記録ID: 2050355
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東海
大無間山
2019年10月05日(土) [日帰り]


体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 11:17
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 2,288m
- 下り
- 2,283m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 10:18
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 11:13
距離 16.4km
登り 2,288m
下り 2,285m
5:37
44分
スタート地点
16:50
ゴール地点
思った以上に厳しいコースでした。小無間小屋までは、普通の登山ルートですが、その先は、終始タフなルートに変わります。P3からP1までは上り下りが続き、下山時にも同じルートを通るので、下山時には、ある程度の余力は残しておかないと、日帰りは厳しいと思います。鋸歯の崩落地は、想像以上に崩落が進んでいました。ロープがありますが、このロープが無ければ、通過は困難です。特に、下りの時は、かなりの石が流れ落ちました。もちろん、下に人はいませんでしたが、前後に登山者がいる場合は、間隔を空けて登ることをお勧めします。この日の登山で一番きつかったのは、小無間山への直登で、山頂では息が上がって、しばらく大の字に寝転びました。小無間山から大無間山までは、これまでの傾斜道が一転。穏やかな原生林の尾根歩きが楽しめます。ルートからはほとんど展望が望めませんが、鋸歯の先からの富士山の展望と、大無間山山頂手前の南アルプスの眺めは最高のご褒美でした。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
小無間小屋(P4)まではルート明瞭。ピンクのリボンが随所にあります。小屋から先は、P3〜P1まで急傾斜の上り下りが続きます。P1を下りきると崩落エリアが待っています。崩壊は思いの外、激しくなっている気がしました。崩落個所を抜けると、小無間山までの急傾斜。小無間山から大無間山までは、穏やかな原生林の尾根歩き。これまでの急傾斜を登ってきた苦労が報われます。下りは、来た道を戻らざるを得ないので、P1からP4までは傾斜のきつい登を強いられます。 |
その他周辺情報 | 諏訪神社の鳥居の脇に湧き水が流々と流れています。下山時には、ここで顔を洗い、思う存分、水が飲めます。下山後は駐車場の向かいの川井オートキャンプ場の田代温泉で汗を流しました。貸し切りの個室で入浴料300円。柔らかい泉質で、疲れが癒えました。 |
写真
撮影機器:
感想
42座目の日本二百名山。二百名山には、登るのに困難な山が多々ありますが、この大無間山もその中の一つだと思います。特に、日帰り登山となると登山技術だけではなく、体力と気力は必須となります。今回の歩行時間は約11時間。笊ヶ岳では往復13時間かかりましたが、今回の方が体力的な疲労は厳しく感じました。10月ともなると、午後の日の傾きが早く、15時頃には、樹林の中は暗くなります。朝は、日の出前にヘッドライトで歩き出して、丁度良いくらいかもしれません。今回の登山では飲料水を2.5ℓ消費しました。登山口を出ると、下山まで水の確保はできません。この日の気温は恐らく18℃前後。夏場だと、気温はもっと上がりますので、水の消費も増えます。下山時に十分な水をキープしておくことも大無間山の日帰り登山の課題だと思います。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1193人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
大無間山だよ〜
ご指摘ありがとうございます!漢字変換に気がつきませんでした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する