記録ID: 2017131
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ハイキング
近畿
奈良の裏側【若草山 興福寺南円堂】
2019年09月14日(土) [日帰り]
奈良県
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 04:27
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 430m
- 下り
- 421m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
撮影機器:
感想
今回も少々の寝坊から始まることになったが、街も近いので焦らず、のんびりと穏やかな気持ちで回ることができた。
興福寺の駐車場に停めて、朝食に草餅を食べ、昼食に柿の葉寿司を買う。奈良というと、大峰や生駒、金剛などの山岳地帯にしか訪れたことはなく、いわゆる奈良の鹿に出会うのは初めてだ。いつも出会う鹿とは違って、堂々としている。
興福寺では、南円堂の本尊の姿は拝見できなかったが、国宝の山というだけのことはあって、中金堂や東金堂、国宝館は美術館のようだ。他のお寺よりも幾分お金がかかってしまうが、文化保全のためと思えば安いものだ。
参拝を済ませて春日山へと車を移し、若草山周辺を歩いた。このあたりは奈良の観光開発と自然保護との軋轢で話題になっている。生態系的な価値については専門的な知識はないが、自分の暮らす街にこれだけの森があるならば、それは誇っても良いものだと思う。観光地は金にはなるが、自然に還ることはできない。
西国巡礼の旅もしばらくすると、心持ちが変わってきた。最初はただ寺を回るだけでは、面白みもないので、山登りも一緒にやろうとして始まった。地形図を出して、近くの山を探して、それは登られている山なのかどうかを調べる、そういう計画の立て方をしてきた。
しかし、実際に回っていると、それぞれの土地で、西国巡礼だけで言えば1300年、日本の歴史で見ればそれ以上の年月で、様々なドラマがあり、それが文化や史跡として残されていた。イマ・ココにある山だけでなく、時間的な繋がりも感じながらこれからの巡礼に臨みたいと今は考えている。
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