羽黒修験聖地巡礼

2019年10月07日(月) [日帰り]

• GPS: 09:22
• 距離: 11.7km
• 登り: 698m
• 下り: 1,300m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:50
• 休憩: 0:32
• 合計: 9:22

6:33 八合目 弥陀ヶ原
10:46 10:48 雨告山
12:00 12:30 西補陀落（秘所）
15:55 湯殿山スキー場トップ

天候

くもり☁

アクセス

利用交通機関：

自家用車

月山八合目弥陀ケ原⇔羽黒山随神門前駐車場⇔湯殿山スキー場トップ　は送迎あり

コース状況／危険箇所等

※崖・沢・背丈以上の薮多数 〜 先達無しに入るのは危険
※GPSは加工してあり、西補陀落の場所は伏せてあります。

写真

10/7 6:35

羽黒修験でも指折りの難所とされる秘所「西補陀落」を目指す
まずは月山八合目駐車場から弥陀ケ原へ

10/7 6:42

弥陀ケ原の草紅葉にも早々とお別れ
「雨告山」へ向かう

10/7 6:50

右中段のとんがり「雨告山」〜これだけでも4時間の行程

10/7 6:55

�‖瑤鮃澆�

10/7 11:17

��崖を降り

10/7 8:33

�Ｌ�を漕ぎ

10/7 9:32

�ぢ瑤鯏个�

10/7 9:49

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10/7 10:01

�Δ泙震�を漕ぎ
�　銑Δ魏薪戮盞�り返すと...

10/7 10:46

雨告山〜三角点もあります
ホントの西補陀落はここではありません

10/7 10:16

月山の山腹をよく見ると...
佛生池小屋から上下そして左右に展開するという「たげのご道」がくっきり

10/7 11:03

それでは核心「西補陀落」へ
豪雪のため気が横というか下に生える

10/7 11:31

今年はどの山もキノコが少ない気がする

10/7 13:15

濃い薮〜もはや地面を歩いていない

10/8 19:35

「西補陀落」〜羽黒修験最高の秘所の一つ 自分の脚と目で確かめるしかない
「東補陀落」が男性そのものであるのに対し、なるほどこれは女性と言える

10/7 13:49

西補陀落登拝を終え帰路に
薮は抜け通称「高速道路」をいく

10/7 14:02

鳥海山を右に

10/7 14:31

草原で小休止

10/7 14:43

左手に品倉をのぞみ、稜線を下る

撮影機器：

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

感想

utaro

羽黒修験...出羽三山には百をこえる拝所がある。多くは羽黒山や月山の参詣道・境内にあるが、そのうち幾つかは秘所とされ、さらに幾つかは健脚揃いの山伏ですら難儀する山深くにある。その難所の一つである「西補陀落」を廃れさせないために二十数年前から始まった西補陀落講に講中として参加する機会を得た。昨年は雨・熊の影響で果たせずだった。

「補陀落」とは観音様が降臨する神話の山で、月山には東補陀落と西補陀落がある。東補陀落は月山八合目弥陀ケ原から片道1時間程度で辿り着け、秘所でなければ、ログも豊富で比較的簡単にアプローチできる。

話は脱線するが、東補陀落その姿は男性そのものと称されるが、「対」というフレームワークは説得力を持たせるのにとても便利で、では西補陀落は女性ね、と言われてみると...ホントだと納得してしまう。仏教でいう「方便」が重要であることをまた実感した。

まずは雨告山、下り基調とは言え、沢・薮・崖を何度か繰り返すこと4時間以上、十人程度座れる広さの三角点のあるピークにはかつて山伏に担ぎ運ばれた「西補陀落 守山神社」の石碑がある。どの山が西補陀落かと言われれば正解かもしれないが、ピンポイントに言うと、ここから1時間程度〇〇した〇の〇〇が西補陀落である。本記録ではGPS・写真ともに加工した。そこに行きたい、見てみたいのも何かの縁かもしれない。羽黒修験 秋の峰の門から叩いてみよう。