記録ID: 2055239
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ハイキング
東北
新日本百名山の霊山に登る
2019年10月08日(火) [日帰り]
福島県
matusan
その他6人
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 03:18
- 距離
- 4.9km
- 登り
- 403m
- 下り
- 398m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 2:19
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 3:13
距離 4.9km
登り 403m
下り 403m
天候 | 霧雨後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山路は、良く整備されており、それほど危険な場所はない。ただし、岩場から見下ろす場所が多く、奇岩が連続するので、注意して歩きたい。 |
写真
感想
福島県のY山岳会との交流山行で安達太良山に登る機会を利用して、山岳会の仲間と福島県伊達市にある霊仙(りょうぜん)に登ってきた。
霊山は、国の史跡名勝に指定されている伊達市のシンボルで、平安初期に慈覚大師によって開山された古刹で、南北朝時代には、南朝の忠臣北畠顕家が義良親王を奉じて陸奥の国府を開き、北朝と激しい戦いを繰り広げた史跡である。
また、登山家の岩崎元郎氏が選定した「新日本百名山」の一座になっていることから今回山岳会の仲間と一緒に訪れた。
霊山は、最高点の標高が825mと低山ながら、かっての火山活動によってできた玄武岩質の奇岩・巨岩が切り立った山容を形作っており、山頂部は起伏に富んでいるものの、南北方向に細長く伸びた平坦な台地になっている。この地形を利用して台地には、かって霊山寺や陸奥の国司館が築かれ、南北朝時代には霊山城が築かれていたそうだ。山頂台地を取り囲む切り立った絶壁は、天然の城壁として機能しており、攻めるに難く守るのに優しい天然の要害だったことが良く分かった。
麓から山頂部および山頂台地上にハイキングコースが整備されており、西物見岩、東物見岩、護摩壇、親不知・子不知、国司館跡、蟻の戸渡り等をぐるりと周回できるようになっている。歴史に思いをはせながら、眺望を楽しむ格好のハイキングコースだった。
全山が広葉樹で覆われているため、紅葉の季節がベストシーズンのようだが、今年は紅葉の時期が遅れており、ちょっと訪問時期が早すぎたようだ。10月下旬から11月上旬頃が良さそうだ。
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訪問者数:688人
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