奥沼津アルプス 岩登り(ベテラン)コース
- GPS
- 02:00
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 456m
- 下り
- 461m
コースタイム
天候 | 晴れ、ちょっと曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
日守山山頂公園までは遊歩道で初心者でもOK、ローラー滑り台など有り、お子さん連れも多いです。 柵を越えて奥沼津アルプスに入るとまず急下り、その後アップダウンや狭めのトラバースなどが続きます。雨後は滑り易い箇所もあるので注意。 核心部は、岩登りコース(あったはずの「ベテラン」の表示は見なかった様な…?)とハシゴを下り岩の尾根を巻く迂回路がありますが、どちらもハイキングにしては少々スリリングです。 大平山への登りはかなり急です。 全般的に整備はされていて、難所以外は歩き易いです。苔の生えた岩の上なんかも濡れていると滑り易いので要注意。 |
写真
感想
週末の予報は雨では??
雷注意報も出ていたので、登山を自粛、の予定でした。
九州では大雨、こちらも金曜の夜中は稲光も走っていてかなりの大雨でした。
土曜は工場のおっちゃんの車の整備を手伝ったりしつつ、夜は近所の焼き鳥屋さんで飲んだくれてました。そして日曜…ん?降りそうで降らない。
でもある程度以上高い山は皆ガスの中なので、二日酔いも醒めて来て夕方ですが、
ちょっと体を動かせる場所…となると、最寄の沼津アルプスぐらいしか思い浮かびません。
という訳で今年も行ってみました。
今日の日没は7時ぐらいの予定、時間は十分あります。大げさな荷物も要らないし、飲み物とレインウェア、救急用品、ヘッデン、行動食だけ持ってトレラン用ザックで行きました。
去年と同じ道を、奥沼アの核心部入口まで行きました。
ここから今日は、岩登り(ベテラン)コースの方へ。
迂回路はハシゴを降りて、切り立った細い急斜面を、尾根を下を巻いて行きますが、こっちは岩の連なる尾根の上を行くコースです。
いきなり尾根上に突き出した大岩の上を越える所から。
岩のふちの部分を歩きますが、左がストンと90度に切れ落ち、下が見えない感じです。保険にトラロープを持って、足置きが命なのでもつれたりよたったりしない様、丁寧に一歩ずつ進みました。妙義でカニの横ばいを経験していたので、あの要領とでも言いましょうか…
岩を回り込むとハシゴでした。しっかり付いているか軽く揺すってみて、3点確保で丁寧に取り付き降りました。2本連結で5,6mぐらいの高さでしょうか。この前の焼岳のロングハシゴに比べればまあそう大したものでもありません。はしごを降りてみると、今居た岩は結構大きく、さっきのトラバースで踏み外していたらエライ事になってしまうトコだった、ってのが下から見ると良く分かりました。
次の岩に取り付く所は、ちょっと苔生しているのがイヤな感じでした。
幸いトラロープはここにもあるので、一歩ずつしっかり岩の弱点を見ながら、垂直荷重で進んで行きました。近場にしては中々のアスレチックです。
その後も大岩をよじ登ったり…尾根全体が痩せてるので、その場その場の難易度以上に、高度感があったり、もし滑落した時にうまく止まれず尾根下まで転がってしまう場合を考えるとちょびっとスリルがありました。
最後にウバメガシの生えた痩せた岩を通過して核心部はおしまい。
長くもなく、反対側から入口を見た時にありゃーと思ってたのに対し、意外にすんなり通過出来たので拍子抜け感も少しありました。大体星3つ〜4つぐらいの中級コースだと思います。
最後に大平山へと一登り。ここの急登は距離こそ短くも、結構ハードです。急登で知られる高山の一般登山道でも、ここまでの傾斜は中々なく、ご当地アルプスながら「アルプス」の名に偽りなしの起伏と変化に富んだ低山だと思います。
多比口峠からは整備状態も良く、楽な下山でした。下に降りてからはノンビリと、田の風景の中を沼津アルプスのシルエットを見上げながら、日守山まで戻りました。
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