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Yamareco

記録ID: 204673
全員に公開
沢登り
道東・知床

知西別川・ナチュラル墓石立ち並ぶナメを越え、三途の湖に遡上せよ

2012年07月07日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
11:00
距離
11.5km
登り
712m
下り
62m

コースタイム

05:00 林道駐車場
05:15 入渓
 │
 │ 07:00 知西別湖からの流れ込み
 │ 09:40 柱状節理のナメ
 │ 10:20 ゴーロ帯
 ↓
15:00 羅臼湖
16:00 羅臼湖展望台
17:00 羅臼湖登山口
17:30 林道駐車場(車回収)
天候 曇り・霧
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
【行き】
羅臼から海岸沿いを南へ、知昭町は知西別橋手前「ツルヤ」の看板を右折して西に入り、直進。
舗装路が切れ砂利道を行くと、林に入る手前に4〜5台駐車可能なスペースあり。


【帰り】
・ バス(羅臼湖前12:55、15:00)
  羅臼湖前バス停─(バス)→羅臼─(タクシー)→林道駐車場

のつもりが、エンジョイしすぎてバス乗れなかったためタクる

・ 羅臼ハイヤー(0153-87-2002)、
  知床横断道路・羅臼湖付近─(タクシー)→林道駐車場
  5000円ちょいぐらい
コース状況/
危険箇所等
・ 650m付近から雪渓
・ 滝などの核心部分はヌル多いのでフェルト、
  巻きまくるなら後半のゴーロ帯が快適なラバーソール。
3時起床、4時発、着5時で、羅臼は知昭町の町外れにやってきた。
2012年07月08日 23:26撮影 by  DSC-TX5, SONY
7/8 23:26
3時起床、4時発、着5時で、羅臼は知昭町の町外れにやってきた。
知西別川を突き上げ羅臼湖に遡上するゥーッッ!今回ご一緒したのはもちろんこの方、既に道東漂泊3週間を過ぎた職業・ユダヤ人の助六さんです。
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知西別川を突き上げ羅臼湖に遡上するゥーッッ!今回ご一緒したのはもちろんこの方、既に道東漂泊3週間を過ぎた職業・ユダヤ人の助六さんです。
でかい堰堤2つ越え、渡渉を繰り返すこと1時間。切り立った両岸!足つかぬ仄暗い水底!ファースト・函・コンタクトッ!
2012年07月08日 12:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
7/8 12:07
でかい堰堤2つ越え、渡渉を繰り返すこと1時間。切り立った両岸!足つかぬ仄暗い水底!ファースト・函・コンタクトッ!
へつります。全体的に逆相・ややハングで嫌な感じですが、暇を見てボルダリングとかやっててよかったね!っていう
2012年07月08日 12:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
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7/8 12:07
へつります。全体的に逆相・ややハングで嫌な感じですが、暇を見てボルダリングとかやっててよかったね!っていう
続くファースト・滝・コンタクトッ!知西別湖から水が流れ落ちて合流している。
2012年07月08日 12:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
7/8 12:07
続くファースト・滝・コンタクトッ!知西別湖から水が流れ落ちて合流している。
釣りなどしつつ、これ登って知西別湖行ってゆるり泊まってくるというのもいいなあと思う次第。今度やろう
2012年07月08日 12:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
7/8 12:07
釣りなどしつつ、これ登って知西別湖行ってゆるり泊まってくるというのもいいなあと思う次第。今度やろう
深い釜が二重に続く滝。今回の核心1/3。水が多くて恐ろしいぜ!
2012年07月08日 12:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
7/8 12:07
深い釜が二重に続く滝。今回の核心1/3。水が多くて恐ろしいぜ!
早々にモロ落ちて、いい勢いで滝壺に吸い込まれていく。「オイオイオイオイ!!!!」という助六さんの叫びを聞きながら(うわ……また死んだ)ともがいてたら岩に引っかかった。はい人生続行ーッ!
2012年07月08日 12:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
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早々にモロ落ちて、いい勢いで滝壺に吸い込まれていく。「オイオイオイオイ!!!!」という助六さんの叫びを聞きながら(うわ……また死んだ)ともがいてたら岩に引っかかった。はい人生続行ーッ!
残機減らして得た「ヌルをふむとすべる」という「ぶきぼうぐは装備しないといみがないぞ」レベルの教訓を胸に、慎重に登る。
2012年07月08日 12:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
7/8 12:07
残機減らして得た「ヌルをふむとすべる」という「ぶきぼうぐは装備しないといみがないぞ」レベルの教訓を胸に、慎重に登る。
何度か渡渉・へつりを繰り返したところ、一気に開けガスに煙るトンガリ山が見える。開放感。
2012年07月08日 12:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
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何度か渡渉・へつりを繰り返したところ、一気に開けガスに煙るトンガリ山が見える。開放感。
※粘土
2012年07月08日 12:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
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※粘土
からの今回の核心2/3!中央でバウンドする滝があらわれた!画像では岩に隠れてわかりにくいですが、左側に流されると大岩下にある半地下滝壺に連れて行かれそしてしぬというろくでもないたきだ!
2012年07月08日 12:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
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からの今回の核心2/3!中央でバウンドする滝があらわれた!画像では岩に隠れてわかりにくいですが、左側に流されると大岩下にある半地下滝壺に連れて行かれそしてしぬというろくでもないたきだ!
助六さんは右壁沿いに直登。個人的に頑張って渡渉して左の水少ないナメ登るのが(先の画像参照)いんじゃねと思うも、この勢いの水被って渡るのは恐ろしいな……というところにありがたくお助け紐いただきましたので遠慮無く右登る。
2012年07月08日 12:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
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助六さんは右壁沿いに直登。個人的に頑張って渡渉して左の水少ないナメ登るのが(先の画像参照)いんじゃねと思うも、この勢いの水被って渡るのは恐ろしいな……というところにありがたくお助け紐いただきましたので遠慮無く右登る。
小滝を越えた先に連瀑がみえる。これはもしや……
2012年07月08日 12:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
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小滝を越えた先に連瀑がみえる。これはもしや……
柱状節理やぁぁ───!!!!(BGM:スターとった時の音楽)
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柱状節理やぁぁ───!!!!(BGM:スターとった時の音楽)
(墓石の如くひしめく柱状節理)
2012年07月08日 12:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
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(墓石の如くひしめく柱状節理)
残念!柱状節理だろうが安定してドゥルドゥルだッ!ここもかよksg!
2012年07月08日 12:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
7/8 12:07
残念!柱状節理だろうが安定してドゥルドゥルだッ!ここもかよksg!
ソリッドな無機物が、流れを境にリキッドな有機物に変わる様子がよく分かる。水はふしぎですね
2012年07月08日 12:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
7/8 12:07
ソリッドな無機物が、流れを境にリキッドな有機物に変わる様子がよく分かる。水はふしぎですね
そして始まる知西別川ウリの柱状節理のロング・ロング・ナメ。助六さん曰く「クワウンナイとかこンなカンジだでよォォーッッ」とのことですので今月末行こうと思います
2012年07月08日 12:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
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そして始まる知西別川ウリの柱状節理のロング・ロング・ナメ。助六さん曰く「クワウンナイとかこンなカンジだでよォォーッッ」とのことですので今月末行こうと思います
※お土産(ニコォ
2012年07月08日 12:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
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※お土産(ニコォ
かくてボーナスステージは終わり、巨岩帯ステージへ。
2012年07月08日 12:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
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かくてボーナスステージは終わり、巨岩帯ステージへ。
※しんでいる
2012年07月08日 12:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
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※しんでいる
クッソでかいボルダーの間を手足全力で突っ張って登る。ちくしょう!足が上がらない!もっと酢の物食っておけばよかった!
2012年07月08日 12:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
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7/8 12:07
クッソでかいボルダーの間を手足全力で突っ張って登る。ちくしょう!足が上がらない!もっと酢の物食っておけばよかった!
650m付近から雪渓。水も風も冷たくてつらい
2012年07月08日 12:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
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650m付近から雪渓。水も風も冷たくてつらい
雪渓から立ち昇るガスの向こうに現れる大滝。今回の核心3/3。水被って登ったら心停止してしまうかもしれないね!ということで
2012年07月08日 12:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
7/8 12:07
雪渓から立ち昇るガスの向こうに現れる大滝。今回の核心3/3。水被って登ったら心停止してしまうかもしれないね!ということで
水を避けて右の泥チムニーを登る助六さん。
2012年07月08日 12:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
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水を避けて右の泥チムニーを登る助六さん。
上の方にあと一手のホールドが無く、珍しくロープ出して登る。いいですねこのアルパイン的な絵づら!
2012年07月08日 23:08撮影 by  DSC-TX5, SONY
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7/8 23:08
上の方にあと一手のホールドが無く、珍しくロープ出して登る。いいですねこのアルパイン的な絵づら!
やがて水流は雪渓の下に消えた。ここから1時間、雪渓登って鬼濃いハイマツトラバースするという労働がひたすら続く。汗とよだれを垂らしながら「しね……ハイマツしね……」などとうめきながら行く。
2012年07月08日 12:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
7/8 12:07
やがて水流は雪渓の下に消えた。ここから1時間、雪渓登って鬼濃いハイマツトラバースするという労働がひたすら続く。汗とよだれを垂らしながら「しね……ハイマツしね……」などとうめきながら行く。
水の流れが突然ゆるやかになり、かつなんか生温かくてこれはとても気持ちいい……
2012年07月08日 12:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
7/8 12:07
水の流れが突然ゆるやかになり、かつなんか生温かくてこれはとても気持ちいい……
笹薮の向こうでいきなり景色が消失し、白い。あの世だ!
2012年07月08日 12:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
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笹薮の向こうでいきなり景色が消失し、白い。あの世だ!
もとい羅臼湖ついたヤッター!
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もとい羅臼湖ついたヤッター!
(流れてくる亡骸)
2012年07月08日 12:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
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(流れてくる亡骸)
ガスが凄いぜ、幻想的だぜ!凄まじいアノヨ・アトモスフィアだ!
2012年07月08日 12:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
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7/8 12:07
ガスが凄いぜ、幻想的だぜ!凄まじいアノヨ・アトモスフィアだ!
メタルギア3のザ・ソロー戦か、64ゼルダの影リンク戦みたいだなあと思いつつ岸沿いを歩く。水中ウォーキングがダイエットになるわけだわ……疲れます
2012年07月08日 12:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
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7/8 12:07
メタルギア3のザ・ソロー戦か、64ゼルダの影リンク戦みたいだなあと思いつつ岸沿いを歩く。水中ウォーキングがダイエットになるわけだわ……疲れます
見えた!羅臼湖展望台!観光客がいないのがせめてもの救い!
2012年07月08日 12:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
7/8 12:07
見えた!羅臼湖展望台!観光客がいないのがせめてもの救い!
展望台からは木道が続き、霧の中に消えている。尾瀬っぽいですね尾瀬行ったことねえけど
2012年07月08日 12:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
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展望台からは木道が続き、霧の中に消えている。尾瀬っぽいですね尾瀬行ったことねえけど
(現れる泥田坊)
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(現れる泥田坊)
もうバス時間とか過ぎまくってる上に、メモってきたタクシーの電話番号間違ってて助六さんに正中線に正拳見舞われるかと思いましたが、総じて見て楽しかったNE☆(グッ
2012年07月08日 12:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
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もうバス時間とか過ぎまくってる上に、メモってきたタクシーの電話番号間違ってて助六さんに正中線に正拳見舞われるかと思いましたが、総じて見て楽しかったNE☆(グッ
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コメント

なるほど、
助六さんは、そちらでユダヤ人になったのですか…。
おつかれさまです。
2012/7/9 21:53
いくらなんでも
粘土はねぇわ
2012/7/9 22:48
だめだwww
何度見ても粘土で笑っちまうwww
2012/7/9 22:52
おみやげ
ちゃんと持って帰ってきたんですよね?
2012/7/10 22:42
Re:
>らえさん
助六さんは先日、すすきのでテント張ったのち、
日本のガザ地区ことSZOKに帰られました。
らえさんも助六さんと沢行ってみてはいかがですか。
異様に食い物が豪華ですよ!

>小作人さん
助六さんも「オウ……いい焼き物ができそうだな」って言ってたので
二人共疲れてたんでしょうね

>OKNさん
撮った2秒後に捨てた
2012/7/12 20:54
プロフィール画像
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