祝! 復帰登山は飛龍山〜転倒そして両膝激痛からの後ろ向き下山😆
- GPS
- 08:57
- 距離
- 21.3km
- 登り
- 2,050m
- 下り
- 2,062m
コースタイム
- 山行
- 8:14
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 8:57
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【丹波〜サオラ峠】 動物避けの電気柵に囲まれた畑地帯を抜けると登山道。途中からはつづら折りのややガレたまあまあの急登が続きます。 【サオラ峠〜熊倉山】 なだらかな道です。快適。 【熊倉山〜前飛龍】 山頂直下は露岩の急登。1,000m以上休憩なしで登ってきての身にはこたえました。 【前飛龍〜飛龍山】 多少藪藪してますが、なだらかな道です。 【飛龍山〜三条の湯】 まあまあの勾配ですがそれほどでもありません。でも長く感じました。そして古い木製の橋には要注意‼️ 【三条の湯〜サオラ峠】 コースタイム2時間半ですが、ゆるーい登りで、私はここで幸せを感じました。 |
写真
感想
8/10の八ヶ岳。翌日の仕事中にギックリ腰。お盆の南アルテント縦走を断念し、復活を望んだが叶わず 同月下旬のテン泊プランも流して一か月半。ようやく待望の登山復帰となりました!
腰がずれるような いわゆる違和感が引かず「もし山の中でまたやったら」と思うと怖くて今日まで踏ん切りがつけられませんでした。
しかし! 貧乏性なのでどうせ行くなら違う山、と思う方なので どうしてもチャレンジングな行き先に。
コースタイム11時間? なんとかなるっしょって変に自分を高く評価。というよりもいつもよく考えてないだけですね。それでも緊張感いっぱいで当日朝を迎えました。
山の天気はAだけど 一日曇りという予報。増してや眺望の無い行程だということもわかっていたので とにかく歩きに集中しようと。
到着がやや遅れて8時過ぎ。村役場が開いていたので尋ねてみると駐車させてもらえました。感謝です。
この間、完全な運動不足で体重が2kgも増えました。単純に体が重い。登りは頑張りましたが、前飛龍の山頂直下の露岩急登に極度のペースダウンを強いられました。ここが一番キツかったかな。足が上がらず何度も立ち止まりました。
本日お目当ての飛龍山ですが本当に眺望が無いのでやはりスルー。唯一禿岩からの眺望が素晴らしいとchi-suke先輩から聞いていたのですが、辺り一面真っ白だったので寄りませんでした。
下山は三条の湯を経由して天平尾根を廻る計画です。ところがこの下山道にちょっとした出来事が!
まずはカンバ谷の水場そばに架かる木製の古い橋(幅約1m)を渡ろうとした時です。3つ目の枕木を踏んだらこれが「動いたっ」! 一瞬で前方に転び頭を打った。水筒は下に転げ落ちた。スマホは目の前の枕木にちょこん。よく落ちなかった。自分自身もよく橋から落ちなかった。
気を取り直して立ち上がると怪我はしていないらしい。たしかに頭から落ちたけど何ともない。
見下ろすと沢のそばまで落ちていった水筒は回収できそうだ。水場で手を洗ってから下りていき水筒を奪還。それからザックを置いて座り込み冷静に自分に起こったことを振り返る。問題の枕木に戻って踏んでみると確かにぐらつく。これは大変危険だ。真上から踏むと平気だが、簡単に上に浮く。多分私が通過したときにはこれが大きく浮いていたのだろう。それにしても橋の上で転倒して落下もせず怪我もせず、失くした物もなかったとはまさに小さな奇跡でした。山の神様ありがとう。
でも転んだことでテンションが下がり、誰にも合わない淋しさも急に感じるようになりました。気づいたら左手の握力がありません。打ち身でしょうか。傷も腫れもないのですが。三条の湯までが遠く感じました。
三条の湯で昼食休憩。小屋番のお姉様がとても素敵な方でした。温かい雰囲気の山小屋ですが、この温泉目当てに登山者以外も訪れるようです。お祭のバス停方面に林道がありますが、もしかして車でかなりの所まで入って来られるのでしょうか。温泉客のような女性二人が入浴後にジーンズ姿でお祭方面に下っていきました。それから一応橋が壊れて危ないという事も報告しておきました。
さて、エネルギー補給した後は元気回復。サオラ峠まではゆるやかな登りとなる登山道を楽しみました。コースタイムは2時間半ととても長いのですが、誰もいない静かな山道に自身の復帰の喜びを噛み締めながら ゆっくりと歩きました。とてもとても幸せな時間でした。「生きてる」って感じさせてくれるこの時間がたまらなく好きです。サオラ峠到着。あとは丹波まで下山道を走るだけです。ところがっ!
下り道になった途端、膝に痛みを感じました。しかも初めて両膝に。しかもなかなかの激痛。痛みに進まぬ足。明るいうちに下りられるかが怪しくなってきました。なかなかの絶望感を抱きました。コースタイム通りでも駐車場に5時です。歩きますがかなり痛い!
ここで完全なる思いつきですが、谷に背を向ける形になってみたらこれが大正解😊 痛くないの! でも後ろ向きの時にカップルに抜かれた時はちょっと恥ずかしかった。それがこの日会った2組目の登山者でした。
前向いて歩き、痛みに耐えられなくなると後ろ向きに歩いて膝に充電、いう繰り返しでなんとか下山。およそ半分は前向き、半分は後ろ向きでした。CT90分を115分で下山に成功。終わってみればまた土産話ができたというものです!
今日もありがとうございました。
さあー、これから短い秋を楽しむぞー
おっと最後に。実は今日はわたくしの誕生日なのでしたー🤗👍
annchannさん、ギックリ腰仲間ですね。小生も9/10に腰に電気が走りリハビリ中です(12年前に最初のギックリ、2〜3年周期で繰り返す。過去の経験則では修復に1,5カ月掛かっています。あと少しの辛抱です)。膝も2年前に変形性膝関節症になりました。筋力トレーニングでリカバリーしました。しかし、山は止められない。治ったら、サオラ峠、飛龍ピストンもいいかも。お互い楽しんで山登り続けましょう。
コメントをありがとうこざいます。私の方はそれまでやったことが3回ありましたが、そのいずれも寝返りすら打てない状態が3日ほど続くという重症でした。しかし最後にやったのは思い出せないくらい昔(8年くらい前?)で、山を始めてからは筋肉がついたのか、すっかり鳴りを潜めていました。今回も「やっちまったー」と思いましたが、前とは違って動くことができたのでまだ良かったです。
以後、ケアをしっかりすることを大事にして、長く登れるようにしたいと思います。とかもさんもお気をつけてくださいませ!
あんちゃんさん、おはようございますっ(≧▽≦)
すみません、山遊びが忙しくて(笑)コメ遅くなりました💦あれま、あの日は天気がいいと思っていましたが、お山はガスだったんですね💦
しかし、いろいろあったと予告いただいていましたが(笑)思ってた以上にハプニングの連続でビックリでした!!いや〜〜!あの橋での転倒は滑落しなくてよかったですね〜〜〜〜Σ(゚Д゚)!!まさか、滑り止めが動くとはおもいませんからね〜〜💦よく、山の鎖やロープは古くなっていたりするから信じるなとは言われますが、じゃああの梯子の枕木を確かめるかというとそこまではさすがにしませんからね〜〜💦ああ、橋が腐ってて前を歩いていた方が腿までずぼっとハマったことがありました(笑)その時はマンガみたいで心配よりもまず爆笑してしまいました(笑)
かつ両膝の痛み勃発!!私も長時間歩くと膝は来るんですが、両方はないっす(笑)や〜さっすが、あんちゃんさん!!ハプニングの神おろしますね(笑)しかし、病み上がりでこれだけハードな山行をこなせるとはサスガっす★腰の不安も払拭できてよかったですね〜〜〜(≧▽≦)♪
まさかあの、もはや生きる伝説(?)と化しつつあるchi-suke先輩からメッセージがいただけるとは光栄です。いつもレコを拝見し、自分も共に行った気になって幸せ気分を勝手に分かち合っています。しかし! 同じ所に行くタイプの人ではないので、このところもう行くところ行くところが普通ではなくなってきていますよね。自分には思いも付かないルート選択ばかりで、そのチャレンジ精神とバイタリティ、そして深い山への愛情に毎回驚かされています。ユニークな表現に思わずにやりとさせられたり、またしてもの(?)失敗談もご愛敬ばかりで、読むのが本当に楽しいです。お人柄ですね。
さて、書いたとおり運動不足や膝、腰への不安が私をますます臆病にしていますが、せっかくの秋を逃したくはありません。来週、再来週と行ってくるぞー!!!!
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