女体の神秘?? 淫らな谷?? 笠ヶ岳 穴毛谷 リターンズ

2012年06月29日(金) [日帰り]

• GPS: 09:37
• 距離: 23.0km
• 登り: 4,204m
• 下り: 4,159m

コースタイム

4:41 新穂高 - 5:16 堰堤入口 - 7:43 穴毛大滝（休憩）- 9:18 穴毛谷最上部（稜線）- 10:12 杓子平引き返し地点 - 11:25 穴毛大滝（お昼ごはん）- 12:00 穴毛岩 - 13:07 堰堤入口（林道終点）- 13:40 新穂高

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新穂高の登山口まで高山市中心部から一時間程度

深山荘のそばに登山者用の無料駐車場があります
【週末はすぐ埋まるらしいので注意】

コース状況／危険箇所等

昔は穴毛谷は笠ヶ岳登山の一般ルートになっていたみたいですが、現在は一般登山ルートに指定されてません

一応立ち入り禁止ではありませんが、現在は危険区域に指定されてるみたいですので本来はあまり立ち入らない方がいいのかもしれません・・・

【かと言って大キレットも危険区域に指定されてますが・・・(笑)】

一応自己責任で・・・・

経験がある人の話によると、4月中はまだ雪崩れる危険性があるので5月以降6月までの入山が登りやすいとのコト・・・

逆に7月以降で残雪がなくなるまでは残雪の融雪が激しく、シュルンドの崩壊等で危険なので入山は控えた方がいいようです

今回登った感想としては崩落がない限りは特に危険は感じませんでした

穴毛大滝から上部のガレ場が浮石が多く不安定だったかな・・・

ただ雨が降ると沢の水が一気に増え危険なので、天候を確認しながら登らなければならないと思います】

まあ、とにかくひたすら落石、崩落がないコトを願うって感じでしょうか！

【ちなみに今回のGPSのログは多少ブレがあるように思われます(特に穴毛大滝周辺)】

写真

6/28 23:54

前日は23時まで仕事

それでも日が変わる前には高山を出発

途中コンビニで朝・昼ごはんや行動食、そして夜の宴会のつまみ（笑）を買いました

6/29 0:48

新穂高に到着

とりあえず寝る前にぷち宴会☆

6/29 4:30

翌朝は4時に起床！

山ちゃんはぐっすり寝れたみたい

さあ、頑張っていこう(^。^)/

6/29 4:41

登山センターは解体作業中・・・

なじみの建物が壊される風景は少しさみしいものですね・・・(/_;)

6/29 4:50

左俣を進みここで登山届提出

6/29 4:58

これから登る穴毛谷

6/29 5:16

堰堤入口まで林道をつかい登りました

振り返ると焼岳に陽がさしてます

さあがんばるぞ！

6/29 5:29

水は思ったより多くなくて安心

6/29 5:39

笠から抜戸の稜線にもお日様が当たります

6/29 5:53

最初は向かって左岸側を登ります

ここは少し注意が必要

6/29 6:06

ここで沢を右に渡りましたが靴を脱いで渡らなければいけませんでした

雪解け水が冷たかった・・・

6/29 6:26

堰堤入口から一時間足らずで雪渓に到着

6/29 6:37

ここでアイゼン装着

山ちゃんのアイゼンは韓国製の「キムチアイゼン」だそうです・・・

ほんまかいな（笑）

7/2 22:47

焼岳をバックにてくてく・・・

6/29 7:02

四ノ沢との出合かな？？

右手に進みます

6/29 7:06

思ったよりまだまだ雪は多かったでした

6/29 7:16

小休止にはいつものアルフォートをパクリ

7/2 22:48

頑張る山ちゃん

6/29 7:32

谷は左右から急に切れ落ちてます

穴毛谷は雪崩の巣です

6/29 7:43

大滝が見えて来ました！

6/29 8:11

ここで前にも紹介した昔の山ガイドの本を持ってきたので取りだします

6/29 8:12

穴毛谷＆穴毛大滝紹介のページを開いてパチリ

6/29 8:19

稜線まで出ることにしたので登り始めます

滝を上部からパチリ

6/29 8:31

滝の上部の出合は左に進みます

6/29 8:52

ちょっと休憩

ここでまたはずしていたアイゼンを装着

岩場は結構不安定で浮石が多かったでした

6/29 9:00

下から見上げると傾斜の角度は急に見えるけど登ってみると白出沢上部と同じくらいかな・・

6/29 9:05

最後の急傾斜を登る山ちゃん

6/29 9:15

笠ヶ岳も応援してます（＾−＾）

6/29 9:16

最後の最後を登ると・・・・

6/29 9:19

稜線に到着〜

景色が一気に変わります

杓子平も見ることが出来ました♪

6/29 9:23

ここから杓子平までは斜面をトラバース

でも陽が当たって雪が腐っていてなかなか前に進まない・・・

6/29 10:10

おまけに木々が行く手を遮ります

6/29 10:10

結局笠新道の合流まであとわずかでしたがここで敗退

残念だったけど雄大な景色を拝めたから大満足！！

6/29 10:12

さあ、下山開始

頑張って行こう！

6/29 10:12

笠にも雲がかかってきました

6/29 10:16

弓折の滝かな？？

6/29 10:27

下りに山ちゃんは少し難儀・・・

6/29 10:30

穴毛谷の最上部まで戻ってきました

よく登ってきたなあ〜

6/29 11:18

滝まで戻ってきました

6/29 11:20

途中登る時には気付かなかったけど遅咲きの桜が咲いていました

6/29 11:30

滝の見晴らしのいいところでお昼ごはん

6/29 11:50

さよなら大滝、またくるよん！！

シュルンドに気をつけて下山します

6/29 11:56

少しお疲れ気味の山ちゃん？？

6/29 11:59

雲が厚くなってきて雨が降りそう・・

てくてく降りると左手には〜

6/29 12:05

出た〜

念願の穴毛岩

思ったより大きく見事な穴（笑）

穴毛岩の名前の由来は動画をご覧ください

6/29 12:13

念願の穴毛岩をみてご満悦♪

残りの下りも頑張れます

6/29 12:19

バンザイする山ちゃん

6/29 12:35

見事な沢の廊下

6/29 12:43

少し水が増えたのかな

でも帰りは面倒なので靴は脱ぎませんでした

あと少しやしね

6/29 12:52

あと少しで〜

6/29 13:03

堰堤入口到着！！

6/29 13:08

そして林道到着〜！！

朝には見事に望めた焼岳もてっぺんは雲に隠れていました

6/29 13:16

林道をてくてく・・・

6/29 13:49

そして駐車場到着！！

お疲れさまでした

6/29 13:56

着替える山ちゃん

6/29 14:02

下山後の汗は中崎山荘で

5時ころまでのんびり休んで高山に戻りました

お疲れさまでした

撮影機器：

DSC-HX5V SONY

感想

cappuccino

昨年秋にソロで登ってきた笠ヶ岳・穴毛谷

http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-133591.html

その時には穴毛大滝まで登ったモノの肝心の穴毛岩を見ることが出来なかった・・・

その時の話を山仲間の山ちゃんに話したところ、じゃあ今度は残雪の時期に穴毛谷経由で杓子平から笠ヶ岳にのぼりましょうよ！！という話はしていました！！

何気にそのコトをすっかり忘れていたのですが、先日山ちゃんから電話で「今度の休みに穴毛谷行きませんかぁ〜」とのお誘い！！

お誘いの週は焼岳登山があったのですが、その週を逃すとお互い行けなくなる＆時期的にもタイムリミット感があったので、立て続け＆週末の金曜日ですが登ってきたといういきさつの今回の穴毛谷登山でありました(^。^)

登山の様子は各写真のコメントをご覧くださいませ！！

何気に今年初めて山ちゃんと登る穴毛谷はちょっとハードだけどとても楽しめました

ただ残雪の残り具合からいうともう一カ月早ければよかったかな？？とも思いました(^。^)

例年より雪が多いらしかったですが、所どころ融雪してしまっていて岩場をアイゼンで登らなければならない場所もあったり、穴毛大滝を超えて稜線まで出る急な登りの岩場はかなり不安定・・・

稜線を出て杓子平までのトラバースも残雪が少なく、木々が出てしまっていたのでかき分けていくのも大変・・・

おまけに日が当たると雪が腐っていてなかなかずり落ち前に進むことができませんでした

結局ほんとはせめて杓子平まで出て笠新道との合流点まで行きたかったのですが、途中敗退・・・

とりあえず穴毛大滝まで降りてきてからお昼ごはん

その後てくてく下ってくると、登る時には見逃した念願の穴毛岩を見つけることが出来ました

穴毛岩を見て年甲斐もなくはしゃぐ滑稽な二人の様子はこちらから（笑）





新穂高には2時頃には到着♪

中崎山荘でゆっくり休んで高山に戻り山ちゃんとお別れ

夜は相変わらず仕事にはげんだてるさんなのでありました☆