ故に、次への期待と意欲が沸いてくる。そう考えれば、例え貧乏くじを引いても悔いることはほとんどない。

今回の遡行も結果はご覧の通りであったが、それはそれで、ある意味計算の上である。

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訪問者数:1499人

コメント

行ってみんと
行ってみんことには「スカやった」とも言えませんもんね
2015/11/30 17:10
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