ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2017131
全員に公開
ハイキング
近畿

奈良の裏側【若草山 興福寺南円堂】

2019年09月14日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:27
距離
11.6km
登り
430m
下り
421m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:05
休憩
0:21
合計
4:26
距離 11.6km 登り 430m 下り 430m
12:32
13
スタート地点
12:45
12:46
29
13:15
30
13:45
13:50
53
14:43
14:59
40
15:39
15:39
66
16:46
16:46
14
17:00
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
今回も遅刻した…ので、最初に興福寺南円堂へ。途中、お弁当に柿の葉寿司を買ったり、餅を買って食べたりした。
2019年09月14日 10:45撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/14 10:45
今回も遅刻した…ので、最初に興福寺南円堂へ。途中、お弁当に柿の葉寿司を買ったり、餅を買って食べたりした。
興福寺はいくつかのお堂があり、それぞれに釈迦如来、薬師如来などが座している。観音信仰の西国巡礼ではこの南円堂で手を合わせる。不空羂索観音像が祀られている。
2019年09月14日 10:47撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/14 10:47
興福寺はいくつかのお堂があり、それぞれに釈迦如来、薬師如来などが座している。観音信仰の西国巡礼ではこの南円堂で手を合わせる。不空羂索観音像が祀られている。
国宝の興福寺五重塔。
2019年09月14日 11:09撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/14 11:09
国宝の興福寺五重塔。
最近再建された中金堂。現代に蘇った天平様式。堂内では、木造四天王像などが見られる。
2019年09月14日 11:12撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/14 11:12
最近再建された中金堂。現代に蘇った天平様式。堂内では、木造四天王像などが見られる。
南円堂に対して北円堂。平城京遷都と今の興福寺造営に関わった藤原不比等を弔うために建てられたお堂。
2019年09月14日 11:32撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/14 11:32
南円堂に対して北円堂。平城京遷都と今の興福寺造営に関わった藤原不比等を弔うために建てられたお堂。
広い境内はお寺というよりも、公園。
2019年09月14日 11:34撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/14 11:34
広い境内はお寺というよりも、公園。
暑いので、日陰で休憩中。
2019年09月14日 11:38撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/14 11:38
暑いので、日陰で休憩中。
国宝館。八部衆や十大弟子像など見応えのある内容。薄暗い雰囲気がより細部まで際立たせる作り。
2019年09月14日 11:41撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/14 11:41
国宝館。八部衆や十大弟子像など見応えのある内容。薄暗い雰囲気がより細部まで際立たせる作り。
興福寺の参拝を終えて車で移動。春日大社最寄駐車場は500円で利用できるのでとても有り難い。
2019年09月14日 12:37撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/14 12:37
興福寺の参拝を終えて車で移動。春日大社最寄駐車場は500円で利用できるのでとても有り難い。
駐車場を出発して、春日山遊歩道に入る。計画では滝坂道を使う予定だったが、日陰で涼しそうなのでこだわらずに変更。
2019年09月14日 12:44撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/14 12:44
駐車場を出発して、春日山遊歩道に入る。計画では滝坂道を使う予定だったが、日陰で涼しそうなのでこだわらずに変更。
歩きやすすぎるくらいの道で春日山の森を気持ちよく進む。余裕しゃくしゃくでおしゃべりを楽しんだ。
2019年09月14日 12:55撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/14 12:55
歩きやすすぎるくらいの道で春日山の森を気持ちよく進む。余裕しゃくしゃくでおしゃべりを楽しんだ。
途中の東屋近くで見つけた、メレンゲダケと命名。
2019年09月14日 13:24撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/14 13:24
途中の東屋近くで見つけた、メレンゲダケと命名。
遊歩道と滝坂道が近づいたところで滝坂道に入る。古い街道なので石畳が敷いてあり、沢の音を聞きながら涼しく歩ける。首切り地蔵まで来たら休憩場で小休止。
2019年09月14日 13:46撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/14 13:46
遊歩道と滝坂道が近づいたところで滝坂道に入る。古い街道なので石畳が敷いてあり、沢の音を聞きながら涼しく歩ける。首切り地蔵まで来たら休憩場で小休止。
首切り地蔵から進路を北に取り、鶯の滝をめざす。
2019年09月14日 13:50撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/14 13:50
首切り地蔵から進路を北に取り、鶯の滝をめざす。
鶯の滝へ向かう途中、歓喜天を祀る興福寺別院に立ち寄る。自然災害のために、本堂は崩壊してしまったようで、今は鳥居など一部残っているのみ。
2019年09月14日 14:35撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/14 14:35
鶯の滝へ向かう途中、歓喜天を祀る興福寺別院に立ち寄る。自然災害のために、本堂は崩壊してしまったようで、今は鳥居など一部残っているのみ。
別院を下るとそのまま鶯の滝に到着。地元の名水として知られているようだ。
2019年09月14日 14:45撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/14 14:45
別院を下るとそのまま鶯の滝に到着。地元の名水として知られているようだ。
鶯の滝から少しの登山道を挟むと車道に戻り、道なりに進むと若草山の駐車場にたどり着く。
2019年09月14日 15:33撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/14 15:33
鶯の滝から少しの登山道を挟むと車道に戻り、道なりに進むと若草山の駐車場にたどり着く。
山頂では、鹿の群れと触れ合う観光客の姿が。鹿煎餅はないようで、幾分穏やかな雰囲気だ。
2019年09月14日 15:41撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/14 15:41
山頂では、鹿の群れと触れ合う観光客の姿が。鹿煎餅はないようで、幾分穏やかな雰囲気だ。
柿の葉寿司、正宗というお店で購入。味はヤマトの方が好みだったが、それぞれの寿司に個性と役割を持たせて完成度の高いお弁当だった。
2019年09月14日 15:47撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/14 15:47
柿の葉寿司、正宗というお店で購入。味はヤマトの方が好みだったが、それぞれの寿司に個性と役割を持たせて完成度の高いお弁当だった。
名前通りに明るい緑が気持ちの良い景色。
2019年09月14日 16:09撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/14 16:09
名前通りに明るい緑が気持ちの良い景色。
奈良の中心地にあって、こんなに気持ちよく過ごせる場所とは。
2019年09月14日 16:20撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/14 16:20
奈良の中心地にあって、こんなに気持ちよく過ごせる場所とは。

感想

今回も少々の寝坊から始まることになったが、街も近いので焦らず、のんびりと穏やかな気持ちで回ることができた。

興福寺の駐車場に停めて、朝食に草餅を食べ、昼食に柿の葉寿司を買う。奈良というと、大峰や生駒、金剛などの山岳地帯にしか訪れたことはなく、いわゆる奈良の鹿に出会うのは初めてだ。いつも出会う鹿とは違って、堂々としている。
興福寺では、南円堂の本尊の姿は拝見できなかったが、国宝の山というだけのことはあって、中金堂や東金堂、国宝館は美術館のようだ。他のお寺よりも幾分お金がかかってしまうが、文化保全のためと思えば安いものだ。

参拝を済ませて春日山へと車を移し、若草山周辺を歩いた。このあたりは奈良の観光開発と自然保護との軋轢で話題になっている。生態系的な価値については専門的な知識はないが、自分の暮らす街にこれだけの森があるならば、それは誇っても良いものだと思う。観光地は金にはなるが、自然に還ることはできない。

西国巡礼の旅もしばらくすると、心持ちが変わってきた。最初はただ寺を回るだけでは、面白みもないので、山登りも一緒にやろうとして始まった。地形図を出して、近くの山を探して、それは登られている山なのかどうかを調べる、そういう計画の立て方をしてきた。
しかし、実際に回っていると、それぞれの土地で、西国巡礼だけで言えば1300年、日本の歴史で見ればそれ以上の年月で、様々なドラマがあり、それが文化や史跡として残されていた。イマ・ココにある山だけでなく、時間的な繋がりも感じながらこれからの巡礼に臨みたいと今は考えている。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:340人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら