紅葉霧中の雨飾山
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 972m
- 下り
- 972m
コースタイム
天候 | 曇り。朝イチは山頂が見えたが9時頃にはガスの中に。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特になし。台風19号以降の雨で道は湿っているか泥濘んで滑りやすい状態。下りで何回かヒヤっとしました。 追記)au(UQ)4G回線、駐車場から山頂まで基本OK。沢筋などはNGの場所も。 |
その他周辺情報 | 雨飾荘で入浴できます(700円)。雨飾荘の隣には雨飾高原露天風呂というオープンな野天風呂もあります。 |
写真
感想
高い山は紅葉ピークが過ぎてしまったので、紅葉ポイントとして目をつけていた雨飾山へ。
日の出前に出発しても駐車できるか不安だったので、登山口の雨飾高原キャンプ場の登山者サイトで前泊することに。
天気はいまいち、山頂はガスの中で何も見えませんでしたが、紅葉の荒菅沢や布団菱下はとても綺麗でした。
■のんびり前泊
白馬の和味亭で新そばを食べ、雨飾高原露天風呂でゆっくり温まったのち、14:00頃にキャンプ場へ到着。
駐車場はいっぱいで路駐している車もありましたが、ちょうど1台分が空いていい位置に駐車できました。
下山組が次々と帰宅して一旦閑散としましたが、すぐに前泊組がどんどん到着し、夜にはまた満車になりました。前泊して正解でした。
サイトは小さめのテントであれば20張り以上できると思います。この日は日曜日ということもあってかテントは11張り。場所にはかなり余裕がありました。駐車場は満車なので車中泊組のほうが多いということですね。
登山口にはトイレと水道がありますが、水は飲用ではなく洗い物も禁止とのことで、水は別途用意し夕食は簡単なもので済ませました(別途利用料を払えばキャンプ場の施設を利用できます。)。
夜に少し冷えてきましたが朝はそれほどでもなく、3シーズン用のシュラフ(一応0℃対応)で大丈夫でした。ちょっと肌寒かったので冬用のシュラフのほうが快適に眠れたとは思います。
■初めての雨飾山
翌朝、テントはそのままにして6:00頃に山行スタート。
道は湿っているか泥濘んでいるかで、すぐにズボンに泥はねがつきました。ポールやゲイターなどはすっかり使わなくなったのですが、この日はゲイターを持ってきたほうがよかったかもと思いました。まあズボンのよぼれを気にしなければ全く問題ありませんでした。
少し沢沿いを歩くと、あとはぐいぐい斜面を登っていきます。紅葉の中足元にも気を配り、しばらく進むと雨飾斜面の紅葉とやたらかっこいいギザギザ尾根が見通せる場所があります。尾根はシゲクラ尾根というらしく一応破線コースがあるようですごく歩いてみたい。
荒菅沢に降りて布団菱を眺めると、何だか杓子沢に来たような気分になりました。シゲクラ尾根や布団菱、その下の紅葉は思ってたよりずっとかっこいい面白い景色でした。しかし絶景が楽しめたのはその辺りまで……。
荒菅沢から別の尾根筋に取り付き登っていくと、長野側からガスがどんどん流れてきました。岩場を登って笹平につく頃には、山頂は完全にガスの中に。笹平はヤマレコで写真を見てちょっと楽しみにしていたんですがあまり見通せない状態に。まあ霧中の景色は写真映えはしませんが、幻想的というかそれはそれで雰囲気があるので嫌いではないです。夏ならば涼しくていい!とも思いますが、今回は流石に秋、風もそれなりに吹いており寒い。霧中の笹平を歩いていると目の前に山頂の凸が突然表れてちょっとびっくりしました。ホントに何も見えなかったので。
山頂からは少しだけ白馬が見えました。他の山々は雲に包まれているようでした。そして雨飾も雲に包まれすぐに何も見えなくなりました。
風が寒いのでレインウェアをシェルとして羽織り、甘いものとコーヒー、そして一服の休憩を取ってから下山しました。
下りは滑らないように慎重に歩きましたが、何回かズルっといきました。転びはしませんでしたが。でも上りの最中に予想していたよりは下りにくかったり危なく感じるところはありませんでした。
予定よりだいぶ早く下山できたので、椅子を出してのんびり喫茶しながらテントを片付けのんびり撤収。帰りに紅葉スポットの鎌池の様子をチラ見し、雨飾荘で温泉に浸かってから帰宅しました。
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